マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

『個性とは』・・・生きてきた生き様の告白・総括・・・『孫娘の袴姿』 そして 『聞き分ける心』 と 『憐れみの心』

2020-02-08 05:28:46 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

2月8日。土曜日。快晴。

    
   私の娘の・・・  『小学生時代の着物』  

   「私は卒業式に、ママの小学生時代の着物と袴を着て、
         壇上で卒業証書を受け取る。
       たとえ一人でも卒業式には着物を着る。」
                   と言う孫娘。

   
成長著しく、ママの成人式の振り袖でも着こなす、背丈が伸びた小学6年の孫娘。
  両親の出張に幼児の時から同伴させられ、海外経験はすでに15回ほど。
     働く母親の都合で、託児生活は0歳・乳児の時から。

     
     個性著しく育った『孫娘の言動』を見るにつけ・・・
        
  『個性』 とは 『個々人の生きてきた生き様の告白・総括』
                   と確信する私です。


   『我が個性』を納得できる人は、最高の幸せ者ですね。

 

そして。

今日は2月⒏日。年間第四土曜日。

  聖書には、個性豊かな人々の姿が、生き生きと描かれています。


先ずは。
個性豊かな一人目。
 
         『ソロモン王』
     
      王の在位:紀元前971年~931年。40年間。


『今日の第一朗読 ソロモン王の個性の発揮


『その日、
   ソロモン王はいけにえをささげるためにギブオンへ行った。
  
     そこに重要な聖なる高台があったからである。
 
  ソロモンはその祭壇に一千頭もの焼き尽くす献げ物をささげた。

その夜、
      ギブオンでソロモンの夢枕に立ち、

   「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」と言われた。

ソロモンは答えた。

    「わが神、主よ、あなたは父ダビデに代わる王として、
        この僕をお立てになりました。
      しかし、わたしは取るに足らない若者で、
      どのようにふるまうべきかを知りません。

      僕はあなたのお選びになった民の中にいますが、
   その民は多く、数えることも調べることもできないほどです。

       どうか、あなたの民を正しく裁き、
      善と悪を判断することができるように、
      この僕に『聞き分ける心』をお与えください。

 そうでなければ、この数多いあなたの民を裁くことが、誰にできましょう。」

はソロモンのこの願いをお喜びになった。
神はこう言われた。

     「あなたは自分のために長寿を求めず、を求めず、
         また敵の命も求めることなく、
       訴えを正しく『聞き分ける知恵』を求めた。

        見よ、わたしはあなたの言葉に従って、
       今あなたに知恵に満ちた『賢明な心』を与える。

       あなたの先にも後にもあなたに並ぶ者はいない。
               わたしはまた、あなたの求めなかったもの、富と栄光も与える。

      生涯にわたってあなたと肩を並べうる王は一人もいない。」』
                  列王記上 3章4-13節

 

 皆様!
 神様から、もし、「欲しいものを願いなさい。何でも与える。」 
              と言われたら、何をお望みになりますか?


  長寿ですか? ご自分や家族の方の病気からの回復かもしれません。
  富や名誉ですか? ご自分や御家族の方の大学合格かもしれませんね。


ソロモンの時代。

  イスラエルの民は、『主の名の置かれた場所』で神を礼拝する限り、
      平和で繁栄を続けることができました。

    
   ソロモン自身も、『高き所』を設け、犠牲を捧げていました。
     その日は、
 『ギブオン』の高き所で、一千頭もの焼き尽くす献げ物を捧げたのです。

 

       神は、ソロモンの礼拝を良しとして、
      その晩に、ソロモンの夢枕に立ちました。
  「何事でも願うがよい。あなたに与えよう」 と言われたのです。


 ソロモンの神への『答』は、
    今までソロモンが生きてきた『生き様の告白』となりました。
    世間並みではない、ソロモンの『個性』が現われた『答』でした。


   まずは、 
       父・ダビデの信仰と憐れみ深く正しい心を讃え、

    神がそんな父・ダビデ示された豊かな慈しみを賛美しました。

   次に、

 「私には偉大な父・ダビデのような能力はない」 と謙虚に述べました。
「神が下さる『賢明な心』によってのみ、父の王国を治めることができます。」と。

   その後、
      
    多くの民の訴えを正しく『聞き分ける知恵』を求めたのです。

 

       神は、ソロモンの『願い』を良しとして、
   『賢明な心』 だけでなく、『富と栄光』 までも与えました。 

        ソロモンの『願い』は、
     父ダビデの『信仰と行い』を見ながら成長していく間に、
     自分の中に育て上げた『個性』による選択となりました。 
       それは
      自分のためではなく、民のための『願い』でした。

 
余談です。
 もし。  神様が私に「何でも上げる」と言われたら、
         『永遠の命』 を望むかな? 

     それって、結局は、自分のためのお願いですね。 
         神様から却下されますかね!?

 

 

次に。
個性豊かな二人目。 
         
       『イエス・キリスト』
   
        『ガリラヤ湖を歩くイエス』
               ↑ 神の独り子・イエスの個性が際立ちます


『今日の福音 イエスの個性あふれる御言葉


『そのとき、
     
使徒たちはイエスのところに集まって来て、

    自分たちが行ったことや教えたことを残らず報告した。

イエスは、
  「さあ、あなたがただけで人里離れた所へ行って、しばらく休むがよい」
                        と言われた。

  出入りする人が多くて、食事をする暇もなかったからである。
 
そこで、一同は舟に乗って、自分たちだけで人里離れた所へ行った。

ところが、

  多くの人々は彼らが出かけて行くのを見て、それと気づき、
 
   すべての町からそこへ一斉に駆けつけ、彼らより先に着いた。

     イエス舟から上がり大勢の群衆を見て
 
     飼い主のいない羊のような有様を深く憐れみ、
        いろいろと教え始められた。』
          マルコ福音書 6章30-34節


     イエス様は、この世の考えとは大きく違い、
       『神の個性』を貫くお方です。
      『神の個性』は、自分の利益は後回し。
   『お人の幸せが最優先』  『個性』 なのです。


     イエスは、弟子たちと共に、
             休養のために、舟に乗って、人里離れた所へ行かれました。
                        それでも。
   「飼い主のいない羊のような大勢の群衆」を御覧になると、
     『神の個性』がうずきました。
 迷える『飼い主のいない子羊たち』憐れまずにはいられないのです。


   イエスの『神の愛:神の個性』 は 『憐れみ』なのです。
   『神の愛:神の個性』 は 『弱者に降り注がれる愛』 なのです。


  イエスは、弟子を選んだとき、『私と共にいなさい』と命じました。
   人は、自分が身に着ける『個性』を、身近な人の『個性』から学ぶのです。
       子が親から学ぶ。弟子たちはイエスから学ぶ。
          人間も動物も同じです。


     『宣教の要』となる12人の弟子たちも、
   イエスの言動から、『神の個性』 を学びました。
  その表し方は、12人それぞれ、『個性』豊かな方法でしした。


私たちも、

  キリストなしで『羊飼いのいない羊』とならないように、
    いつも『キリストの御言葉:聖書』から離れないで、
        キリストから教えられ、導かれ、
 『神の個性』を『我が個性』とできますように祈りましょう!

 

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
それぞれの方の『個性』が認められ、『個性』が響き合う世の中にしたいですね。 お元気で!


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