世論

新聞社やＴＶ局のやる世論調査がバロメーターのような扱いです。無作為に選んだ何人かに電話して、と一応調査の背景を提示してますが、統計学的な価値と民意とを混同するすり替えです。都合のいいように使われてます、具体的には政権政策への批判として。新国立競技場建設へのアンケート公募がネットに上がってるそうです。そんな雑多な意見を集めて、単純に集計して％表示してそれで終わりですよ、。参考？んなことないです、都合よく使うばかりです。行政の手法です、ご意見を戴きました、です。70年談話にお詫びを入れる方がいい？要らない？なんて事まで聞くんですＮＨＫは（ＮＨＫに限らぬことでしょうが）。国民が発するんですか？為政者が、時の国の指導者こそが出す指針でしょう。こんな時に民意などいりません。多数決至上の弊害です、民意を天の声のように奉るは明らかに作為です。どうにでも操作できるものを錦の御旗に祭り上げる。見え見えの作為でしょう？
　サンダーバードが新作なって放送されるそうです。このＣＧの時代です、もっとリアルになってるんでしょう、あるいはそれぞれの装備も一新されているのやもしれません。見るのが楽しみのような怖いような気分ですが、それはつまり、あの人形劇の、あの動きでのあの迫力こそに多くの少年少女が心を掴まれたであろうからです。スコット兄さんがまず一号で駆けつける、次兄バージルに指示して二号が最新機器を積んでやってくる。二号の発進場面が何とも格好良くて、人気があったですね。いくつもプラモデル作ったもんです。賢兄もそうだったでしょう？もう一つ、あのオープニングのセリフ、Thunderbirds are go! この文、中学英語ではＸですが、どういうニュアンスなんでしょうね。日本語にしたらどうなるんでしょう。行け！サンダーバード。行くぞ！サンダーバード。それともサンダーバード、発進！でしょうか。