アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

昭和ニッポン

2006年08月31日 | 本と雑誌
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『昭和ニッポン 一億二千万人映像第2巻』 講談社DVD BOOK

図書館で借りてきました。
この巻は、昭和20~23までが綴られています。
終戦、闇市、東京裁判、八高線列車事故、帝銀事件、福井大地震、自然災害など・・

映像を見ると、終戦直後は日本人は貧しかったのだなあという印象をもちます。
列車事故で並べられた死体、大地震で亡くなられた人を焼いている映像。
戦争や事故や天災・・いつの時代でも、このようなことは起こっているのですね。

ただ、現代と違うのは、裕福さと便利さを僕たちが持ち得たことでしょうか。

昭和という時代を学校で教わることもなく、なにげにこの時代をわかったような顔をして平成を生きている。
時代は繰り返すというように、この4年間をみても現代と同じようなことが起こっている。

アイデンティティ・・日本人は、戦後60年という時代の中で、自分自身を発見したのだろうか。
いや、むしろ忘れ去ったといってもいいのかもしれない。

鉄筋の量を減らしたり、消費者金融が利用者に生命保険をかけたり・・なんだよ、この時代はよ!
たった1万6千円(当時)のために、16人を殺した帝銀事件となんら変わりねえじゃねえかよ!

帝銀事件・・昭和23年、帝国銀行椎名町支店で、厚生省の役人を名乗る男が行員とその家族ら16人に毒物を飲ませ、現金と小切手を強奪。(本文より)

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タイヤ交換

2006年08月28日 | 自転車整備
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自転車の前後のタイヤ交換をしました。
慣れると30分程の作業で終ります。
やはり・・なんですが、新品にすると乗り心地はよいです。

このブログで紹介した星野道夫さんのエッセイの中に、新調した靴のことが綴られていました。
使い古した愛着のある凸凹のコッヘルと新調した靴・・
靴を新調しただけで心が踊る、人とはなんとも不思議なものだ・・といった内容でした。
愛着のあるコッヘルがあり、新調した靴があっての、そのような気持ちだと思います。

前にもどこかで書きましたが、シアワセに大小なんてあるはずもなく、あるのは、ささやかなシアワセだけだと思っています。

だから大きなシアワセなんて求めてはいけない。
そんなものはないのだから・・

そして僕も思い出詰まった自転車と新調したタイヤで町中を走る。
それだけでも、心踊るのであった。

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日帰りツーリングの荷物

2006年08月25日 | バイク その2
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パンク修理のセットと工具、雨具・・日帰りツーリングの時は、天候が良い時にしか行かないので、使わない時が多いです。パンクも、めったに起こることはありません。
それでも持って行かなくてはならないのが面倒だったりします。

荷物を入れている赤いリュックは自転車時代に使っていたものです。
なんだか懐かしく、物持ちのよい自分に呆れてしまいます。

自転車時代は、赤っぽい色を好んでいました。
闘志を駆り立てたかったのでしょうね。

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落とし物

2006年08月23日 | バイク その2
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ある林道を走っていたら、バイク用レインスーツが落ちていました。
ライダーにありがちな落とし物です。

拾って交番へ届けるか、それとも道路の端へ、そっと置いとくか・・
中を見ると湿っていて、外袋も汚れていたので、この日の走行ではなさそうです。
この日の走行であれば、引き返してくる可能性もあるでしょうが、数日経過していたら、それもないであろう。

よって交番へ届けることにしました。


自転車でツーリングをしていた時に、レインスーツ&燃料ボトルを拾ったことがありました。
その時は、道路の端に置きましたが、ライダ-が気付くのが遅れた場合は、どうするのでしょうか。
やはり諦めてしまうのであろうか。

以前、知り合ったライダーは、テントとシュラフを落としたことがあると言っていました。
すごいショックと言っていました。けっこうな値段ですからね。

僕もレインスーツを盗まれたか落としたかしましたが、結局、返ってくることはありませんでした。

荷物をバイクにどのように固定するかは、多くのツーリングライダーの頭を悩ますことであろうと思います。
すぐ使いたいものは、すぐ取りだせるようにとか、個人個人の個性を発揮させる場面ですね。

シンプルで機能性があり美しく・・そんな荷造りが出来たら最高ですね。
それが出来るようになった時には、荷物を落とすことは無くなるのではないでしょうか。^^


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壁を破る言葉

2006年08月20日 | 本と雑誌
060820



『壁を破る言葉』岡本太郎著 イースト・プレス社

岡本太郎さんの本は、2~3冊読んでいますが、テレビの映像のイメージとは違い、そのギャップに気付きます。
おそらく映像では、パフォーマンスを行っていたのであろうなと思います。
版画家の棟方志巧さんもそうだったとテレビで見たような気がします。

ひとつひとつの言葉が、胸を打ちます。
なぜか?

芸術とは、なぜ存在するのであろう?
「芸術は何をやってもかまわない。あらゆる表現が許されているのだ」(本文より)

人はなぜ、同じ過ちを繰り返すのであろうか?
「同じことをくりかえすのなら、死んでしまえ」(本文より)
生にしがみついているからか・・

人はなぜ、生きなくてはならないのか?
「人生は意義ある悲劇だ。それで美しいのだ。生き甲斐がある」(本文より)
逃げるな!

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