マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

例年通り・・・『信州りんご』 そして 『世界の王は、我々を、永遠の新しい命へとよみがえらせてくださる。』

2019-11-11 04:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

11月10日。日曜日。晴れ。

  台風19号豪雨災害の被害を受けた皆様に
    改めてお見舞い申し上げます。


 今年はあきらめていた・・・  『信州りんご』
 

      毎年、娘夫婦から届く、『信州りんご』

       19号台風で、長野県の千曲川が氾濫。
  『りんごロード』に沿った沢山のりんご農園が、大きな被害を受けました。
        心からお見舞い申し上げます。


  今年は、毎年娘夫婦から届く 『信州りんご』 をあきらめていました。
       さすがの娘の夫婦です。
    今年も、時期が来て、いつものように、『信州りんご』が届きました。


     長野県のりんご農園様!
   おいしく『信州りんご』を頂いています。
   一日も早い復興をお祈り申し上げます。
   おいしいりんごを沢山食べて、応援させて頂きます! 元気になります!

 

そして。

今日は11月10日。年間第三十二主日。

   今日の二つの『御言葉』は、『復活』についてです。


先ずは。
旧約聖書から。

『今日の第一朗読 マカバイ記
   マカバイ記は著者および著作の年代は不明だそうです。

        『息子7人の殉教』
   
   息子の殉教を支える・・・  『母の祈り』


    『その日、七人の兄弟が母親と共に捕らえられ、

鞭や皮ひもで暴行を受け、律法で禁じられている豚肉を口にするよう、
       王に強制された。

彼らの一人が皆に代わって言った。

    「いったいあなたは、我々から何を聞き出し、何を知ろうというのか。
  我々は父祖伝来の律法に背くくらいなら、いつでも死ぬ用意はできているのだ。」


二番目の者も息を引き取る間際に言った。

  「邪悪な者よ、あなたはこの世から我々の命を消し去ろうとしているが、
世界の王は、律法のために死ぬ我々を、永遠の新しい命へとよみがえらせてくださるのだ。」


続いて三番目の者もなぶりものにされた。

 「わたしは天からこの舌や手を授かったが、主の律法のためなら、惜しいとは思わない。
    わたしは、主からそれらを再びいただけるのだと確信している。」


四番目の者も死ぬ問際に彼は言った。

   「たとえ人の手で、死に渡されようとも、
 
神が再び立ち上がらせてくださるという希望をこそ選ぶべきである。」

そこで、 王自身も、供の者たちも、苦痛をいささかも意に介さないこの若者の精神に驚嘆した。
              
マカバイ記 7章1-2&9-14節

 

   紀元前2世紀頃。
ヘレニズム帝国によるユダヤ人に対する激しい宗教的迫害が起こり、『迫害と殉教の時代』 となりました。

     シリア王・アンティオコス4世の時代の『大迫害』の中で・・・
   ユダヤ人は、先祖代々守ってきた、『律法』を守ることを禁止されました。


     熱心なユダヤ教徒の母とその息子全員は、
  『律法』が禁じる『豚肉』、を食べるようにと強制されます。

       7人の息子たちは、
『我々は父祖伝来の律法に背くくらいなら、いつでも死ぬ用意はできている。』
『世界の王が、律法のために死ぬ我々を、永遠の新しい命へとよみがえらせてくださる。』

     ・・・と。信仰を証しして、殉教を選びました。


      神に忠実に、律法に忠実に、生きるほどに・・・
       苦しみを受け、殺されることもありました。

  そんな時代に。

 『この世での苦しみや死を超えて、次の世では『新しい命』へよみがえらせてくださる』
        という 『復活』 の 『希望』 が生まれたのです。
    
             『新しい命への門』
     

次に。
新約聖書から。

     『死者のための執り成し』
    
       『イエスの祈り』

  

『今日の福音 イエスの御言葉

    『そのとき、
  復活があることを否定するサドカイ派の人々が何人か近寄って来て、

 
           イエスに尋ねた。

    「先生、モーセはわたしたちのために書いています。

    『ある人の兄が妻をめとり、子がなくて死んだ場合、
   その弟は兄嫁と結婚して、兄の跡継ぎをもうけねばならない』と。

ところで、七人の兄弟がいました。

    長男が妻を迎えましたが、子がないまま死にました。
次男、三男と次々にこの女を妻にしましたが、七人とも同じように子供を残さないで死にました。

       最後にその女も死にました。
    すると復活の時、その女はだれの妻になるのでしょうか。

      七人ともその女を妻にしたのです。」


イエスは言われた。

      「この世の子らはめとったり嫁いだりするが、
   次の世に入って死者の中から復活するのにふさわしいとされた人々は、

          めとることも嫁ぐこともない。
       

        この人たちは、もはや死ぬことがない。
   
           『復活の命 復活の卵』


      天使に等しい者であり、復活にあずかる者として、
          神の子だからである。

   死者が復活することは、
モーセも『柴』の個所で、主をアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神と呼んで、示している。
   神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。

   すべての人は、神によって生きているからである。」』                   
           ルカ福音書 20章27-38節

 

     『復活』 は 『神によって生きる』 ということです。

    
    イエス様は、サドカイ派の方の質問に答えながら・・・
         『復活』について語られました。

   『復活』とは、

   『この世の有様』とは全く違う 『あの世の有様』 が始まることなのです。 
『復活の命』は、『この世の命』の沿線上にあるのではなく、『新しい命・永遠の命』の始まりなのです。

 

    『神』は、『死んだ者の神ではなく、生きている者の神』 です。

 神様は、この世に今生きている人たちとも、すでに亡くなって『新しい命』に生きる人たちとも、
            すべての人と共におられる神様です。

 神様は、今生きている人々の『希望』、『力』、『支え』 となってくださるお方なのです。
      すべての人と共に喜び、苦しみ、共に歩んで下さるお方です。

 

『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
     『イエス・キリストは死者のうちから最初に生まれた方。
   
   墓から出てきた・・・  『復活のイエス』

       『わたしは復活であり、命である。
      わたしを信じる者は、死んでも生きる。』
          ヨハネ福音書 11章25節

     栄光と支配は世々に彼のもの。』アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
教会の暦では、残り少し、12月1日から、『新しい年』が始まります。新しいことは希望の始まりですね。 お元気で!


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