アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

判官びいき

2006年09月28日 | 日記
『義経伝説と日本人』森村宗冬著を読んでみました。

すっとび読みなので抜けている部分も多々あるのですが、義経といえば「判官びいき」ですね。
どうして、こうしたことが日本人に根付いてしまったのかが書かれてあります。

ひとつには劣等感がこうしたことに寄与しているともあります。
そして、この劣等感は、どのように人の中に生まれてしまうのか?
本多勝一氏の文章を引用していましたが、ひとりひとりじっくりと対峙してみるのもいいのかもしれません。

気付いているか気付いていないかにかかわらず、人は予想以上に嫉妬の感情に左右されているものだと思います。
これも劣等感のひとつだと思いますけど・・

「判官びいき」がジンギスカン伝説を生み、思い込みへと駆り立てる。
そして冷静な判断を出来なくさせてしまう。

現代でも、こうしたことが数限りなくあり、一方的なバッシングへとつながる。

この本の末尾には、「判官びいき」という衣を、キッパリ脱ぎ去る秋(とき)にきている、と締めています。

僕の考えは、劣等感など持つ必要がないと思っています。
冷静にみれば、人間なんて、たいしたことはない生き物です。
見栄っ張りの人が一番嫌うのは、羨望や虚栄心がない人のはずです。
ふんずり返って偉そうにしている人間に、なぜ媚びる必要があるの?
バカバカしい!

今も昔も人は変わらず、変わろうとしているのはシステムだけでしょう。
酒酔い運転は減らず、酒を飲んだら乗れなくなる車が増え続ける。
人なんてこんなもんですよ。

だから、冷静な判断と情熱と夢と希望が必要なんだけどね。
じゃないと救いようがない・・

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二子山 再び

2006年09月27日 | 風景 その2
060927



埼玉県小鹿野町 二子山です。
ツーリング&運動がてらの軽登山です。

遠くに見えるのは、両神山です。
以前は、よく登っていた山なのですが、僕が住んでいる地域から一番近い登山道が閉鎖になってからは登らなくなりました。登山時間も短くてよかったのですが・・

閉鎖になった理由というのは、新聞に載っていたかぎりでは税金問題だったような気がします。
口約束云々とかだったと思うのですが、ネットでちらっと見てみると、他に登山道の管理、ゴミ問題等があげられていました。
私有地を通らせてもらっていたのかすら知らなかったのですが、通らせてもらう意識というのも必要なことだったのですね。

山を持っていても、今の日本の山ではお金を生み出してくれる訳でもないので、税金というのも大変なのでしょう。
それにしても登山道を維持管理をされているのであるし、税も優遇されてもいいのではないかと思ったりします。

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長瀞

2006年09月24日 | 風景 その2
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埼玉県長瀞です。
久しぶりにカヌーにでも乗りたいなと思い、水量の確認に行ってきました。

カヌーで練習をしている人達もいました。
エスキモーロール(ひっくり返った身体を元に戻す)の練習をしていて、上手いものだなと思いながら、途中に観光客を乗せたボートを見送りながら見ていました。

写真の場所は小滝(おたき)の瀬という難所ですが、上手い人が乗ると難所でもありません。
テクニックがあるとないとでは雲泥の差ですね。

帰りは、ハーレーにタンデムで乗っている還暦を過ぎたと思われる御夫婦の後を走りました。
「たまにはあんたの道楽にでもつきあってあげるわ」と思わせるようなおばちゃんスタイルの女性がちょこんと乗っている姿が、なんとも微笑ましく、それでいて圧倒的な安全運転に感心しました。(大先輩ですけど)

むしろ自動車を運転しているよりも安全な走り方です。

ミラーでどんな表情で走られているのかなあと、対向から来る運転手の顔と比較しながら確認しました。
乗り物を単なる移動の手段としか考えられない人達とは違い、ずっと良い顔をしていらした。

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俳優になりたいあなたへ

2006年09月22日 | 日記
『俳優になりたいあなたへ』鴻上尚史著を読んでみました。
俳優になりたいわけではないのですが、題名に惹かれました。

すっとび読みなのですが、とにかく俳優という職業は、大変な仕事らしい。
それでも、それに魅力を感じるということは、なにかしらのモノらしいものがあるということは分かりました。

世界のニナガワこと蜷川幸雄さんが、埼玉県で55歳以上の人達の劇団を募集していました。
応募が1000人以上いたとのことですので、こうしたことに興味を持っている人達は多いのかもしれません。
演技には技術がいるということなので、素人さんが、これから演技をするということは、大変なことなのでしょう。

閑話休題。

この本の一文に
「演じることは、自分の一番恥ずかしい部分、隠したい部分をさらけ出すことなんだ」というのがあります。
以前、僕がこのブログで
「舞台に立つということは自分自身を演じることなのかもしれない」と書いたことがありますが、それもあながち間違った意見ではなかったのかもしれません。

舞台に立つということは・・
バイクに例えると、たとえばトレックの大会に出場するということ・・・?
そういった大会に出場して、知人、家族の前でひっくりかえって恥をさらすことはない・・と考えがち。

でも舞台に立つということがすばらしいということと、そういった環境の中(舞台の上)にいられるということがすばらしいことだと思います。

多くの場合、居酒屋などで上司や部下の悪口を言っているのが(この本の中の受け売り^^)関の山。

そんな生活よりも、舞台の上に立とうじゃないか!

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レンタル

2006年09月19日 | 日記・エッセイ・コラム
ジャック・ジョンソンの音楽CDと映画「グット・ウイル・ハンテイング」を借りてくる。

風邪の為、体調が悪く、こうした選択になったのであろうか。

ジャック・ジョンソンの「バナナ・パンケーキ」がお気に入りだ。
「ここに必要なものは全て揃っている
 必要なものは充分にある
 とても簡単なことさ
 世界が腕の中に収まるといいうことは
 アラームを気にする必要なんかないよ
 早く起きなくていい、起きなくていいさ」

コメント (2)
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