漁船座礁・続報

南アケープタウンの海岸で座礁した”日本漁船”は栄発丸で、乗組員に日本人はおらず全員台湾人であることが判明。
国内ではあまり知られていない船名。遠洋カツオマグロ許可リストにはT1198,総トン数498と確かにある。つまりこの船は台湾の会社が日本に法人を作りに日本船籍を得たものではないかと推測される。新聞各社の報道ではトロール漁船としているが、これは外電を直訳したものと思われる。底引きでなくとも漁船をtrawlerとする報道が多いからだ（5月13日外電および国内各紙）

日本漁船が南アの海岸で座礁

ヨハネスブルグ発：海難救助当局は28人と一匹の犬が乗り組んだ長さ50mの日本漁船ケープタウンの海岸で座礁したと（5月12日AP）

国立海難救助機関の広報担当Craig Lambinonは土曜日朝の濃霧が事故の原因と思われるといい、現場はケープタウンのFirst Beach。負傷者は出ておらず、乗り組みの19人を救助、船には船長と彼の犬、保安要員が残っているという。環境汚染の起こる恐れはない模様という。

食べ物が怪しい パキスタン

Islamabad発：カラチで水揚げされた魚がその品質と安全について疑問視されている。水銀やその他の有毒物資に汚染されているのではないかと（4月30日channel Asia）

News International Mondayの記事が伝えるところでは海に流れ込んだ排水のために海の生物が死んでいると漁師が報じたという。この水から揚げられた魚は重度に水銀とその他毒物に汚染されているのではないかと。同じことがこの国の別の場所の河川でも発生、排水がしばしば水路に投棄されているという。問題は水棲生物だけではないという。

鶏肉の安全性にも懸念があるステロイドが広範に消費されているブロイラーに使用されているという。我々はどんな餌が用いられているのかはわからない。どんな餌が家畜生産の餌なのか。野菜には農薬、肥料、化学薬品などが用いられ土壌に浸出するわれわれはそのニンジンやビートを食べているが、摂取した物質が時を経て大きな問題になるのではと記事はいう。だから自分は何を食べたらよいのか？食品産業の規制の位ついて知ることは限られている。手短な儲けのみに強欲な者たちは当局や消費者による行動がないこと良いことにしている。これは危険な状況だ、修正されるべきである。

死んだペリカン1200羽とイルカ3000頭を発見 ペルー

漁師と環境保護主義者らはこれらの大量死の原因調査を当局に求めているとメデイアが伝えた（4月29日Examiner）

この数はことしペルー北部の海岸で発見されたもの。ペルー海洋研究所はこの現象の説明は不可能という。Puerto Eten の漁業者協会の会長Francisco Nique, はおよそ10～12日間で160㎞の長さにわたって1200羽のペリカンの棒が確認されたたという。「この新たな環境災害の原因は判らない」と新聞は報道し、同じ現場で年初以来3000頭のイルカが死んで発見されたという。

「何十ものほかの死んだ鳥が発見されている」とFrancisco Ñiquen が語った。「ペルー海洋研究所 （Imarpe）と国際的な科学者らが北岸で何が起こっているのか調査すべきだ」とÑiquenはいう。 可能性のある原因としてはウイルス説や大平洋における鉱物資源探査説まであがっている。