アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

ドストエスフキー氏

2009年04月21日 | 絵 その7
090421
「メガネをかけても、目から鱗が落ちるわけではないんだな・・」

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勝海舟

2009年04月20日 | 絵 その7
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本棚にある「氷川清話」(勝海舟)を手にし、パッと開けたページがこれでした。

「おれはこれまでずいぶん外交の難局に当たったが、しかし幸い一度も失敗はなかったよ。外交については一つ秘訣があるのだ。
心は明鏡止水のごとし、ということは、若い時に習った剣術の極意だが、外交にもこの極意を、応用して、少しも誤らなかった。
・・・
おれなどは、何にも考えたり、もくろんだりすることはせぬ。ただただ一切の思慮を捨ててしまって妄想や邪念が、霊智をくもらすことのないようにしておくばかりだ。」

このような心境になった時に、策が浮かび上がってくるそうです。

余談
よく面倒だなと、思う時があります。
やってみれば10分程で終わる作業にもかかわらず、そんな風に思ってしまう時があります。
考え方に、邪念があるからなのですね。
明鏡止水・・こんな感じで生活をしたいですね。

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ダイエット

2009年04月19日 | 絵 その7
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将棋の羽生さんは、1局の対局で3キロ程痩せることもあるそうです。
身体を動かしているわけでもなく、それだけで痩せることに少々驚きました。

勝つために悩む。
その悩みは、どんな種類の悩みなのであろうか。

心労とは違い、勝つためという工夫の中で、もがき苦しみ、そして勝利へと突き進む。

我々の多くの悩みは、そこから抜け出したいという苦しみである。

シアワセの為に、もがき苦しむのもいいのではないか。

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つまらないものですが・・

2009年04月18日 | 読書日記 その5
『こんな日本でよかったね』 内田樹著

「「格差社会」というのは、格差が拡大し、固定化した社会というよりはむしろ、金の全機能が過大評価されたせいで人間を序列化する基準として金以外のものさしがなくなった社会のことではないか。」(本文より)

「「金のことをつねに最優先に配慮する人間」は私の定義によれば「貧乏人」であるので、格差社会の是正のために「もっと金を」というソリュージョンを提示し、それを支持する人々は、論理的にいえば、これまでもこれからも未来永劫に「貧乏人」であり続ける他はないと思うからである。」(本文より)

「社会が安全になったせいで、命の重さについて真剣に考慮する必要がなくなった社会では、逆に命が貨幣と同じように記号的に使われる。」(本文より)

先日の新聞の中に、オホーツク海の深海の温度が0.6度上昇していて、研究者は背筋の凍る思いがしたという記事がありました。
0.0幾らでも大きな問題があるらしいのですが、その温度差を我々は記号としか捕らえることが出来ないというのが、金を最優先にしか考えてこなかった人間の愚かさなのだろうか。

人類にとっては、環境というものを最優先に考えなければならないのに、それでも目先の経済にしか目がいかないというのは、記号化された社会の惨めな行く末なのだろうか。

あえて環境面から見た人間を評価の対象にすれば、包装紙で着飾った粗悪品なのであろう。

昔の日本人は「つまらないものですが」と謙遜しながら、贈り物を差し出した。
その贈り物には、虚飾など施されておらず、心のこもったものであったに違いない。

記号化されていない世の中の方が、人を見つめる目は暖かかったのだろうと思う。


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しあわせの分量

2009年04月17日 | 絵 その7
090417
「しあわせは、スプーン一杯分しか量れない」

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