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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

家族年末恒例行事・・・『餅つき』 そして 『聖家族祝日』・・・『あなたから生まれる者が跡を継ぐ。』 そして 『幼子はたくましく育ち、知恵に満ちた。』

2020-12-27 15:00:00 | 休日(GW。夏休み。冬休み。休暇。)
12月27日。日曜日。曇り。

家族総出の暮れの恒例行事

                 『餅つき』
 
             30個づつ×家族5軒分=150個       昨年の餅作り

              毎年、帰省した子供家族と作る『餅』
             自宅にもどる子供達に、土産に持たせます。
    
   ところが・・・
              コロナ禍の今年の暮れ
          帰省自粛で、結婚以来初めての子供家族の帰省なし。
          私一人では、150個餅つきのパワーが湧いてきません。
        今年は新婚時代に戻って、私たち親の餅だけを作ることにしました。
           ちょっとさみしいけど今年はそれもありですね。


そして。

今日は12月27日。主の降誕第三日。

            『聖家族 祝日』
 
             『聖家族』                  ミケランジェロ作品


『今日の集会祈願』

 『恵み豊かな父よ、 あなたは、聖家族を模範として与えてくださいました。
      わたしたちが聖家族にならって、愛の絆に結ばれて、
    あなたの家の永遠の喜びにあずかることができますように。』



今日は『聖家族』のお祝いをしながら
家族の意味を学べたら幸いです。


        『今日の第一朗読   信仰の父アブラハムの家族』
 
              『アブラハムとサラと その子イサク』


   『その日、   主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。

    「恐れるな、アブラムよ。 わたしはあなたの盾である。
      あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」


アブラムは尋ねた。
       「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。
   わたしには子供がありません。 家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。」
アブラムは言葉をついだ。
   「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、
        家の僕が跡を継ぐことになっています。」

見よ、主の言葉があった。

    「その者があなたの跡を継ぐのではなく、
           あなたから生まれる者が跡を継ぐ。」


主は彼を外に連れ出して言われた。
    「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」
そして言われた。   「あなたの子孫はこのようになる。」

   アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
やがて、
主は、約束されたとおりサラを顧み、さきに語られたとおりサラのために行われたので、
   彼女は身ごもり、年老いたアブラハムとの間に男の子を産んだ。

      それは、神が約束されていた時期であった。
   アブラハムは、サラが産んだ自分の子をイサクと名付けた。』
        創世記 15章1-6節 & 21章1-3節


紀元前1850年頃。

 神様は、人類の歴史を通して、『救いの御計画』 を実現するが来たと考えました。
    そこで・・・
 神様ご自分からアブラハムを一方的に選び、 『神の民の太祖』となる『使命』を与えました。


  神様は、『神にできないことはなにもない』と信じるアブラハムやマリアの『信仰』を通して、
      『神の民の太祖・アブラハム』から『救い主・イエス』まで
       42代の『イエスキリストの系図』(マタイ1章)を実現させ、
           人間の歴史に介入しながら
        『人類の救い』 を完成させるのです。
         
続けて。

       『今日の福音   ヨセフとマリアとイエスの聖家族』 

     『モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、
      両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。
 
  それは主の律法に、
   「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」 と書いてあるからである。
  また、主の律法に言われているとおりに、
     山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。


      親子は主の律法で定められたことをみな終えたので、
       自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰った。

 
       『光をかざすイエスと仕事場の父ヨセフ』

  幼子はたくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていた。』
           ルカ福音書 2章22-40節 参照

 
イエス誕生の頃。

   ユダヤ人の皆様の世界では・・・

      赤ちゃんを産んだお母さんと赤ちゃんの父と赤ちゃんには、
      『主の律法』で定められた守るべき『式』がありました。

 『清めの式』
   神様のお陰で子どもを産んだお母さんは、神様との接触があったということで、
     普通の生活に戻る前に、『清めの式』を受ける必要があったようです。
 『初子の奉献』
     人間でも動物でも、初子はヤハウェのものとして聖別されなければなりませんでした。
     人間の初子は、生後一ヶ月で、銀5シュケルの代価で贖わなければなりませんでした。
                           民数記 18章15-16節
     貧しかったヨセフは、『一番貧しい人の供え物・山鳩一つがい』を『代価』として捧げました。

  その後、すぐに・・・

     『聖家族』の親子は、『主の律法』で定められたことをみな終えたので、
         自分たちの町であるガリラヤのナザレに帰ったのです。


            幼子イエス様は、両親の元で、
        一般の子どもと同じように、家庭生活を経験なさいます。
       たくましく育ち、知恵に満ち、神の恵みに包まれていたのです。

私はこんな風に考えました。
  
      この『聖家族』の姿にこそ、私たち人間の『模範』があるのです。
   家庭内の生活と日常生活の出来事の中でこそ、『神の御旨』が分かっていくのです。  
     家族と共に育った体力と知識で、『神の御旨』に、微力ながらも参与するのです。


私たちも、
神のいつくしみにより、子どもを授かります。
親の喜びのもととなる愛の贈りものです。
私たちは、聖家族にならって、
神様の愛と力に支えられながら、真心と責任を持って育てたいものです。
神様の豊かな恵みに助けられながら、
子どもに注ぐ愛が、神の愛のしるしとなりますように。  


『今日の祈願』

  『いつくしみ深い父よ、
 いつも聖家族の模範にならい、生活の労苦を乗り越えて、
   共に永遠の喜びに入ることができますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今年の年越しは、未曾有の年越しになりそうです。
遠く離れていても、心はつながっていましょうね。 お元気で!