9月5日。日曜日。曇り。
新秋の中・・・
『萩』

『一隅にむらがる萩や花畑』 子瓢
散歩道に可憐な萩が咲き誇り、すっかり秋です。
『山道』

折れ枝があちこちにきれいにまとめられていました。
山道もすっかり掃き清められて、秋の準備です。
自然に教えられて、
私も、衣食住・すべてを秋モードに、切り替えることに致しましょう。
年を重ねて、
明日ではなく、今を、季節を、大切にして過ごしたいものです。
そして。
今日は9月5日。年間第二十三主日。
『今日の入祭唱』
『主よ、慈しみ深く、あなたの僕のために計らってください。あなたの掟を、教えてください。
主よ、あなたは正しく、あなたの裁きはまっすぐです。』
詩編 119章124節&137節
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、イエスは ティルスの地方を去り、
シドンを経てデカポリス地方を通り抜け、
ガリラヤ湖 へやって来られた。

『ガリラヤ湖の夜明け』 巡礼時に湖の美しさに圧倒されながら📷
人々は耳が聞こえず舌の回らない人を連れて来て

その上に手を置いてくださるようにと願った。
そこで、
イエスはこの人だけを群衆の中から連れ出し、
指をその両耳に差し入れ、
それから唾をつけてその舌に触れられた。
そして、
天を仰いで深く息をつき、
その人に向かって、「エッファタ」 と言われた。
これは、「開け」という意味である。
すると、
たちまち耳が開き、舌のもつれが解け、
はっきり話すことができるようになった。
イエスは
人々に、だれにもこのことを話してはいけない、と口止めをされた。
しかし、
イエスが口止めをされればされるほど、人々はかえってますます言い広めた。
そして、
すっかり驚いて言った。
「この方のなさったことはすべて、すばらしい。
耳の聞こえない人を聞こえるようにし、
口の利けない人を話せるようにしてくださる。」』
マルコによる福音書 7章31-37
イエス様は、
今日はガリラヤ・異邦人の町にもどってきました。
異邦人にも『救い』を与えるためです。
イエス様は、ここでは、『奇跡』をなさる時、
人々がまだよく分かっていないイエス様についての誤解を避けるために、
群衆を避けておられます。
群衆は、イエスを『偉い方』と考えるに留まり、
まだ、『神の御独り子・救い主メシア』であることを見出せないのです。
イエス様は、
※『耳が聞こえず 又 うまく話せない人』※ を癒されました。
その方は、
『神の言葉を聴こうとしない人 又 感謝をしない人』 を表わしているのかもしれません。
ところが、
イエス様に癒された異邦人が代表するように・・・
これからは、異邦人も、『イエス』を理解するようになるのです。
このイエスの『異邦人への癒し』は、イエスの『新しい創造』の時なのです。
神様の『第二の天地創造』の時なのです。
誰もが、『イエス』を理解するためには、
目と口をイエスに癒していただく必要があるのです。
目と口を癒していただければ、
『イエス』を『救い主』として認め、更に 伝えることもできるのです。
『今日のアレルヤ唱』
アレルヤ、アレルヤ。
『イエスはガリラヤ中を回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、
また、民衆のあらゆる病気や患いをいやされた。』
マタイによる福音書 4章23節 アレルヤ、アレルヤ。
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、と、良い季節の到来です。
自粛生活の中での『秋』を楽しむ方法を見つけて、豊かに過ごしましょう。 お元気で!