アデン湾で海賊14人を拘束 イエメン

イエメン沿岸警備隊は日曜日14人のソマリア海賊をアデン湾のソコトラ島沖合で拘束したと国防省が発表した（5月7日新華社）

「イエメン沿岸警備隊は日曜日朝早くにソコトラ島沖合でソマリア海賊14人を拘束し、尋問のため治安当局に引き渡した」とウエブにより短い
声明文を発表。4月19日イエメン内務省はスペイン海軍艦艇がイエメン人漁民9人を解放したと発表、彼らはアラビア海でソマリア海賊に拘束されていたもの。昨年11月イエメン犯罪裁判所は10人のソマリア人に対し10年の収監刑裁定した。理由はイエメン領海にける海賊行為であると国営SABA通信が報じた。アラビア海とアデン湾は海賊が跋扈することで有名。イエメンとソマリアの間の海は年間2.5万隻の船舶が通航する。

津浪の瓦礫の怪獣がアラスカの沿岸を汚しはじめた。

サッカーボール、バイク、一年前日本を襲った巨大津波によるその他の瓦礫がアラスカの海岸線に出現し始めた（5月6日AND）

「津波の瓦礫がここに漂着と言ってもよい」ジュノーの海洋保護連合基金MCAはどこにどのような瓦礫が漂着したかの追跡をおこなっている。放射能はあるのか（今のところそれはない）コデイアック、ヤクータット、シトカ、クレイグなどには最初に漂着している。「我々が見つけているものは浮子、発泡スチロール大きなコンテナなどで風で運ばれてきたものである。そのコンテナの一部には毒性の危険あるものも含まれている」とBurden。「我々が見つけたドラム缶はそうしたものがいっぱい詰まっていたが、それがなんであるかはいまだわからない。だから我々は大規模な環境問題が起こるのではと懸念している。またこうしたものにどう対応したら良いのか検討を始めたところだ」

どこであれ発見された瓦礫はチェックされるとBurdenはいう。また不可思議なスラッジが一部の海岸に打ち上げた。明らかにコンテナからのものだ。また数日まえに膨大な量の浮遊ゴミがプリンス・ウイリアムサウンドの南で発見され話題となったところだ。しかし最悪のものはいまだやってきていない。「来年にはもっと大型の瓦礫が海流で運ばれ漂着すると見込まれる」と彼は警告する。
「まったく違ったものであろう。水を介して別の軌跡を描き異なった場所に着くだろう」「間違いなく悲劇だ。非常に大きな環境的危害をもたらすだろう」とBurdenはいう。…アラスカの海員、漁業者、パイロット、海辺を散歩する人たちはこれからやってくる津波の瓦礫について重要な役を担う。瓦礫を見つけたらその位置や、何であるかを我々MCAに知らせてほしいと要請。MCAはNOAAと情報を共有する。詳しいことはMCAFoundation.org.でみることができる。（以下省略）

マリファナ入った容器が浮いていた 米国

米国当局が4トン以上のマリファナが詰まった容器がカルフォルニア沖で浮き沈みしているのを発見。この種の押収としては最大規模のものでメキシコの麻薬業者は海上のルートをとることが増えている（5月22日Reuters）

米国沿岸警備隊はオレンジ地方の12浬沖合に不審な物体が浮いているという通報をボート乗りから受けた。沿岸警備隊オレンジ地区と国境警備隊が出動180個の容器に入った8068ポンド（およそ3660Kg）のマリファナが入っていることを発見した。こおれは異例なことでこのように大量なのは見たことがないと国境警備隊サンデイエゴ部局の報道官Jerry Conlinはいう。このように大量の物を見つけ確認のために転覆や沈没した船がないかどうか調べたが見当たらなかったという。

カルフォルニアの沿岸はメキシコの密輸業者の回廊となっている。当局は治安強化をはかってはいるがマリファナの密輸のみでなくメキシコ漁船による密入ごっくも行われている。中央アメリカのカリブ海側ではこうした海中投下が米国沿岸警備隊に見つかりそうになったときに行われている。

蕎麦：ロシアの奇跡の食べ物

戦争、飢餓、革命、様々な災害を体験した世紀、ロシアはそれらの重荷をしょってどう生き延びてきたのか。その答えはソバが常食であることによるのではないか（5月1日RBTH）

この堅い穀物は東欧では古代から主食であった、そしてロシア人はとくにソバに固執する。バイカル湖の周辺はソバが定常的に耕作されたはじめての土地と記録されている。長い間アジアで高い評価をうけたソバは、東欧がソバのカーネルKernelであるのに対しそこでは麺にするのが一般であった。カーネルはGroatsと呼ばれ、トーストしたあとにボイルしおかゆporridgeのようにして食べるかあるいは米やポテトのわき役となる。

急峻な地形の中央アジアとシベリアの平原ではソバは歴史的な交易や侵略のルートを経由して西からやってきた、南スペインの平原に敬意を表してサラセン麦“Saracen Wheat,” と呼ばれる。ソバの短期間の成長とやせた土地でも繁殖力旺盛なことからヨーロッパの貧しい農業人口の手ごろな命綱食となった。 オランダ人はキリスト教典に敬意を表した。彼らはこの粘りの強いソバを“boek weit,” ないしは “book wheat,” と呼んだ。そして新大陸に持ち込まれ19世紀には広く認められるようになった、しかしその後今に至るまで無視されている。

ソバには強力な栄養学的効用がある。「ソバはコメ、小麦、アワ、コーンなどよりもタンパク質に富んでいる。しかし問題を起こすことのあるグルテンは含まれない」ベストセラーとなったダイエット本を著したDr. Nicholas Perricone, MD,はソバを彼のリストの第一番にあげその患者に勧めている。
ソバは多彩なロシア料理の定番のひとつである。自分が初めて体験したのは1980年代の後半ペテルスブルグでのことだった。食の供給が不完全で信頼できない時代だった。友人のAsiyaとその母親とソバ、ロシア人が “grechka”とよぶ物を食べた。それはいつの時もそうであった。ソバに並ぶロシアの食材としてはキノコがある。（以下省略）

写真：ソバとホワイトマッシュルーム

26港が年間1億トン以上の荷扱いの実績 中国

年間1億トン以上の荷扱いをする港が2010年の22港から26港になったと中国交通部が発表した（5月10日SNT）

17の海港9か所の河港の中で寧波舟山が6.94億トンで最上位。揚子江デルタには11港があるが、多くは各地に分散。重慶と西部地区の北部湾もこのリストの中に上がっている。石炭の扱いの秦皇島についでの基地である黃驊港も昨年1億トン級の港の仲間入りした。あたらしくリストに載った4港のうちの3つは台州，重慶，嘉興港ですべて河港である。

中国における河港の発展計画は地元の要請と支援政策によって強化されたものである。昨年、交通部は450億元(US$7.14 billion)を2011年から5年間の間に投じることを決定している。依然尾5か年計画に比べて170%の増加である。2006年億トン級は12港、2009年にはそれが20港と増えた。しかし中国の経済成長は鈍化、しかし成長は着実である。分析では中国の港の成長は今年は１0%と見込まれる。昨年は12.4%であった。

グリンピース活動家が自らに手錠をかけた

北極海の基地の開発のためにShell社が傭船したフィンランド砕氷船上での展開（5月4日ロシア漁業新聞）

グリンピース活動家がスエーデンのOland島近くでShell社傭船のフィンランド砕氷船の甲板上で自ら船体と手錠でつないだとグリンピースロシアが報じた。「スエーデン、デンマーク、フィンランド、オーストリア、イスラエルの6人の活動家が砕氷船Nordikaに乗り込み手錠で船体とつないだ。Arctic Shell社に対し北極陸棚の掘削計画を止めるように呼び掛けたとグリンピースロシアが声明文で伝えた。
最新のTwitter情報では活動家らは砕氷船に7時間半乗船した。活動家らによればフィンランド砕氷船NordicaとFennikaは2隻の掘削船を支援するためにアラスカの北岸に向かう、シェル社は今年チュクチ海とビューフォート海の探査を5か所で行う。これまでにも彼らはシェル社の傭船した砕氷船に対し抗議を行ている。この時にはシャベルやブラシを持ち込み、氷の下での漏油には近代技術でも立ち向かえないことの象徴とした。

貧富差の拡大：アジア

アジアでは貧富の差が拡大している。
およそ31万人のマニラのスラムの住人は橋の下や下水溝の上に居住している。こうした違法構造物が流れをせき止めさらなる洪水の原因となる。この国は地震や台風の襲来も多い。（5月1日BBC）

北朝鮮が中国漁民を拘束

国際報道によれば、北朝鮮の警備艇が29人の中国漁民が乗った漁船を拘束した（5月20日Townhall）

海軍司令部は漁民の釈放金として120万人民元($190,000)を要求していると中国報道が木曜日に報じた北朝鮮海軍司令部は活動費用をまかなうためにこの金を要求しているのものと思われると。彼らの収入源は漁業と中国や韓国の漁船を北朝鮮領海内で操業したとして拿捕し身代金を要求するもの。こうした彼らの行いは朝鮮戦争以降日常的、季節的に行われるという。こうした活動は中国に不快感をもたらす、がほとんどの場合金が支払われるという。

アフリカ開発銀行がトレアラの漁業計画を支援 マダガスカル

伝統的漁法がマダガスカルでは広く行われている、およそ59,000人の漁民は主に沿岸やサンゴ礁での漁を行っている、特に南西部のトレアラTulearがそうである（5月2日allafrica）

彼らの行動半径はカヌーによるもので10㎞以下である。沿岸域は近年乱獲により水揚げも減少している。タコやロブスターなどは漁獲過剰の危機に瀕し、ほかの対象種もたとえばナマコ (holothuria)は典型的に消滅している。しかし伝統漁が収入を得る唯一の方法で、とくにTular地方がそうであるが、連続した干ばつが後背地の人口をここに引き寄せた。

Tulearの漁業共同体は伝統的な漁業を持続させることを目的に受益者団体や政府のサービスによる支援プロジェクトを組んでいる。また漁民に対し十分な設備を与えることを求めている。アフリカ開発基金による支援額は9400万ドルで、計画は2006年に開始された。これまでに参加型管理のもとで30件の海洋保護区がトレアラ地区内に設定され、タコの水揚げが5倍になった。2011年末にはタコの水揚げは年間あたり400～500トン増加したがこれは保護区のおかげである。

経済活動を多様化するためにプロジェクトは地元種のナマコsea cucumber (holothuria)の養殖のための新技術を受け入れようとしている。これはトレアラ漁業海洋科学研究所によるものである。またプロジェクトでは海藻の養殖開発も支援キリンサイ (Eucheuma)である。この海域はこの活動に向いているため民間が投資に参入。また14か所の水揚げ設備を計画している。このほかにタコ漁獲後の価値の喪失を防ぎ付加価値を上げるための製氷工場2か所を計画している。

地元共同体は海洋保護区の認識と管理過程に緊密にかかわっている、これによりこの地区における主要漁業資源の持続可能な利用を図る。漁業製品の年間輸出はそのほとんどがタコ（およそ90％）で、トレアラ地区のみでおよそ1600万ドルである。これによりプロジェクトが評価された。地元民に新しい仕事が生まれた。水揚げ場の建設も新しい収入源となる。今日までに婦人を主体とした265の生産者が新活動で恩恵を受けている。

売り上げ好調スーパーマーケット ベトナム

ホーチミン市内の市場の売り上げはこの10年間低迷、しかしスーパーマーケットＳＭはこの間に年率19～27％で売り上げ伸長した（5月4日VNA/VoV）

消費者らはSMでの買い物を好むと調査会社はいうこうした買い物の習慣の変化はSMで扱う商品の性格に強い影響を与え、食品への集中が進んでいる、Sai Gon Coop の副専務Bui Hanh Thuは生鮮食品の売り上げが年率利40-50 ％伸長しpercent a year and account for 18 percent of Sai Gon Coop Mart社の売り上げの18％を占めるようになったという。 SMでは1000品目以上の生鮮品を扱うといい、需要を満たすための半可能あるいは調理済み食品の扱いを検討しているという。

HCM市産業貿易管理局長のNguyen PhuongはSMは従来の市場に対して3つの特長があるという。まず初めに品質と数量が確実で、生産者、加工者、賞味期限、価格などがはっきり表示されている。次に、選択の幅が広いこと。3番目は生産者と連携があり、配送のアフターセールス・サービス、設置や定期点検もあること。消費者の多くはSMへの移行を衛生面だけではなく時には伝統的な市場よりも安価という。

競争のできる価格での安定供給のため多くのSMは農業組合、農民などと投資や生産技術、収穫後の技術面につても提供することでこれらと提携している。生産者、配送業者、消費者のすべてが恩恵を受ける。この方法のパイオニアとしてMetro Cash　&　Carryは20,000人以上の漁民や農民と安全面と持続可能な農産品の生産を110年以上にわたって行っている。この活動は地元当局、農業地方開発省の部局と魚類養殖の訓練コースを開始した。 Sai Gon CoopのThuは同社の半数以上の生鮮食品は農協や農民との協力の結果であるという。Sai Gon Coopは資金提供と生産技術の提供を通じ安定価格での安定供給を可能にしていると。これにより農家の製品の付加価値があがり収入の改善にもつながっている。

昨年末段階でホーチミン市には140のSM, 25のショッピングモールがあり、加えて500以上のコンビニがあるという。これらによう売り上げの総額は市内販売の35％に相当、2007年のそれは15％であったという。

季節的禁漁で魚価高騰 インド

CHENNAI発：以内の魚の値段が上がっている。最も欲しがられるseer fish (vanjaram)は最高値のキロ当たりRs800（るぴあ）シロマナガツオRs600,黒マナガツオRs500となっているレストランでは海産物は10％値上がり、今後も続きそうとホテル関係者は言う（5月5日Times of India）

急激な高騰は45日間の季節的禁漁によるもので4月15日から5月30日まで続く。
インド漁民福祉協会長K Bharathi はここでは一日500トンの魚を消費するが今は入荷は30トン程度だと。
Nungambakkam,の魚商N Maheshは通常は16種だが今は7種類しかないという。政府は禁漁の間漁師に月当たりRs 2,000を補償する。同会長はこの期間Tuticorn, Kanyakumari や Andhra Pradeshからの漁民は出身地に戻りベつの仕事を探すのだという。

黄岩島（Scaborouh岩礁）についての立場は変わらない 中国

北京発：外交部報道官は金曜日、フィリッピンと紛争状態にある黄岩島問題解決に関する外交手段に変更はないと（5月5日新華社）

「この事件は非武装の中国人漁民にたいしてフィリッピンの軍艦が嫌がらせを行ったことが発端である」とLiu Weimin報道官が定時記者会見で表明。フィリッピンは4隻の中国監視船と10隻の中国漁船が問題の海域に出現したと最近報じた。4月に紛争が勃発して以来最大の規模であるという。フィリッピン側も中国に対して状況を悪化させる動きを控えるよう要請している。

「黄岩島は中北領土の固有部分で、その周辺水域では中国漁民が歴史的に操業を行ってきた」と同報道官。「外交的協議による問題解決にあって中国の立ち名場変わらないことを指摘しておきたい」と。　「外交的解決にあたってフィリッピン側が正しい道をたどることを強く要求する」と発言。いかなる言葉や行動事態を複雑にするだけで問題解決の助けにならないと。

漁師を援けるイルカ ブラジル

およそ20頭のイルカが漁師の毎年の漁を支援する（5月5日unexplainedmystery）

イルカたちはあたかも牧羊犬のように漁師に向かって魚を追い立て頭の動きや尾の振り方でどこに網を入れるべきかを知らせてくれる。研究によれば人とイルカの両者がその生存の為に相互依存を維持していることが明らかになった。
「およそ200人お地元漁師たちは漁のためにほとんどが依存していることが判明した」と研究者のFrio Daura-Jorgeはいう。「漁師たちはイルカの支援なしに漁をすることはないし各個体をしきべつできる」という。
現場を訪問した人々は客人はブラジルのLagunaでの光景に足を止めるであろう。

漂流して生還

4月19日国営放送が目の先に見えた事故をおこした小船の漂流をクルーズ客船が無視したと報じた。（Howtowired.com）

たった一人の漂流者は18歳のAdrian Vasquezでその後彼は別の船に救助された, しかし彼の仲間二人は陽光と風雨にさらされ脱水のためにクルーズ船Star Princessが去った後に亡くなったという。

Verquesと仲間二人は生還のためにあらゆる努力を行った。 ここにもしあなた自身が漂流した場合に生き続けることができるかどうかのヒントがある。

鯨のJuneが結局カルフォルニア沿岸で絡まった

先月San Onofreの沖合でコククジラが釣り縄に絡まった。オレンジカントリーの海岸でナイロンの釣り縄に絡まったコククジラが今日解放された、とラグナビーチの太平洋海洋哺乳類センターPMMCが報じた（5月4日newportbeachpatch）

このクジラのあだ名はJuneで漁業者により120フィート長さのロープから来たカルフォルニアの沿岸で解放されたものとPMMCのMelissa Sciaccaが語った。PMMCからの救助作業者らはクジラの胸鰭と口に絡んでいた縄を外すことができた。しかし暗くなったため追尾はあきらめていた。40フィートのクジラに救助者らは2個の浮を取り付けたので後からの発見が容易。本日クジラを発見した漁民はその浮を発見し取り外したが同じ鯨と判明したとSciacca はいう。「救出がうまくゆくかどうかスリルであったが、喜ばしい結果に終わった」「救助チームにおめでとうといいたい解放のためのすばらしい仕事でJuneは普通に泳ぐことができるようになった」　.