アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

外来生物

2024年02月23日 | 本と雑誌 その2

「なぜわれわれは外来生物を受け入れる必要があるのか」(クリス・D・トマス著)を読む

・人間は世界の植生の3分の1を食糧生産のために変え、野生の植物や動物の住処を減らした。海を酸性化し、気候を変え、それに適応できない生物を脅かしている。

・生き残った鳥類の13%、哺乳類26%、サボテン類31%、両生類42%の種が脅威にさらされている。

・しかし、人間の時代にうまく適応している種もいて、それらをむしすべきではない。

・農業に依存しているということは、かつての狩猟生活のような食料を得るために生き物の命を奪うことはないということ。そのため動物の殺戮から救済への道を歩んだ北アメリカ、ヨーロッパでは、バイソンやその他の大型の哺乳動物が再び増えている。

・気候の変化も、寒い気候を好むよりの温暖な気候を好む方が多く、生物多様化が増すこともある。

・日本の捕鯨は、大型の野生動物を借り続けて絶滅に向かわせている。(日本の場合は、増えている鯨の捕鯨は行っているので、絶滅に向かわせているというわけではない。)

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沢を整備する 22(新たに石を積む)

2024年02月19日 | 動画

沢を整備する 22(新たに石を積む)

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沢を整備する21 (残雪の中のヤマメの賑わい)

2024年02月14日 | 動画

沢を整備する21 (残雪の中のヤマメの賑わい)

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レイシズム

2024年02月13日 | 本と雑誌 その2

「レイシズム」(ルース・ベネディクト著)を読む

「菊と刀」の著者です。「レイシズム(人種主義)」は1940年に書かれ、3年後に「菊と刀」が書かれたようです。

肌の色で優劣はないということが説明されています。

日本のことも少しだけ書かれてあります。明治維新までの1000年間は、他国への侵略行為は1度しかなかった。(秀吉の朝鮮出兵の1度だけ)こうした国は世界的にも稀有な存在だそうです。以降は、好戦的な国になったとあります。

神道というのは、排他的なことはしないそうです。世界では宗教戦争というのがありますが、そういった部類には入らないということです。こういった精神性が、明治維新まではあったということでしょうか?

 

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建てて住むということ

2024年02月08日 | 本と雑誌 その2

「技術とはなんだろう 三つの公演」(マルティン・ハイデガー著)を読み返していた。

・建てるということは住むということを目標にしている。

・建物は、橋、飛行機格納庫、競技場、発電所、駅、高速道路、ダム、集会所なども含まれる。

・住むということは、根本動向は労ること。

・建物とは、建物なりに四方界を労るもの。大地を救い、天空を受け入れ、神的な者たちを待ち望み、死すべき者たちに連れ添う、という四重の労ることが住むことの本質である。

・建てることの本質は、住むようにさせること。

・私たちは、住むことを能くするときのみ建てることができる。

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第二次世界大戦後のドイツの荒廃し、住居難に陥った街で、建てること住むこととはどういうことかという内容の講演です。

実に的を射た語りだと思います。

何かを建てるということは、周りの環境、生態系をなるたけ壊さないようにすることなのだろう。

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