柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

羨望

2009-10-02 08:18:43 | Weblog
中日立浪が引退です。PLで春夏連覇して鳴り物入りで中日に入団、星野がいきなりレギュラーで使い続けて、相当のタマであることを自ら証明して新人賞のベストナインのと輝かしくデビュー、何度も怪我してそれを乗り越えて、長島を追い抜くヒット数積み上げて、二塁打数の日本記録作って・・の名選手でした。桑田清原の二年下ということはだいぶ後になって知りました。あの頃がまさにPL全盛時代です。私が広島にいた頃この人の若い時に当たりました、広島球場でよく見ました。遠目に見ていても小さい奴でしたよ。ショートにいました。くるくるよく動く奴という印象でした。広島球場では常に三塁側内野席で見てましたから目の前です。そういえば掛布も衣笠も高橋義彦も野村も目の前でした。オールスターを見に行ったことが一度だけあり、その時はなんとあの野茂が、選手いなくなって代打に出るなんて試合でした、思い出しました。いや、立浪の話です。ミスター中日なんて呼ばれてますが、記録からいってもその資格は十分ですが、さて皆さんは中日といえば誰を思い出しますか。杉下なんてのは古い人です、江藤って人もいました、星野、谷沢、高木守道(何故かこの人はフルネームで呼ばれてましたね)、中、田尾、中尾・・やはり派手さで星野ですかね。立浪、どの辺りに置かれましょうか。見ているにおとなしい感じの人ですから、解説者やら指導者への道は洋々と開けているのでしょうが。時代を飾ったスター選手がまた一人去りました。この人たちの時代がPLの全盛であったと同時にきっと高校野球の全盛期だったんじゃないですか。桑田清原の周りに池田高校がいて早稲田実業の荒木がいて浪商にはドカベン香川。面白かったですよね。そういう時代を画した人でもありました。全国から才能が集まる中で先頭を張り続けるセンスと実力。仰ぎ見るばかりのことです。
コメント
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