柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

責任

2012-05-20 08:13:25 | Weblog
金環日食ばかりTVも新聞も煽ってます。何ぼのモン?記事によると前回は1839年だったとか。そういう一生モノであることはわかりますが、だからどうなのよ。天体マニアにはたまらぬものなんでしょう、そういう趣味の世界の高揚感は理解します、好きなものは仕方がないのです。最近には皆既日食があったですね、小笠原諸島や鹿児島沖の小島に多数のマニアが本格的なカメラ据えてる映像、あの時もあちこちで曇ってたか雨降ったかでしたね。今回も曇天予想です。NHKの天気予想士も調子に乗って軽口言ってます、何とかして下さいよとキャスターがアドリブ振ると、何とかしたいですと言ってます。できん!っつうの。
 節電要請(という名の強制、脅迫です)ばかりが先行してます。誰かが言ってましたが、こうなること、やがて原発が全部止まって電力不足になることは原発事故当時からわかってたことだのに、対策をとらずにその時期、夏の大消費期が近づいてきてバタバタと騒ぎ立てる。何やってる?と。電力制限令という法律、命令があるそうですが、それは布告せずにあくまで要請にとどめるという例によっての玉虫というか責任回避、人の所為にしようという狡さです。節電してくださいね、協力してくれないと計画停電します、そうしたくないでしょう?と一般消費者、つまり国民に責任押し付けてるわけです。僕は言いましたよ、節電しないと危ないですって。枝野の言い方はまさにこれです。国の責任は誰の責任でもないというのは昔からよく言われる事、長年かけて組みあげられてきた仕組みなのですが、どいつもこいつも逃げる逃げる。誰が怖いのか(もちろんわかってます反原発の連中のしつこい突き上げです、それに伴う次の選挙への影響です)、節電ばかりを言い募る。原発をどうします、とは言わない。これも人の所為にする手筈です。地元の意向、周辺自治体の承諾を第一に置く狡さ。節電しなければならぬのは原発が動かないからですと暗に言ってる。正面切って言わない。ここでも書きましたが、大谷某のような反原発勢力はこれをこうすり替えます、原発をなくすからここは辛抱してくれとどうして言わない?と。誰が決めたんだ原発なくすって?故障もトラブルもしてない原発をどうして動かさない?こっちの方がおかしいでしょうに。橋下が会合でケチ付けてます、大飯原発再稼働に係る地元議会の承認を受けての周辺自治体の意見聴聞会です、政府の再稼働への条件(細野大臣が三つの条件出してます)は原発の安全を問うものではないと。先の福島原発の事故を再現させないように対応する、あれが千年に一度の大天災だったんですから、そういう対応で十分じゃないですか。この男の理屈はその辺りでただただ大声出して腕振り上げている反原発運動家と一緒です。絶対安全を人質にしてゴネる。原発はエネルギーとして日本には必須のものだときちんと前提する、だから天災に対する対応を十分にして稼働する。ひとえに今次の大事故を繰り返さないようにという対応です。それで十分でしょう?それを越えるような、起こるか起こらないかわからないような大天災や他国からの攻撃などを「必要以上に」考慮することによって、日常に支障をもたらすことが正しい処置とは思えません。反原発連中のなし崩し、問題すり替えに引っかかってはなりません。どうして電力が足りないのか。我が中国電力エリアまで節電を強制されることへの違和感(反発)は大きいです。福島原発事故が原因ですか?大震災が原因ですか?違うでしょう?バカ菅が浜岡原発を大した考慮も大局観もなく感情のままに止めたことで反原発連中の背を押した、あの流れを誰も止めようとしなかったからですが、反原発という、安全、命の危険を前面に押し立てた文化文明の否定破壊行為、それに代わる対案も将来に亘る国家観の何もない、空っぽの亡国イデオロギーに振り回されてはならぬのです。橋下も、俳優辞めた山本某も、その辺りにウヨウヨいる左翼ジャーナリスト達も皆声が大きいだけのイデオローグなのです。国家を考えてないのです。節電強制が中小企業零細企業をどれだけ傷めつけるか、このデフレ時にどういう結果をもたらすか、考えてない。今この国難危急時に、発生不確かな災害に対する人の命、安全を優先します。違うでしょう?違いますよ。絶対間違ってる!
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