![091224 091224](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/0c/4a5eb08bdfb9e47223e74d94af1d92d2.jpg)
今まで3つのテントを使ってきましたが、一人用、二人用、三人用とだんだん大きくなっていきました。
それに合わせて荷物も増えていくという結果となりました。
写真は、自転車旅で、翌日、北海道襟裳岬に向かう途中にある海岸でキャンプした時のものです。
古い写真ですが、この頃はまだストイックという言葉が若さの象徴のように、朝から晩まで、あるいは夜遅くまで走っていました。
今、その走りをしてみろと言われても、もうすることは出来ないでしょう。
テントを張ることさえも面倒で、雨露を防げる場所が僕の寝床となり、汗臭い服と共に眠れぬ夜を過ごすことも多くありました。
それでもテントは安心感を与えてくれますが、快適な場所を選んでテントを張るなんてことは多くはなく、何事もなく夜が明けることを心待ちにしていました。
本当に大切なのは、どんなテントで過ごしたのかではなく、どんな気持ちで夜を過ごしたのかが問題なのかもしれません。
あの頃は、楽しい夜なんてありはしなかった。
あったのは、未来への渇望だけだった。