アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

定期観察(ヤマメ)へ&1年前との比較映像 前編

2022年11月30日 | 動画

定期観察(ヤマメ)へ&1年前との比較映像 前編

場所   埼玉県秩父市
日時   2022年11月下旬
気温   9度 水温 6.5度
遡行時間 45分 

水中撮影した映像は、全て動画に入れています。
ヤマメの数が増えない原因の一つに、土砂で埋まってしまったことがあげることができると思います。
そういった場所は、なかなか土砂が抜けません。
限度以上の土砂流失は、渓流魚に大きな影響を与えているんだなと思います。

※ 渓流魚の数え方として、私は「頭」という使い方をしています。
数え方としては間違っていますが、ヤマメやイワナは、時として人間以上の存在であるというのが私の感覚で、あえて1頭2頭という表記にしています。

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森は知っている

2022年11月29日 | 本と雑誌 その2

「森は知っている」(ベルンド・ハインリッチ著)を読む

著者の本は、「ヤナギランの花咲く野辺に」に続いて2冊目となります。

一つの随筆が始まる前に、有名人の言葉が綴られています。

ミハイル・ゴルバチョフの言葉「我々に求められているのは、人間が生態系のどこに位置するかを知り、早いうちから生態系を学んで、自然との新しい現代的な接し方を身につけることだ。また同時に、人間は自然の一部なのだという感覚を取り戻す必要がある。それをなくして、社会のモラルの向上はありえない」

ゴルバチョフ氏が、このような考えを持っていたとは知りませんでした。

著者の言葉「木の実を植えるには、自分がこの世に存在しなくなった後の未来まで見据えることが必要だ。もし、人間も森という壮大で複雑な生態系のその環の中で互いに影響し合いながら生きる仲間だと考えるなら、ドングリを植えるというのは、我々の一部を植えるということに他ならない。生態系いうものをそんなふうにとらえて、そんなふうに教え広めていけば、それが共通の糸となり、人類は一つに結ばれることができるのではないだろうか」(183頁)

森は知っている、我々のことを・・

 

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鳥はしあわせを運んでくる

2022年11月26日 | アウトドアエッセイ その2

ナショジオのサイトに「鳥を見たときにあなたの脳で起こること」という記事がありました。

鳥を見たときにあなたの脳で起こること、野鳥の効能とは | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト (nikkeibp.co.jp)

鳥を見たときに、人は幸福感を感じるという内容でした。これは鳥に限ったことではなくても、生き物に接したときにも、人は幸福を感じるという研究もありました。

私も、イワナやヤマメを沢山目にした時には、幸福を感じますし、少ないと「頑張ってほしい」という気持ちが、前向きとしての感情を取り入れられます。

私は害獣という呼び方を嫌います。蛇だってよく見ると可愛い目をしていますし、臆病ですぐに逃げ隠れします。何か重大なことが起きれば、こちらも命に関わることになるけど、それもまた仕方がないことと感じます。

そういえば雀を見かけることが、めっきり減りました。街中の上空を猛禽類が羽ばたいている光景を何度か見たことがあります。今までこうしたことを見たことがなかったので、なにか異変でもあるのかなと感じています。

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反原発の不都合な真実

2022年11月25日 | 本と雑誌 その2

「反原発の不都合な真実」(藤沢数希著)を読む

自然エネルギーは、膨大な土地が必要、そして補助金ありきでしか運営できない、ソーラーパネルにはカドミウムなどの有害な物質が含まれる、蓄電池には希少な金属が多数含まれており、こうした問題を指摘されています。

核燃料廃棄物に関しては、昔はロシア、中国は、日本海に捨てていたと言います。現在では全面禁止ですが、そもそも海には膨大の量の放射能物質が含まれていて、著者は、汚染水を流すのは問題に値するものではにという解釈です。

高レベル放射性廃棄物を地中に埋めることに関しては、何世代もの子孫を危険にさらすのかには懐疑的です。リスク面を考えると、それは小さなことというのが著者の主張です。(宇宙レベルの時間軸で考えれば、高レベル放射能廃棄物が無毒化される頃よりずっと早く人類は滅んでいるでしょうし、廃棄物は地球に同化してしまうのだろう)

原発は、利権やムラを産んでしまうし、老朽化した原発を自分たちの都合で延命させたりと「原発の不都合な真実」というのも、同時に考えていかないといけないのでしょう。

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たけしのグレートジャーニー

2022年11月21日 | 本と雑誌 その2

「たけしのグレートジャーニー」(ビートたけし著)を読む

対談集になっています。

・ヨーロッパウナギは、全盛期の1パーセントまで減り、ニホンウナギは10パーセントまで減っているそうです。減った原因は、環境汚染、寄生虫問題、ダム建設など、主な原因は乱獲だそうです。

・南極では、平均して2千メートルの厚さの氷が覆っていて、その水の中にも微生物がいてその分厚い氷の下には湖もあるそうです。その湖は過去一千万年とか二千万年の間、氷に隔離されているので、どんな生物がいるのかは、まだわかっていないそうです。

・地震に関して、ここ二十年くらいは今のような頻度で地震が起こり、その最後に東海、東東海、南海地震がおこるそうです。(周期的にこの三連が同時に起きるそうです)地震学者の間では、2030年代に起きると確実視されているそうです。その後に富士山が噴火する可能性があるそうです。江戸時代にも同じことがあり、その時も49日後に富士山が爆発したそうです。

・石炭は一億年くらい、ウランは十億年くらいかけて地球が作ったそうです。地球が億年単位に作ったものを数十年で人間が燃やしている。

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これらは10年ほど前の、対談した記録です。

こうした事実を踏まえて、日々の生活を考えたいものです。

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