柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

高説

2011-04-12 08:16:46 | Weblog
余震なのか新たな地震なのか素人には情報のままに受けるしかありませんが、長く続く地震禍です。まこと気の毒に思いますが、これこそ明日は我が身です。地震の気味の悪さは十分に理解します。たった今も東京に影響する大きめの地震です、NHKは鉄道地下鉄が止まると言ってます、またまた大混乱です。電気は?水道は?電線のように宙を渡すにしても、電波を飛ばすにしても電信柱や発信局は大地に立つわけで、その大地が揺れて崩れれば何もかもが・・という当然過ぎる現実なのですが、その脆さです。全く新しい運搬配送手段が現れましょうか。
 福島原発事故がINESという国際的な尺度でもって最悪のレベル7になったそうです。この事故が起こった時から新聞紙上では色々比較が載っていて、過去このレベル7がチェルノブイリ事故、アメリカのスリーマイル事故がレベル5。当初政府の見解は5じゃなかったですか、海外は6と認識しているという齟齬が報道されていたと思います。それが7ですって。どんどん悪くなってますからね確かに。終息どころか・・の話です。福島県全体が何年何十年も人の住めない地区になってしまう恐れは十分ですね。東京電力の社長が初めて(!)福島県知事に謝りに行って、知事は門前払いしたそうです。怒りなんてもんじゃないんでしょうが、しかし、ですね。住民に対する申し訳なさは知事という立場であればこそ身を心を押し潰すほどのものでしょうし、その怒りの矛先は東京電力に向けるしかない。十分理解しますが、国策を押し付けられておまけにこれだけの被害を受け容れねばならぬこの理不尽!との憤りの裏に、原発受け容れそして40年に亘る維持管理に係る県行政、周辺市町村行政(財政)への「貢献」を隠しきれましょうか。どうしてくれる?でも過去に40年もあるんです。ここですね。原子力村。この構成員であったことではあります。しかし、この目覆うばかりの被害、放射線汚染は確かなことです、こちらの終息へとにもかくにも向かわねばなりません。TVの前で高説垂れてる専門家達、早くどうにかしなさいな!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする