動画のサムネイルを作ったのですが、電話登録をしないとできないというので行いませんでした。
今までは3つの候補が上がって、その中の一つを選んでサムネイルにしているのですが、いい画像がない場合もあったりしていました。
動画のサムネイルを作ったのですが、電話登録をしないとできないというので行いませんでした。
今までは3つの候補が上がって、その中の一つを選んでサムネイルにしているのですが、いい画像がない場合もあったりしていました。
「身近な鳥のすごい食生活」(唐沢孝一著)を読む
身近な鳥というと雀を思い出しますが、稲作を考えると害鳥などと呼ばれてしまうことがあります。
昔のナショジオ誌を読んでいたら、たしかに稲の時期には穂をついばむけれど、田一面を食い荒らすことはなく、年間を通じての主食はエノコログサやメヒバといった種子だそうです。
繁殖期には虫などもよく採り、かつて中国では中国全土で雀退治が行われたそうですが、翌年には虫が増えて農作の被害が増大したそうです。あわてて退治は中止されたという話です。
昨今では、雀の数も減少という話もありますが、それによって農作物の被害が増大するという可能性すらあります。
「クマ問題を考える(野生動物生息域拡大期のリテラシー)」(田口洋美著)を読む
野生動物はそもそも山間部に棲んでいるものという概念は間違いで、人間が進出するまでは平地にも棲んでいたとあります。
人間が山に追いやり、里山を作り、それが野生動物との境界線の役割でした。現在、その里山が人手不足ということと生活の場として成り立たないということで荒廃しています。それによって野生動物は里に下りてくるようになって、人間との確執が生まれてしまったということのようです。
イノシシとの諍いも多く、1950年代から顕著になったそうです。
共生ということを考えるのなら、生物学的にいって棲み分けということしか答えが見いだせないと思いますが、農業、林業、そして野生動物の餌の確保としての自然の保全、こうしたことが急務なのでしょうが、これもまた難しい問題がはらんでいそうです。(人手不足と生活資金など)
「日本のクマ(ヒグマとツキノワグマの生態学)」(坪田敏男・山崎晃司著)
北海道に棲むヒグマは、3つの異なるグループから成るそうです。世界的にみてもユニークな土地だそうです。
ヒグマにしろツキノワグマしろ、数は減らしているそうですが、それは人間の進出だったり、我々はかれらのためにも考え続けなくてはいけないことなのだろう。
秩父山地のことも書かれていて、フン内容物を5年間にわたり追跡調査をしたところ、ミズナラ、ブナ、イヌブナの豊作、凶作に応じて食物を変えていたとあります。臨機応変に食性を変えて生き延びる術を持ち得ているということでしょう。
クマに関しては、調査研究はされてきたという印象を受けますが、そういったことを我々が目にすることは少なく、多くの人にこういった調査結果を知る機会があれば、クマのことを知るきっかけになるのになあと思います。(ほとんどの人たちは興味のないことでしょうが)