柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

人事

2010-06-07 07:21:46 | Weblog
菅内閣人事が公表されていきます。土曜日の夜中だかに官房長官、幹事長、国対委員長を発表するも、6日日曜日の発表では7日の月曜日は新聞休刊日だから周知に弱いとの読みもあったはずとコメントされてました。なるほどね、あれこれ穿ち鑿されるわけです。国対委員長に樽床さんとはまた見え見えなノーサイド人事ですこと。ここは前職があのやくざ顔の山岡さん、小沢さんの筆頭腰巾着です。押しが利く人、問答無用で押し切れる人、が適当なんでしょうが、自民党で言えば大島さんのような人、大丈夫かなこんな関西弁のさわやか系で。枝野さん結局引き受けました、これもトップへの道ですから彼にとっては大チャンスではあります。この業界で生き残るためには実績に積み上げと本流にいること、そして何よりチャンスを逃がさぬことでしょう。小沢さんと距離置いていたことが今回幸運を呼んだわけですから、これはこれで正解成功だったのです。この先はこの人の処世次第ですが。元幹事長のキャリアは軽くないでしょうし。細野さんはどうなったんだ?幹事長代理です、前が副幹事長でしたね、どっちが上なんです?わかりません。大体が正幹事長が元気で何の問題もないのに代理もくそもないと思うんですが、そういう意味で考えれば正幹事長に準ずる地位なんでしょう、副幹事長より上。こういうヒエラルキー業界、肩書社会ではありがちなこと、男の群れ社会での順位はとても大切なんです。蓮舫さんも大臣になりました。どこまで、一番こういう言葉が似合わない山岡さんも何度も口にしていた、清新さを貫けるか、口ではノーサイドと言いながらきっちり小沢色を断てるかがポイントの筈でしたが、なんと副代表に石井一とその山岡さんです。おいおい、そんなに怖いのかい、反小沢の三人が雁首並べてこんな日和見人事です。石井一さんは公明党嫌い創価学会叩きで有名な人ですが、小沢さんの盟友、というかやくざの兄弟分みたいな人です、小沢って呼び捨てにするし。山岡さんは名実ともに腰巾着。これで小沢派を懐柔しようというんでしょうが、そんな姑息な手は向こうさんの思う壺でしょうにね。副代表というのは確かに飾り、名誉職でたいした発言力もない地位ですが、そういうポジションと知りつつ就ける、また当人も就く。ガス抜きでしょうが、見ている方はがっかりします。この2カ月が勝負なんです。何年先は、などと寝言言ってる場合じゃないんです、この2カ月にどれだけ世論を味方につけられるか。時間が限られているから余計に今のアピールでしょうにね。違いましょうか。
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