柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

痛快

2016-04-14 08:23:17 | Weblog
フランク三浦。やりますねぇ。昨日の朝刊で見て笑ったことでしたが、昨夜のニュース番組でも採り上げてました。こりゃ痛快ですよ。しかも大阪の会社と来ては喝采モノ。時計メーカーのフランクミュラーをもじってるのですが、その製品もそっくりパクってます。あのデフォルメされた大きな数字がそっくりに並んでます、誰が見てもパクリ。でも、文字板にはフランク三浦としっかり日本語です。これを意匠侵害か何かで本家が知的裁判所に訴え出たということです。で、判決は敗訴。平たく言えば、誰が見てもパクリのパッチもんで、グッチやエルメスなどの偽物とは区別できる、第一値段が違う、消費者を騙そうと言う意図は薄いから、だそうです。本家は100万円を下らぬそうです、でこっちは6000円。ここで大笑いですわ。ここで笑ってればいいんですよ。それを大人げなく訴えちゃった。金持ち喧嘩せず、と言いますね、こういう時の格言ですよ。これ、判決がどっちに出ても本家の負けですね。敗訴したから痛快感が付け加わってますが、逆でも「ケツの穴の小せぇ野郎だぜ!」と反発を生むでしょう。言うところの「男を下げる」です(男でも女でもいいのですが、既存の日本語として)。それだけ一般に知られているデザインであるという証明ですし、それだけ有名だということなんですから。森進一があれだけ誰彼にモノマネされるのと同じ理屈でしょうにね。社長が大阪人かどうかの問題は残りますが、こういうことやるのは大阪の気風です。快なる哉!きっと売れるんでしょうねこのパクリもん。裁判受けて立って正解でしたなこの会社この社長。さぞや脅し賺しを受けたでしょうにね。
コメント
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