時期

毎年この時期は終戦記念日に向かう流れで、ＴＶ新聞も戦争特集モノが多くなるものですが、今年は妙に多く思いませんか。70年めの節目です、確かに。でも、何かに書いてありましたが、70年も経っているのにいつまでグジグジ言ってるんだ？という側面は確かにありますし、50年目はまだしも60年70年とどうしてウジウジいつまでも謝ってるんだ？との指摘には肯ぜます。そういう真正面からの考察もさることながら（70年前の戦争を総括してないから、という大正論）、もっと直截には今次の安全保障法制への反対行動ですね、ＮＨＫだけじゃないです各局各紙揃ってやってます。もちろん反対賛成の色の違いは明確ですが、きっとそういう目で考えで見なければ言われるがままにぼんやり呑みこんでしまいます。あんな無茶な戦争やったのは政府だ、国民は赤紙一枚で使い捨てられたのだ、そう「実例」で示しながらどの局も新聞もはっきりは書きませんが、問わず語りに天皇が悪いと持って行きたいんですね。だから戦争には反対せねばならぬ、今次の安倍さんの法案は戦争に巻き込まれる法律なのだと。戦争できる国に造り変えたい、きっと次は徴兵制だと、どんどん拡大解釈です。戦争しないために、と何度も安倍さん言ってますよ。欧米の浸食に抗うという、そんな時代じゃないんです、具体的に中国に対抗する目的です。だから安倍さん、やっと具体的に想定敵国を口に出して。議論しましょうよ。でしょう？