柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

気持

2015-03-19 08:26:58 | Weblog
最高のベア回答だそうです。経済学者達の鼻ぴくぴく顔が見えるようです。これがマインドなんだ!とかなんとか。デフレからの脱却への一番の要素はデフレマインドからの脱却なのだと説く、ふんふんのしたり顔を何度も見ましたから。経済対策、金融緩和や財政出動などアベノミクスの方策論は業界用語が理解を邪魔するのですが、結局は金使う側、つまり私達一般ピープルのマインド、消費欲、モノを買いたいと思う心だというわけです。デフレマインドとは、給料増えないし将来考えたら蓄えがいるし、そう思うとそんなに欲しいモノもないし、と段々縮みこんでしまう気持ちです。財布のひもが緩まない、緩められない気持ちのことです。緩めるためには先立つモノが要ります、金がないと物を買えませんから。だから給料上げてやってくれ、そのための第一の矢、第二の矢だったのです。そしてその果実として給料が増える時期が遅れて(これは十分に想定されていたタイムラグですが)やってきたというわけです。アベノミクスは失敗だ、第三の矢が届いてないと追求していた連中、どう反応しますかね。だんまり決め込めば済むことですが、大企業に限られたことだ、地方の中小企業にはまだまだ届いてないと負け惜しみでも言いましょうか。安倍さんの勝ちでしたか。どこかが開くと次々に右へ倣えになって行くんですよねこうやって。どこかが上げれば上げなければならなくなるわけです。これもマインドですよ。連鎖反応。デフレマインドからの解放。ここまで来たら次は消費者のマインドの問題になりますが、さてさて。
コメント
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