アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

サンタが空から降ってくる

2009年12月23日 | 絵 その10
091223

メリークリスマス!


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小森秀雄氏

2009年12月21日 | 絵 その10
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「僕はロダンの「考える人」は、なぜ本を持っていないのかと著作に記したことがある。(小林秀雄の本には、そのように書かれた箇所があったと思う)
作家というものは、全てを本に込めて書いているんじゃないんです。
書かれていない部分は、読者にゆだねているんです。
だから、「考える人」もまた、本を持って考えているんじゃないんです!」


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証明

2009年12月20日 | 読書日記 その7
「完全なる証明(100万ドルを拒否した天才数学者)」  マ-シャ・ガッセン著 文藝春秋

今冬もまた、野鳥に餌をあげています。
ジョウビタキのメスも、3シーズン目となり、再会を果たしました。
シジュウカラがひまわりの種を食べている時に、人が現れると逃げます。その時には、ひまわりの種には目もくれず一目散に逃げます。
人間が同じようなことに出くわした時には、執着があるために、このような行動をとることはないでしょう。
自分の命よりも、モノに執着する場合も多々あります。

上記の本は、「ポアンカレ予想」を証明したロシアの数学者ペレルマンの生い立ちを追ったものです。フィールズ賞を拒否し、賞金の100万ドルも貰わず、数学界から世間から姿を消す。
その謎を追ったルポです。

なぜなぜなぜ、それはペレルマンの行動を解くよりも、もしかしたら人間の卑屈さをあからさまにしたかったのかもしれない。
自分の命よりも、モノやお金に執着する人間、その人間を証明することは、もはや滑稽でしかないんじゃないのだろうか。


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宮武内骨氏

2009年12月19日 | 絵 その10
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宮武外骨を描いたつもりですが、僕の絵は本人に似ていないというのが特徴になります。

外骨とは、明治、大正、昭和に活躍した反骨のジャーナリストですが、ほとんど僕も知りません。
ので、これから勉強していきます。


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神様の嫉妬

2009年12月18日 | 読書日記 その7
「赤めだか」 立川談春著 扶桑社 を読む。

『「お前に嫉妬は何かを教えてやる」と云った。
「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。
・・・・
現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。
現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿という」』(本文より)

上に記した言葉は、談志師匠が弟子談春氏に語った言葉です。

落語の師弟関係は、弟子が師匠に惚れぬかないと成立しない社会なんだなあと思いました。
厳しい世界であるのは当然で、それは師弟という絆があるかさこそ、その厳しさも享受できるのであろう。

座ぶとん一枚が舞台に変身し、鍛え抜かれた話術で観客を魅了する。
談志師匠は落語のことを「人間の業の肯定」と云っていたことを聞いたことがある。

だから、神には落語は作れない。
人間が落語という大衆娯楽を作ったのだ。

「俺の基準で馬鹿という」・・このフレーズを頂こう。


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