バタフライ効果

深夜に放送された映画「バタフライ・エフェクト」を半分くらい観たのですが、過去の自分に戻って未来を変えるという物語です。

バタフライ効果というのは、蝶の羽ばたきが、それが起因としてハリケーンになってしまうというカオス理論を端的に表現されているという現象のことをいうのだったと思います。
ですのでほんの些細な出来事が未来に大きく関わってしまうので、未来を予見することなど不可能だとう解釈だったと思います。

負け組勝ち組、学歴、財産・・こういったもので未来が決まってしまうなんてことは、まったくのナンセンスであって、誰がこのようにつまらない社会を作っているのだろう。

僕は「アプローズ・エフェクト（拍手喝采効果）」を提唱したいですね。（前にも書いたけど）
うわさ話や陰口で人を追い詰めるのではなくて、褒め讃えて誰かが舞台を上がるのを待ちわびる。

その誰かは、自分自身の場合であったりするのかもしれないけれど・・・

純情 冬物語 ４

こういったシチュエーションが好きです。

子供時代にはよく見た光景ですが、最近ではさっぱり見ることが出来ません。

旅行では、鳥海山の中腹でキャンプをした時、沖縄宮古島で見た風景のみです。

場所を選ばないと見ることができない光景となりました。

生活制限

少し前のテレビ番組で、カロリー制限をした方が健康によいということを放映していました。
バランスのよい食事というのが前提にありますが、顔色も良く病気さえしなければ長生きも出来る健康体になるそうです。

断食もたまにするとよい、という話も聞いたことがありますが、飽食の時代には少し難しい題材かもしれませんね。

生活制限というのはシンプルライフということなのでしょうが、生活の中にも制限をした方が、健康生活を営めるのではないかとも思います。

虚礼廃止ということで年賀状を出さない人もいますし、心のこもった生活重視ということでしょうか。

価値のあるものを作り出すことによって生活が潤おう、そんなライフスタイルを持ち望みたいと思います。

祈り紙

時間の概念には数々の解釈があって、人それぞれの感性でもって判断するものではないだろうか。

僕の感性では、時間とは折り紙を折るようなもので、折り紙を選択して丁寧に折る。
千羽鶴なんてものは、時間そのものではないだろうかと思うのである。

折り紙というより「祈り紙」という解釈の方が通りがいいだろうか。
祈らずにはいられない、それが時間というものだと今の僕は解釈するのである。

ブルートレイン

東京・九州行きのブルートレインが来年３月でなくなるそうで、なんとも寂しく感じます。

僕が利用したブルートレインといえば、四国、金沢、秋田に行った時に利用させてもらいました。
自転車を分解して電車に詰め込み移動する（輪行といいます）、こうした行動には寝台車というのは都合のよいものでした。

主に夜を走って、目的地には翌朝か午前中に到着する。
移動する時間を得したように感じたものです。

寝台車といい、フェリーといい、こうしたものが無くなっていくのは時代の流れと感じつつも、僕の旅の記憶がひとつひとう消えていくような気もします。

これまでオートバイ、自転車、徒歩と日本中を旅してきましたが、遊びだと感じたことは一度もありません。
一般の人は、遊びだと思われるだろうけど、僕自身は本気だった。

良いこともあるし悪いこともある、それらひとつひとつが僕という存在を作り出している。
それと同時にブルートレインという列車も、利用した回数は少ないけど、必要なアイテムだった。

いつか九州を自転車で走るぞという希望もなくなってしまったかな。
寝台車といえば、なんども目を覚まし、眠れない夜を過ごす、今では居心地のよい思い出です。