柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

操作

2011-04-20 08:45:00 | Weblog
TVは伝えませんし、新聞の片隅のベタ記事ですが、あの尖閣事件、もう遥か記憶の彼方に追いやられた感の強い中国の領海侵犯事件、那覇地検が船長を起訴しないと言って釈放して、菅さんがこの地検の所為にして頬かむりしたあの事件、検察審査会でしたか、小沢さんを再び法廷に引っ張り出した、誰が審査しているのかもわからないけれど(素人さんだろうということですが)あの小沢さんまで抑えつけちゃったあの審査会が、那覇地検の不起訴不適当と判断したんだそうです。つまり小沢さん件と同じようにもう一度検察が捜査し直すんです。起訴するわけですね。あのピースサインしていた、あきらかに「兵隊」の船長をもう一度しょっぴくんですかね。こりゃ面白いわい、なんですが、今の菅さんにそんな余力残ってませんな。震災、原発、どれも先も何も見えない今、どうしろって?同時進行なんてできるタマじゃないですわ。こっちにだけ前原さんを復帰させたらどうです?対中担当にだけ連れてくる。いい案でしょう?もっともこれも片隅ベタ記事でしたがこの前原さん、何ちゃら長々しい名前の役職に復帰したんだそうですが。こそっとあちこちでやっているわけです。大マスコミのチョイスばかりが真実ではないのですが、そうは言っても強い光の当たっていることしか私達には見えないですからね。事件事象に光を当てるのがマスコミで、焦げるような強烈な照明をあてるのが大マスコミというわけです。影になってる部分にも注意を払わねばならぬし、それも真実に違いないわけですが、その全てが私達の前に並んでいるのではないのです、私達が選択すると簡単に言いますが、いいえそんなことはできないのです、新聞を何紙読んでも、各局のニュースを全部見ても、それらがつるんで恣意に都合よく取捨選択配布した情報なれば(これが記者クラブを独占する大マスコミという図柄です)、見聞きする我々には正しい間違いではなくて、記憶の強化、刷り込みの強化にしかなりません。ああこうなんだ、です。どの新聞にも書いてあるから本当なんだろう、と。しかし片隅に載せるという態度はどういう表明なんでしょう。全く載せねばいいわけですね、でもそうはしない。一応知らせましたよ、情報操作しているわけではないんですよ、という言い訳でしょうか。大きく載せないだけです、でしょうか。それが情報操作だ!って話ですけれどね。週刊現代が大相撲協会が八百長を認めたことを受けて、先に北の湖が理事長の時に裁判起こされて負けた時の賠償金を返せという訴訟起こしたそうです。これも片隅記事です。週刊現代には大きく載るんでしょうが。震災、原発が今の大事です。それは認めますが、この辺りの判断、読み手の判断、それを見越した大マスコミ側の、それは時の政権のということですが、操作具合。こういう認識が要るのでありましょう。
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