柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

鉄則

2016-04-18 08:24:00 | Weblog
熊本地震、あれだけ壊されればと傍から見ていても気の毒としか言えぬ状況、避難所の不自由さもこちらの同情を遥かに超える厳しさでしょう、そこはわかってるつもりですが、報道が、その仕方がマニュアル通りというかいつも同じ絵です同じ質問です同じコメントです、飽きさせるが目的かと穿つことで。そしてちょっとした事を熊本に九州にこじつけます、誰かがホームラン打ったら九州男児と出ます、ゴルフも一番被害の大きかった益城町出身の者がいい成績出していて、プレーで元気をあげたいなんてこれもお決まりで。元気を、勇気をあげる(もらう)という物言いがすっかりこんな時の常套句になってしまいましたが、耳につきますね。もっと他のセリフはないの?と呆れますわ。マイク向ける方も方、こういうコメントを待っているわけですから予定調和もいい所なのですが、それを聞いてる方も聞いてる方で。こういう時は悲しんで、同情して、しかしその度が過ぎると差別になるからと怖れて、当たり障りのない所で誰もが善人を装うマニュアルです。こればかりは同調できぬと天の邪鬼は一人とんがっています。アメリカの救助申し出を無碍に断れぬのでしょう、オスプレイの派遣提案を受けたそうです。こういう時こそ大量の輸送能力を持つヘリコプター、すなわちオスプレイの出番でしょう、道路も鉄道もダメ、しかも空港も閉鎖されてる状況なのです。それをNHKはオスプレイが日本国内で実際に使われるのは初めてのことだと、さも危険のように言います。次の防衛予算の中にはオスプレイを何機か注文しているというのに。ったく、この期に及んでの「文句言い」達です。今必要なことをドカンとやる。危急時の鉄則でしょうに。
コメント
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