白い川・・沢登りにて

小さな落ち込みや、滝のしぶきが日に照らされると小さな泡が白く輝きます。

その眩しいくらいの白さは、水が作り出す造型なのだろうか。

遠くに白い雲が見えます。
この川の源流を求めるということは、あの白い雲を追いかけるということかもしれません。

そう・・あの雲こそが大河の一滴となるのだ。

休憩ポイント

バカは高い所に登りたがる・・とはよくいったものです。

某林道脇に小さな岩山があり、通る度にいつか登りたいな～と思っていました。

たいがい、「いつか」・・という時はやってこないのですが、思いきってバイクを降り登ってみました。
なんのことはない直ぐに登ることができました。


「いつか」という言葉は、魔法にかけられているのではないかというほど、「いつか」という日はやってこないものです。

その「いつか」の魔法を解いてみると、なんとまあ気分の良い景色が広がっているのでしょう。

今後、この岩山は僕の絶好の休憩ポイントになることだろう。

シューズ・・沢登り

沢登りに使う足袋なんですけどね。

これが一番安かったので以前にに買い求めたものです。
底がすり減っていて張り替えるか新しいものを買うかの選択を迫られています。

夏しか沢登りをすることはないので、下は水着、上は速乾性のTシャツです。
登る場所も遊び程度の沢です。

こうした沢歩きは気分転換にはもってこいですね。

そして徒歩旅行者へ

自転車、バイクで日本の隅々を旅することが叶わない時もあります。

フレームザックを背負い、初めて徒歩で旅したのは沖縄八重山諸島でした。

歩くという行為が、こうも辛いものなのかと実感もしました。
今までその辛さを自転車やバイクが補ってくれていたのですね。

こうして日本中を旅行して、改めて考えてみると旅の目的なんてありませんでした。


目的は僕を迷わせる・・
旅は僕を導いてくれる・・

自転車からバイクへ

バイクに乗りたくなった理由は・・

HPにも書きましたが、佐賀県を自転車で旅行していた時に、たまたま通りかかったバイク乗りの年配者にお昼を御馳走になった時でした。

その時にそのバイクを見ていたらバイクを乗りたいと思ったのです。
こういった理由は、ほんとに簡単単純だったりします。

旅行から帰ると教習所に通い、その間にパンフレットを見てどのようなバイクを買おうかと悩みました。
結果、ヤマハセロー２２５というバイクに決めたのです。

自転車の場合は、日数的に時間をとられ、旅というスタイルを維持するのには難しくなります。
その代わりをバイクにしてもらうことにしたのですが、予想以上に僕の相棒となってくれました。

バイクの鼓動を聴きながら走らせます。

バイクにも僕が感動した景色を見せたくなります。

どうしてかって？
こうした乗り物は、人が作り出した唯一の生き物だからです。