運命

ブルートレインが次々に消えていくという記事です。九州新幹線ができて（あの3.11が開通日だったんでしたね）、ブルトレの代名詞だった東京発九州行きの寝台特急が次々に消えたのが昨日のようですが、今度は札幌行きが消えるそうです。大阪発のトワイライトエクスプレス、上野発の北斗星。長距離列車は夢があるんですロマンというのか、憧れのような気持ちが湧きあがります。当地柳井も西鹿児島行きの富士やはやぶさ、長崎行きのさくら、他にあかつきやあさかぜと思いだせば多く走ってましたね。が、新幹線が通れば便利さに大きく欠けますから客が減ります当然です。ファンだけではコスト満たせません。丁度新聞に出てましたこの3月で山陽新幹線が全線開通して40年だと。これ、とても記憶に生々しいのですよ、40年前は私が高校出た年、つまり受験に都会に出て行った年、昭和50年です。岡山以西が繋がってなかったんです、丁度間に合わなくて。ですから岡山まで在来線で出て、そこから新大阪まで新幹線に乗ったという思い出です。山陽本線在来線に特急が健在で、でも昼間の特急はきっとみんな岡山止まりに変更されてたんじゃないですかね。ちなみに高校二年時の修学旅行、田舎の高校の例にもれず東京に行きましたが、専用列車ってのがあって在来線をずっと東京まで行きましたよ。新幹線は岡山まで来てたはずですが。そんな時代です。在来線を長く長く走る列車。格好良いと思ってましたねぇ。時代の要請です、消えるべき運命です。そうとは知りつつ、昔鉄チャンもどきだった者には、大阪ー札幌なんてプレート（表示）見るだけでズキューンなのではあります。