暁庵の茶事クロスロード

茶事が好きです。茶事の持つ無限の可能性に魅了されて楽しんでいます。2015年2月に京都から終の棲家の横浜へ戻りました。

箱根 金時山へ

2010年10月26日 | ハイキング・ぶらり散歩
10月24日、大学時代の友人たちと箱根・金時山へ登りました。

金時山は箱根の外輪山の一つで、標高は1212m。
遠くからでも一目でわかる特徴的な山容を持ち、
山の形からかつて猪鼻嶽(いのはなだけ)と呼ばれていました。

坂田公時(さかたのきんとき、幼名金太郎)がこの山で山姥に
育てられたという伝説から、金時山と呼ばれています。
2時間くらいで登れ、富士山や山頂からの眺望が素晴らしいので、
箱根でも人気の高い山です。
 
                 
                 
                
「ご一緒に金時山へ登りませんか?
 ゆっくり登りましょう。
 最少催行人数5名で、暁庵が同行いたします」

同窓会のアトラクションの一つとして幹事の呼びかけに
7名が申し込んでくれました。8月のことです。
10月に入って友人たちも所用が重なったりで、5名になりました。
加藤さん、寺尾さん、岩崎さん、河村さん、そして私です。

実は、2週間前から右足全体の痺れや痛みがひどく、私自身が
「登れるかしら?」と案じていました。
マッサージや湿布薬のおかげで何とか痛みが無くなったので、
やっと最終打ち合わせの電話をかけたのは二日前でした。

コースは4つありますが、明神ヶ岳登山の折、
下山道で通った「矢倉沢コース」を登り、
帰りは「公任(きんとき)神社コース」で下りました。

                 
                 

仙石の金時山登山口を10時20分頃から歩き出し、頂上へ着いたのが12時20分。
途中、リンドウ、秋の田村草、ホトトギスなど秋の花がいっぱい咲いていました。
河村さんと私は花の写真を撮りながら、ゆっくりマイペースで登ったので、
他の3人には大分頂上で待たせてしまいました・・・ゴメンナサイ!

それでも、同窓の5名で金時山頂上に立てたのはとても嬉しく、
加藤さんがマサカリを持った、記念写真を撮りました。
「ばんざぁーい!」

天気の崩れが早く、時折、小雨がぱらつく天気でしたが、
大湧谷、仙石原、箱根の山々が見渡せて、これで富士山が
見えればいうことなし・・・でした。
金時娘の茶屋へ寄り、ボリュームのある名物味噌汁とコーヒーを
頂きながら、旧交と身体を温めました。

大学を卒業してから何十年も立ち、それぞれ仕事をやり遂げて
今こうして会ってみると、
元気に会えること、一緒に愉しく行動できることの
シアワセをつくづく感じました。

また、一緒に登りたいと思いますが、
みんなの足を引っ張らないように
もう少し、身体と足を鍛えなければ・・・です。

                           後から 

  写真は上から、「金時山」
           「金太郎と山姥 歌麿画」
           「山麓の金時蹴落石」
           「ガマズミの実」
           「松虫草」
 

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