アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

良いお年を!

2007年12月30日 | 絵 その2
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本年もありがとうございました!

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しあわせのスープの作り方

2007年12月29日 | 読書日記 その2
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『それからはスープのことばかり考えて暮らした』  吉田篤弘著 暮しの手帳社

今冬はPコートを着用することが多くなった。
ずいぶんと古いコートでここ数年思い出したように着用することしかなかった。

使用頻度が増えた理由としては、歩くことがことのほか増えたからである、というよりも歩くようにしているからである。

この著者の他の作品は数冊読んでいる。
独特の空気感が好きで、この本もその過程の中で選んでみた。

職を捨て、ある町に移り棲んできた青年。
そこにはお気に入りのサンドウイッチ屋、古い映画館がある。

便利なものを出来るだけ拒否し
「さまざまな利器が文字どうり、時間を削り、いちおう何かを短縮したことになっているものの、あらためて考えてみると、削られたものは、のんびりした『時間』そのものに違いない」(本文より)
古い映画を何度となく観て、ほんの数分しか登場していない女優に恋をする。

この町には、のんびりとした「時間」があり、あたたかいスープの匂いが漂う。
映画「かもめ食堂」が好きな人は、この小説のおもしろさを分かっていただけるだろう。

僕はといえば、Pコートを羽織って僕の町を探索してみようかしら。
そうそう最後の2ページに「名ななしのスープ」のレシピが載っています。
『期待をしないこと』、から始まり、『とにかくおいしい!』で終わっています。

しあわせのスープの作り方は、
「なによりレシピに忠実につくることが大切なんです」(本文より)

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古今亭志ん朝

2007年12月28日 | 絵 その2
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以前に落語を聴いていると書きましたが、志ん朝落語です。

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「も」と「は」

2007年12月27日 | 雑想
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「これもいいですねえ」と言うべきところを
「これはいいですねえ」と言ってしまうことがあります。

言ってる方は、気にすることもなく口ずさんでしまいますが、受け手の方は「も」と「は」の違いは敏感に感じてしまうのではないだろうか。

思い入れが強ければ強い程、そのように感じることになると思うのですが、言っている方は「そんなことは気にするなよ」と思ってみても、逆の立場になるとそういう人程、敏感に感じてしまうのだろう。
人間は信用ならん!と思う参考テキストです。(自己反省も兼ねて)

写真は秩父札所4番金昌寺です。
自転車で丘を越え、その寺に寄り、ぐるっと廻ってきました。
時間をみると1時間くらいの行程でした。
1時間もあると色んなことができるんですねえ。

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才能

2007年12月26日 | 読書日記 その2
『コッコロから』  佐野洋子著 マガジンハウス

才能とは、どんなことを指すのだろうかと思う時があります。

この本の主人公は、20歳くらいの美人ではない女性です。
でも彼女の周りは、いつも暖かい空気が流れています。

読んでいて可愛い女性だなあと思いました。
女優でこの主人公を演じるとすれば、20歳くらいの時の小林聡美さんでしょうか。
他に見当たりません。
(彼女が美人ではないということではなく、あくまでも雰囲気で)

こんなセリフがあります。
「人生の主人公から降りないということは、自分の心に正直に素直でありつづけること、どんな時も、打算に走らないってことだと思う。」

思春期ならば、自分には何ができるだろうか才能はあるのだろうかと思い悩むことは多いことだと思います。
才能とは、主人公から降りないこととも思います。

大丈夫、僕たちがスポットライトを当てるから。
( http://masagoro.mo-blog.jp/masa/2007/05/post_6939.html )

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