沢を整備する 24(雨後の増水した沢)
「かぜの科学(もっとも身近な病の生態)」(ジェニファー・アッカーマン著)を読む
・かぜを起こすウイルスの数が多く、標的が常に変化している。(かぜの特効薬はないと言われますが、こうしたことが原因のようです)
・最近の知見によれば、医薬品を子供に与えるのは、なんの効果がないばかりか場合によっては命の危険が及ぶ深刻な副作用がある。(大人に比べて子供の風の罹患率は高いそうです)
・ビタミンcが風には良いと意見もあるが、ほとんど効果はなく、わずかに軽減効果が得られる程度。
・かぜの拡大を防ぐ一つの効果は、汚染された物体表面の洗浄。
・薬を飲む場合は、個々の症状に合わせて、単一成分の医薬品を選ぶこと。(薬には副作用があるので、かぜ薬のような不要な成分を摂取するのは、やめた方が良い)
・かぜを一種の安全弁と考え、仮にかぜが絶滅させてしまったら、別の病気や心の不調などを蔓延することも考えられる。(必要悪という考え)
・マスクは効果はない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
予防として、うがい、手洗い、鼻洗浄。
罹患してしまったら、心の休息と考えて、ゆっくり休むことかな。
付録として、かぜの緩和方法などが、巻末に載っています。
薬には、必ず副作用が伴うので、飲まないか、控えるか、そうした対処も、という内容です。
ネットニュースを見ていたら、ジョギングをしながらゴミを拾う行為をブロギングと称していました。
スウエーデン発祥のフィットネスだそうです。
以前に私もジョギングをしながらゴミ拾いをしていると書きましたが、フィットネスだったのですね。
最近では、ゴミが落ちている量が減りました。おそらく誰かが拾っているのでしょう。
街が綺麗になれば犯罪も減る。そのような街になればいい。
「トワイライトゾーン 暗い海の生き物たち」(ナショジオ2024年3月号)より
・人間の活動による二酸化炭素の排出の4分の1は海の海洋生物が吸収する。このプロセスを「生物炭素ポンプ」と呼ぶ。
・生物炭素ポンプで取り込まれる炭素の5割ほどがトワイライトゾーンの生き物たちによって運ばれ、数百年、数千年にわたって貯留されている可能性がある。
・深海の魚を狙う大規模な漁場開発が技術の進歩により可能になった。これらの魚は油やワックスが高濃度に含まれ食用には適さないが、すり潰して粉末や油脂にして動物の飼料、特に養殖魚に向いている。
・金属が多く含む水深5000mの海底を採掘する計画が持ち上がっている。これによって生物の窒息や汚染、騒音などによる悪影響が及ぶ可能性がある。
・しかし、トワイライトゾーンを守るという動きもある。2022年から各国政府や多くの企業が環境上のリスクが明確になるまで深海の採掘を中止すべきであるという提案に賛同、23年には国連で公海に関する条約が採択された。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
しかし、人間の欲望はとどまるところを知らないなあ。
「森で過ごして学んだ101のこと」(本山賢司著)を読む
著者はテントは使わず、近くに秘湯があったとしても浸ることはないという話。より自然でいることを体感していると思う。
イラストと共に、自然からの贈り物を描いた本でした。
私自身も自然の中へ行くことが多いですが、学ぶことも多いです。ことさら人間は自分たちのことしか考えていませんが、自然には多くの生き物が生息していて、その生命も死の掟の中で懸命に生きている。