memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

フェリー事故の犠牲者が113人となった  アッサム・インド

2012-05-05 00:02:24 | 海事
インド史上最悪のフェリー事故の犠牲者は昨日時点で113人の遺体を確認した、まださらに犠牲者がいるものとみられる(5月4日AFP/GULFTIMES)

インド北方州の運輸大臣Chandan BrahmaはBrahmaputra河で月曜日の嵐で転覆したフェリーの遺体捜索は依然続いていると発表。,「バングラデシュ国境付近で本日さらに4人の遺体が発見された。これにより今のところ113人となった」とBrahma がアッサムの首都 Guwahatiで記者団に発表した。

この船はGuwahatiから300㎞のアッサムのFakirganj に向かっていたもの。救助隊と兵士らが80フィート長さの船の引き上げを行った、運航乗客数225人のところに350人が乗船していたという。乗客のうち150人は川岸に泳いでたどり着いたが依然90人が行方不明と当局は推定している。Brahmaputra河は事故現場では幅が8kmがありインド北東部からバングラデシュを経由してベンガル湾にでる。

ガス田発見で中国との緊張に油を注ぐか  フィリッピン

2012-05-05 00:01:34 | 海事
フィリッピンの探査会社が南シナ海で期待以上のガス田を発見した、これが中国との領海紛争に油をそそぐことになるかもしれない(4月24日reuters)

Philex Petroleum Corp社は火曜日その傘下の Forum Energy Plc がReed岩礁のSampaguitaで発見されていた資源が有望であることを発表した。この海域は両国により領有が主張されていて、昨年には中国海軍艦艇がForum Energy社の探査船に調査妨害の行動をとったことがある。
中国はフィリッピン、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、台湾と南シナ海に関し紛争をかかえている、これらの国々は島嶼や岩礁に関する中国の自己主張に危機感を抱いている。領海紛争によりフィリッピンは米国とのより緊密な関係を産み、これに中国は避難を行っている。Forum Energy 社による2006年の報告ではSampaguitaには天然ガス20兆立方フィートの埋蔵の可能性があり、これは当初の見込みの5倍に相当するという。エネルギー大臣のJose Rene Almendras はこの発見により数百万ドルをかけてマニラへのパイプライン建設の計画があるという。「これが事実であり、大規模であれば我々の将来のエネルギーについて大きな助けとなる」とAlmendrasは地元TVのANCのインタビューに応えている。
Sampaguita ガス田は2.7兆立方フィートの天然ガスを供給できるMalampaya ガス田に隣接しているが、Malampayaからはルソン島の発電所3か所にガス供給が行われている。Philex Petroleum社の株価はこの発表により17.4%上昇、昨年9月に上場して以来の大量取引が行われた。(以下省略)

今年第1四半期のマグロ輸出が23%増進   ベトナム

2012-05-05 00:00:37 | 水産・海洋
ハノイ発:年初の3か月間でマグロ輸出は対前年比で23%の増加を見て1.01億米ドルとなったとVASEPが報じた(4月23日VNS)

今年、3月中旬までにアフリカの2か国チュニジアとスーダンに対して記録的な輸出があり、それぞれ809.9%増加の、797,000ドルと729.8%増加の、119万ドルであったという。 ほかの相手先に対しても成長を見せ、EU36.7%、日本90.6%。イスラエル95.6%の伸びを見せた。EUではドイツがベトナムマグロ製品の最大の輸出先で3月中旬までに87.8%の増加を見せたという。昨年のドイツ向けの輸出は65.3%増加し1948万ドルとなった。

一方昨年のマグロ輸出総金額は3.793億ドルで対前年比で29.4%増加した。漁民らは今年大量の水揚げをしているとVASEPは報じている。一方、すべての漁獲は国際回遊魚協定により厳しい規制を受けている。魚群がベトナム水域に来た場合でも漁獲はWCPFC中西部太平洋漁業委員会の規制を受ける。ベトナムはこの委員会のメンバー国である。

ベトナム漁民やマグロ輸出業者らはその製品の輸出についての挑戦を続けているという。ベトナムがWCPFCに加盟しベトナムマグロ製品の商標を付けることをVASEPはES勧めている。加えてマグロ輸出会社は冷蔵設備編投資が必要であり、漁民救済のためにはコストの削減や効率の向上が必要である。