これも2019年の台風の影響だと思われます。
大量の土砂がダムに入り込んで、ずいぶんと汚染されました。
機会があれば、登ってみようと思います。
この下に渓魚がいれば、これより上流にもいると推測できますが・・
結果、いませんでした。
2度ほど、上流は探索しているのですが、その時もいませんでした。
執拗なまでに確認作業する訳は、イワナが潜んでいるかをどうしても知っておく理由があるからです。
堰堤などない時代には、ヤマメたちは自由に行き来していたわけなので、上流にもいたはずです。
いつか移住してもらえればいいなと思っています。
「植物は<知性>をもっている」(ステファノ・マンクーゾ、アレッサンドラ・ヴィオラ著)を読む
植物は予測し、選択し、学習し、記憶する能力を持ち、ここ数十年の蓄積した研究によって、それらが認められてきている。スイスでは、冷静な議論を重ねた結果、2008年に植物の権利を認めた世界初の国になった。(15頁)
人間は植物に依存してきた。そんな対象を憎むのは、それによって自由を奪われる感覚を持ってしまう。(61頁)
音楽を聴かされたブドウは、生育状態がよく、色、味、ポリフェノールの含有量が増える。おまけに、害虫を混乱らせ、当遠ざける役割も加わる。(105頁)
植物は、人間の持つ五感はもとより、少なくとも15感は持っている。(108頁)土壌に動物、植物にとって危険(鉛、カドミウム、クロムなど)なものは、根はそれを避けるように生える。(106頁)
多くの学者たちが植物の尊厳を守るために研究をしています。植物に限らず、野生動物、魚類に対しても同じことがいえます。人間は尊大すぎる。
「森林業(ドイツの森と日本の林業)」(村尾行一著)を読む
ドイツの森林管理官は、医者と並んで尊敬される人たちとありました。
ドイツの森林管理官の本を3冊読んだ感想としては、樹々や動物のことなど事細かく知識が豊富であり、人間性も長けていたというイメージを持ちました。
故鶴見俊輔氏は、多くの人たちに称賛、尊敬されるような人たちがエリートと呼ばれる者と定義されていたと思いますが、まさしく、そういった人たちだなと思います。
日本の木材は、乾燥というものを省いてきたので、材質としては劣っているそうです。戦後、第一次産業というのはないがしろにされてきたのだなあという印象です。