写真は、埼玉県秩父郡横瀬町にある林道二子線です。
http://masagorotabi.hp.infoseek.co.jp/rindousaitama/yokozehutago.html
山の中腹をはしり、全長10キロにも及ぶ林道になる予定です。
この辺りには熊、シカ、ニホンカモシカ、ねずみ、狐、たぬき、などなど色んな動物が棲んでいることでしょう。
その動物の住処を分断していしまう、そんなイメージです。
オートバイで林道を走りはじめていた頃は、自分さえよければいいという勝手な気持ちしか持っておらず、そこで暮らす動物や植物のことなどは考えることもありませんでした。
ひとつの経験があります。
埼玉県と群馬県の境界線のトンネルをオートバイで通っていたときに、狐と出合いました。
自動車と接触をしたのか、腰から下を引きずるように這っていました。
餌を捕獲できなくなった狐は死ぬしかありません。
それにしても、なぜ狐はトンネルに入ってしまったのか。
僕のオートバイのライトで、照らされた怯えた狐の表情が今でも忘れられません。