アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

犬たちの江戸時代

2023年11月27日 | 本と雑誌 その2

「犬たちの江戸時代」(仁科邦男著)を読む

・江戸時代に一番犬のフンが多かった時期は、元禄時代の前半だったのではないか?将軍綱吉の生類憐みの令のおかげで町犬の数が多かった。

・綱吉の時代、犬は中野犬小屋に送られ、オスとメスに分けられ飼育された。(10万匹)その上、さらに養育金を払って2万匹以上の犬が江戸近郊の農業家に引き取られた。1匹につき、年に2分支払われた。その金は江戸の町人が間口一間につき金一部づつ負担した。

・犬のフンを肥料にすることはなかった。著者は、犬は人の死体を食べるからだと記す。(とはいえ、犬は人に食べられていたそうですが・・)

・シーボルトは、町犬は魚を中心とした生ゴミを食べる犬がいるから、町中は清潔に保たれていると述べている。(外国人はよく犬に吠えられたそうです。)

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綱吉の時代は、人の子供も手厚く保護されていたそうですから、一面だけ見て判断するのはどうでしょうか?

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沢を整備する 13(水面の紅葉と真っ黒い魚体は何?)

2023年11月25日 | 動画

沢を整備する 13(水面の紅葉と真っ黒い魚体は何?)

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カラス

2023年11月22日 | 本と雑誌 その2

「カラス屋、カラスを食べる(動物行動学者の愛と大ぼうけん)」(松原始著)

「とことんカラス」birder編集部 を読む

カラスは人の顔を覚える、学んだことは1年間は覚えているという風に、知恵のある動物です。ですが、ゴミ袋を漁ったりと人間が持つイメージは、それほど良いものではありません。

これらは今に始まったことではなく、古来からそんなイメージを持たれてしまっています。

日本にも風葬というものがあり、死体を食べたりしていました。戦さで死んだ兵士を食べたりしていたそうですから、忌み嫌われる動物であったようです。

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自然に癒される

2023年11月19日 | 本と雑誌 その2

「自然に癒される」(ナショジオ2016年5月号より)

・米ユタ大学認知心理学者のデビット・ストレイヤーは人間の脳が間違いを犯しやすいことを知る。運転中に携帯電話を使用るることは、アルコール摂取をした時と同じくらい注意力が低下する。3日間キャンプをすることで問題を創造的に解決する能力が5割も高まったという研究結果も出た。精神的な浄化作用を「3日効果」と呼んでいる。3日目になると、匂いや物音にも敏感になる。自然に接することにより知的能力も向上し、前頭前野にも休息がとれる。

・英国エクスター大学医学部の研究チームは、最近(2016年)1万人の都市移住者の精神衛生データを分析、公園などの緑地などがそばにあった方が、精神的悩みが少ないことを突き止めた。学歴・収入・雇用状況という因子を外しても結果な同じ。

・2009年には、緑地から1キロ以内に住む人々の間で、うつ病・不安神経症・心臓病・糖尿病・喘息・偏頭痛などの15種類の罹患率が低いことがオランダの研究者によって明かされた。

・移住地が緑地に近いほど死亡率は下がり、血中のストレスホルモン量も少なくなるという研究もある。

・森林のどういった要素が体にいいのかはわかっていないが、私たち自身がそう感じている。

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炭素を減らす

2023年11月18日 | 本と雑誌 その2

「大気中の炭素を減らす」(ナショジオ 2023年11月号)より

・人類は過去数世紀にわたり、2.4兆トンものco2を大気に加えた。5220億台の車が1年間に排出する量)」

・c02の濃度は、産業革命までは280ppm以下、現在は420ppm。

・co2を地下に戻す計画があり進行中。

・その他にco2を減らす方法として、人工ダイアモンド、人工光合成で製造したウオッカ、co2と水で作った燃料、co2を吸収して酸素を放出する微生物を染料とした衣服など。

・太陽光と空気だけでエネルギーを作る技術。

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とはいえco2が地球温暖化に寄与していないという説もあります。巨大台風が頻発すると温暖化だと騒ぎますが、そのような台風は数十年前にもあったわけだし、地球の歴史も温暖化と寒冷化の繰り返しでした。

炭素を減らすことがビジネスになっていますし、地球温暖化は人為的なものではないといったところで、多勢に無勢なのです。

私個人は「わからない」というのが本音です。co2が関与しているのであれば、何らかの手は打たないといけないのでしょう。

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