アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

ウィリアム・バートラム

2019年12月25日 | アウトドアエッセイ その2

昔のナショジオ誌を見てたら、バートラム(1739~1823)のことが載っていました。この雑誌が発売された当時はバートラムのことは流してしまったのでしょう。

17世紀アメリカ南部の博物学者、ナチュラリストであります。ソロー(1817~1862)より一世紀前の人物です。

自然はありのままでいいということを唱えていました。野生動物にもインディアンにも優しい面差しを向けていました。

日本でナチュラリストというと南方熊楠が直ぐに思いつきますが、形は違っても田中正造も傑出したナチュラリストだと思います。正造の言葉で一番好きなのは「人間は自然の奴隷でいい」です。目下私の行動の原動力になっています。

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飛んでみようか

2019年12月23日 | 風景 その2

写真左にある木のところに勢いで渡ってしまおうと考えましたが、危険なのでやめたという図です。

人間というのは美しい風景に出合うと死にたくなるらしいですが、それに近い風景であっても、死というものに鈍感になるような気がします。

そんな時には、一呼吸おいて考えた方がよさそうです。

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源流域の岩魚の台風後の生存状況

2019年12月17日 | イワナを求めて(場所)

場所 埼玉県秩父市

日時 12月中旬

気温 9度 水温6度 音楽 甘茶の音楽工房http://amachamusic.chagasi.com/index....

林道の車止めから1時間10分程歩いて、目当ての源流に着いた。

この源流は2年前の11月以来の再訪である。

再訪といっても前回はそれほどカメラを沈めていない。

今回は、もっと奥を調べたいのと8週間前の台風がどれだけ影響の与えたのかを確認したいと思い、この源流を選んだ。

前回岩魚を確認した場所は、台風の影響で随分と変わり果て、岩魚の棲める環境は減っていた。

水も濁り、その影響なのだろうか川床も随分と汚れが目立つ。

最近、雨が降るということもなかったし、8週間前の台風で川床は洗い流されただろうに、短期間でこれほど汚れてしまうのはどういったことなのか? 結局、1時間20分で確認できた岩魚は小さなもの3匹であった。

※ 台風後の川を幾つか観察してみましたが、「その川」から岩魚が減少、あるいは居なくなってしまう一番の要因は、自然災害ということなのでしょうか・・ 前回との比較で、水の濁り川床の汚れも気になりましたが、こうした原因も全く分かりません。

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昼食

2019年12月14日 | 風景 その2

少し遅い昼食をこの風景を見ながら食べました。
けっこう登って来たんだなあと感慨に浸ります。
2時間かけて帰らないといけないと考えると、気が重たかったですが・・

弁当を入れた袋ですが、今はこの国民宿舎はありません。
私が泊まった時も、ずいぶんと老朽化されていたし、現在はほかの宿舎になっているようです。
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羆嵐

2019年12月12日 | 本と雑誌 その2
「羆嵐」(吉村昭著)を読む

大正時代に実際にヒグマに襲われ、5人の男女が亡くなわれた事件をもとに小説家されています。

体の大きなヒグマは、冬眠のために探していた洞穴が見つからなかった場合は、気性が荒くなるそうです。
そのために人間を襲うヒグマが生まれてしまうことが起きてしまったわけです。

最後はヒグマは撃ち殺されてしまうのですが、その肉をどうするのかが興味深かったのですが、仏の供養のために皆は口にしました。
嫌だろうなあと正直思いましたが、いのちを頂くというのはそういったことなのかもしれません。


私は野生のツキノワグマを2度ほど見たことがありますが、自転車、オートバイに乗っていたこともあり、ツキノワグマは一目散に逃げていきました。
熊もまた人間を恐れているということなのでしょう。

山に入る時は笛や鈴を持参しますが、熊撃退スプレーは持っていません。
その理由は、熊を傷つけたくない、モノを持ちたくないということなのですが、運悪く出くわした時に恫喝して逃げてくれないかなあとは思っています。
ツキノワグマは、音、においには敏感ですが、目はそれほどよくないそうです。
こうしたことも踏まえて行動しなくてはとも思います。
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