アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

ひとはなぜ旅・冒険を欲するのか

2022年09月29日 | 本と雑誌 その2

「旅人の表現術」(角幡唯介著)を読む

冒険という行為は、死と隣り合わせな状況になることが多いので、生が輝き出す。多くの登山家たちが死をも顧みずに山へ登る行為には、こういったことが上げられるのだろうと著者の文章を読んで思う。

夢枕獏著「神々の山嶺(いただき)」という小説も紹介しています。井上靖著「氷壁」を踏襲していて、モデルは森田勝という登山家と夢枕獏氏も解説していて、著者はもう一人の登山家立田實(たちたみのる)もモデルになっていると推測しています。私は神々の山嶺はまだ未読なので、こんど読んでみようと思う。

著者が影響を受けた小説として、開高健著「夏の闇」をあげています。ベトナム戦争従軍経験を経て書かれた話ですが、私もこの小説は何年か前に読んでいるのですが、あまり印象に残っていません。(読み方が悪かったのか?)

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河原の変化(秩父市街地)

2022年09月25日 | 川を考える

↑ おそらくダムに貯まった土砂をこちらへ移動したものと思われる。(凸凹なので車両は入れず)

↑ 草が生えていて、あまり人が入っている形跡はありません。(現在)

↓ 約2年前の景色。

↑ 藪化しています。(現在)

↓ 約2年前の景色。手入れはされています。

↑ 草や木が生い茂っています。(現在)

↓ 上の写真の7年前の風景。

ここは湧水でできた池だったのですが、昨今の大雨の影響なのかわかりませんが、あまり水が湧かなくなったので、木や草が生い茂ってきたのかもしれません。

人も殆ど近寄らなくなって、手入れもあまりされなくなり、今後どうなるのか・・・

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フィルムカメラ

2022年09月22日 | 道具 その2

昔、中古で買ったフィルムカメラです。

ネットで検索してみると、リメイクして2万5千円ほどで売られたりしているので、人気があるのかもしれません。

私もフィルムで写真を撮ってみようと思い立ちました。

デジカメのように、バンバン撮るわけにもいかないので、一枚一枚丁寧に撮るようになるのだろう。

ようするに思考が変わります。

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大きな森を支える小さな命

2022年09月21日 | 川を考える

これもナショジオ誌からの記事からです。

微生物学者スー・グレイストンは、「地下には驚くほど生物がいますが、長い間詳しいことはわかっていませんでした」「20年ほどで状況は変わってきています」と語る。

多くの森の地下では、糸状菌(カビ)が植物の根を、根と共生する糸状菌のネットワークで結びついている。

樹木は、そのネットワークを通じて、水や栄養情報をやりとする。

わずか1グラムの森林の土には、最大で10億個の菌類、数十万匹の原生動物、1000匹近い線虫類が存在する。

生態学者たちは、林業の在り方を大幅に見直すべきだと主張する。「皆伐」は、従来の想像を超える範囲に長期的に損害をもたらす。

植物は、光合成によって太陽エネルギーを炭素に富む分子に交換し、その一部を根を通じて土壌内に放出する。それを微生物が菌類が吸収し、引き換えに菌根菌などの微生物は植物が水や栄養を吸収するのを助け、窒素を植物が利用できる分子に交換する。

伐採がもたらす影響について

皆伐では、生物多様性や栄養循環レベルが低下する。郡状保残では、木立の近くだけ活力のある微生物群が存在する。単木保残では全体的に微生物の数や多様性、活発さが比較的高い水準に保たれる。

「土壌生物がいなかったら、今頃私たちはゴミに埋もれていることでしょう」とグレイストンは言う。

※ 詳細は、ナショナルジオグラフィック9月号をご覧ください。

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ノコ死す

2022年09月20日 | 里山

5月29日姿を現し、9月20日に亡くなりました。

最近は、動きが緩慢になってきて、ゼリーを食べている時間が長くなりました。

昨夜は、木に登り、天を仰ぎジッとしていました。

卵から育てて3年ほどですが、生命の灯が消えるときは寂しさで胸がいっぱいになります。

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