今の朝ドラの主人公笠置シヅ子が宝塚絡み（ここを落ちてOSKに行った）なので、各紙のコラムは宝塚の団員自殺事件を書くにマクラに振ります。ま、おいしいタイミングではあります。で、ふと思い出しました。幼少時によくあった素人の歌番組、その審査員に笠置シヅ子が出てましたね。このおばさん誰？戦後まもなくの大スターと言われても私たちは知らないわけです。他に高木東六とか。覚えてますよ、爺さんでした。誰？親の世代が視聴者の中心だった時代ですね。彼らは納得して見ているわけです、誰もがよく知っているのでしょう。ただの婆さんだったけどなぁと思い出しました。
イスラエル軍がガザの病院を攻撃したと、視聴者の情に訴える、怒りに訴える報道が続きます。新生児が、治療を要する未熟児が被害を受けていると重ねます。子供を殺すな。怒りを誘導するには最上のテーマですか。イスラエルには理由があって、病院地下にハマスの基地があるのだと。それを人間の楯（human shield）と表現しているのです。病院は攻撃せぬだろうとその地下に要塞を築く。理に適った策ではあります。地上戦です。戦車が病院に迫っていく。戦争法とか国際法とか、守るよという前提があればこその秩序です。どこにも絶対はありません。ウクライナ然り、ここ中東然り。やがて台湾にも。ですか。アメリカの３方面対応は無理でしょうねぇ。
