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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

25万0403人・・・『ウイズコロナ生活の模索』 そして 『聖クララおとめ 記念日』・・・『あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。』

2022-08-11 04:30:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月11日。木曜日。快晴。


今朝は、
5時の『早朝ウォーキング』を中止。
更に早く、
4時半から『木々の剪定』を始めました。


  あの木もこの木も
  猛暑の中、涼しいのがよかろうと
  切り込みました。


  スッキッリクッキリと切り込まれた・・・  『棕櫚』
  

      朝4時半。すでに28度の暑さ、それでも空気はさわやかです。


      昨日・10日。
      厚生労働省の確認で、
       『新型コロナウイルス新規感染者』:『25万0403人』
           過去最多を更新した。

      一日当たりの新規感染者が25万人を上回るのは初めて。
      これまで最多だった前週水曜日(3日)に比べ約600人の増加となった。


          いよいよ、『ウイズ・コロナ』
       コロナと共存の生活を模索するときが来ました。


      私の ※『ウイズ・コロナの毎日』※ は、
      コロナをきっかけに、
      ※大好きな旅行や登山やマラソン大会への参加の『機会を失った。』
      ※運動は、人のほとんどいない5時の『早朝ウォーキング』のみとなった。
      ※運動量大幅減少のために、
        太らないように、又 免疫力低下とならないように、
         『食生活』に気をつけるようになりました。


   一方。
   手入れも何もいらない・・・『多年草』
  
         毎年、何の手入れをしなくても、可憐な花を品よく咲かせる。かわいい♡♡


     『ウイズコロナ生活』
      何もかも、マイナスの方向に心が向きそうです。
      それでは、コロナに負けたことになります。ダメです。要注意です。

      コロナに負けない生活の模索です。
      今までと同じではなく、♡『新しい生活』♡ の始まりです。
                     何よりも大切なことは、個人の楽しみがいつまでも続くこと以上に、
        一人一人の『命』をいかに守るかではないでしょうか。
         そのための『新しい生活』はどう変わるべきか?


       今日も、私は、一日中『Stay Home』。
        『ウイズコロナ生活』です。
       それでも、
       3時間の木々の剪定仕事を終えて、
         運動量の補充ともなり、幸せです♡♡
       美しくなったMy『庭園』を眺めて、幸せです♡♡
                 感謝!感謝!


そして。

今日は8月11日。年間第十九木曜日。

     『聖クララおとめ 記念日』
   

  1193年。  イタリア中部アシジの貴族の長女としてまれました。
 1211年。18歳。同じ町に生まれた聖フランシスコの説教を聞きます。
        そこで、「イエスの愛に生きよう」という熱い望みを抱き、
        すべてのことを捨てて歩む決意を固め、
        フランシスコに従って清貧の生活を送ります。

 1215年。22歳。フランシスコの助力を得て、女子修道女会(クララ会)を創立した。
         謙遜と愛徳に満ちた生涯を送った。

 1253年。60歳。 死去。
            『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

   『若者よ、おとめよ、老人よ、幼子よ、主の御名を賛美せよ。
     主の御名はひとり高く、威光は天地に満ちている。』
           詩編 148章12-14節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『御顔の光をあなたの僕の上に輝かせてください。
     あなたの掟を教えてください。』
        詩編 119章135節     アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った。
     
    「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、
     何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」
  
    イエスは言われた。
    
      「あなたに言っておく。
     七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。

     そこで、天の国は次のようにたとえられる。
  ある王が、家来たちに貸した金の決済をしようとした。
  決済し始めたところ、
  一万タラントン借金している家来が、王の前に連れて来られた。
     しかし、返済できなかったので、
  主君はこの家来に、自分も妻も子も、また持ち物も全部売って
     返済するように命じた。
  家来はひれ伏し、
    『どうか待ってください。きっと全部お返しします』
                としきりに願った。
  その家来の主君は憐れに思って、
      彼を赦し、その借金を帳消しにしてやった。

  ところが、この家来は外に出て、
    自分に百デナリオンの借金をしている仲間に出会うと、
      捕まえて首を絞め、『借金を返せ』と言った。
  仲間はひれ伏して、
    『どうか待ってくれ。返すから』としきりに頼んだ。
  しかし、承知せず、
       その仲間を引っぱって行き、
       借金を返すまでと牢に入れた。

  仲間たちは、
  事の次第を見て非常に心を痛め、
      主君の前に出て事件を残らず告げた。
  そこで、
  主君はその家来を呼びつけて言った。
     『不届きな家来だ。
    お前が頼んだから、借金を全部帳消しにしてやったのだ。
    わたしがお前を憐れんでやったように、
    お前も自分の仲間を憐れんでやるべきではなかったか。』

  そして、主君は怒って、
    借金をすっかり返済するまでと、家来を牢役人に引き渡した。

     あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、
   わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」
      
     イエスはこれらの言葉を語り終えると、ガリラヤを去り、
       ヨルダン川の向こう側のユダヤ地方に行かれた。』
         マタイによる福音書 18章21節~19章1節


  今日のイエス様は、
  『イエスの弟子であるなら、どんな時も兄弟として互いに許しあいなさい。』
    又 『許さない人は、神に許されないであろう』
      と、ペトロの質問に答えました。


   ペテロは、
   自分に罪を犯した人なら、7回も許せば、非常に寛大であり十分ではないか? と考えていました。
   すると、  
   イエス様は、
   七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。』 と言われたのです。
   考えてみれば、
   私たちだって、
   2~3回は許せても、4回以上は許せないで、一言文句を言い始めることでしょう。

   
      神様は、
      神さまに返済は無理な膨大な借金を抱えている私たちを、
      神から赦しをいただく資格のない私たちを、
       憐れに思い、許してくださるのです。
      至らない私たちを、
      もっと良い生活をするようにと、
       信用して、何回も許してくださるのです。
   

   私たちも、
   たぶん、自分は誤っていないと思って、人を許せないのでしょう。
   ところが、自分もお人同様に弱いものだ、罪を犯す者だ、と認めることが出来れば、 
       人の弱さを理解でき、お人を許せるのでしょう。
   それ以上に、
   自分はその資格はないのに、いつも神様から赦しをいただいていることに気づくなら、
       神の慈悲を思って、お人を何回でも許すのです。
         祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
どうぞ、コロナ感染にも熱中症にも、くれぐれもご用心の毎日をお送りください。
毎日が穏やかな日々でありますように。 お元気で!

核戦争に勝者はない。決して戦ってはならない。・・・『令和4年長崎平和祈念式典』・・・今こそ、核の傘からの価値観を転換し、平和国家の構築を。

2022-08-09 11:02:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月9日。火曜日。晴れ。

10時40分。
すでに会場の気温は、32,2度。
厳しい暑さの中で
『長崎平和祈念式典』が行われました。

6日の『広島原爆記念日』の祈りに続けて、
今日も、世界中の方々と心を一つにして、
祈りたいと思います。



         『令和4年 長崎平和祈念式典』
  

          昭和20年8月9日午前11時2分
          長崎市村上地区の上空503m

           原子爆弾が炸裂しました。
       爆心の1㎞以内にいた人はほとんどが即死。

  

     その時に合わせて7万人を超える人が亡くなりました。


          あの日から77年。
      今日の式典には、米英中仏印イスラエルの核保有6カ国など
          過去最多の83カ国が参列。 
      被爆地区長崎は、今年も深い祈りに包まれました。


 式典は、
 被爆者の方々の合唱で始まります。

            被爆者歌う会:🌻『ひまわり』🌻

  

       『聞こえていますか? 被爆者の声が。
        あなたの耳に、 聞こえていますか?』


           毎年、7月9日の式典で、
        『平和』への思いを歌にしてきました。


        今年で18年目になる被爆者の合唱団🌻『ひまわり』🌻
           毎週1回2時間の練習を重ねてきました。
        しかし、被爆者も高齢化の影響を受け平均年齢が81歳になりました。
          式典に参加するのは、今年が最後になります。
            これからは、地元の高校生たちが、
           🌻『ひまわり』🌻を引き継いでいきます。

  

         『あの忌まわしい日を 繰り返さないで。』


        メンバーの最高齢の宇木和美さん(89歳)は、
        12歳の時に自宅で被爆しました。
        気が付いて、家の外に出たとき、
        真っ黒に焦げた『子を抱く母』の御遺骸を見たらかわいそうで、
           『もう二度と戦争はしてはいけないと
           その時に本当に心から思ったんですね。』



 長崎市長・田上富久氏による

             『平和宣言』
  

      『「長崎を最後の被爆地に」の思いのもと』

      今年1月。
      アメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国・
      核保有国5か国首脳は、『共同声明』を世界に発信しました。

           『核戦争に勝者はいない。
           決して戦ってはならない。』

      しかし。
      今年2月24日。
      ロシアはウクライナ侵攻をはじめ、
      更に、核兵器使用を示唆する発言をしました。
      それに対し、被爆地長崎からは、強い抗議や懸念の声が噴出しました。


  
     
        『核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に
       力を尽くし続けることをここに宣言します。』 

続けて。

被爆者代表・宮田隆氏による

             『平和への誓い』
  

      今、82歳の私は、
      10年前に発症したがんの悪化で苦悩の日々を過ごしています。
      多くの被爆者は、私以上の苦しみに耐えて生き抜いています。

      第二次世界大戦から77年後の今、
      日本の一部の国会議員の核共有論は、
      「力には力」の旧来の核依存思考であり、断じて反対です。

      今こそ日本は、
      核の傘からの価値観を転換し、平和国家の構築に全力を挙げるべきです。 

          私たちは強い意志で、子、孫の時代に
         「核兵器のない世界実現への願い」
           を引き継いでいくことを誓います。


最後に。

高校生平和大使たちの『合言葉』は、
    
          『微力だけど無力ではない』
  

      『未来への希望と夢を、紅色の鶴の折る』
                     と『千羽鶴』を歌いました。


       平和を求めるすべての人の『合言葉』にいたしましょう。
           『微力だけど無力ではない』


       世界中のすべての人の『微力』が集まれば、
         『大きな力』となり、
      『世界平和』を求めるうねりとなっていくはずです。
       

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
NHKで放映された『令和4年 長崎平和祈念式典』。
『広島記念式典』に続き、今日もご一緒していただき、ありがとうございました。感謝申し上げます。
私たちも、被爆地区長崎の皆様と共に、祈り続けましょう。
猛暑の毎日、くれぐれもご自愛の日々で、平和な毎日をお送りください。 お元気で!

会話術の法則・・・『聞き上手』 そして 『これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。』

2022-08-09 05:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月9日。火曜日。晴れ。


今日も、
私の在所では、
33度。猛暑日です。

それでも
気持ちはさわやかに・・・

         『ローズマリー』
  

  早朝の澄みきった空気の中。

       ジョグする私をなぐさめるがごとくに・・・
           『さわやかな香り』
         遠くから、ただよってきました。


          ”何の香りかしら!?”
          近寄ってみると・・・
          『ローズマリー』でした♡♡

       私も、早速、『ローズマリー』を植えることにしました♡♡


  一方。
  コロナ禍で、
  対面のおしゃべりでなく、
  電話で御機嫌うかがい
  をすることが多くなったこの頃。

       
        ”お電話してよかったな~!” と思えるような・・・
           『さわやかな優しさ』
         電話を終えた後に感じられます。


           ”何の心持かしら!?”
           考えてみると・・・
           友人の聞き上手』=『会話術の法則』でした。  

      私も、新たに、『会話術の法則』を思い出し、”聞き上手あるのみ!” と思った次第です♡♡


  それでも。
  今日は、電話では物足りなくて・・・
  車の窓を開け放って、クーラーもつけて、マスクもして、
  対面で、『自動車内Date』でした。


      私のような未熟者でも、
      今日は難病の友の思いのたけを聞いてあげることが出来ました。
      優しい家族に囲まれて日々の生活をしている友人でも、
      同年配で、同じ信仰を持つ、友人と私の話は『別物』の感があるのです。
        友人にとっても私にとってもありがたい時間でした。
             幸せと平和の時間でした。
                感謝!感謝!


そして。

今日は8月9日。年間第十九火曜日。

『今日の入祭唱』

  『新しい歌を主に向かって歌え。主は驚くべき御業を成し遂げられた。
   右の御手、聖なる御腕によって、主は救いの御業を果たされた。』
           詩編 98章1節

『今日のアレルヤ唱』

  アレルヤ、アレルヤ。
      『わたしは柔和で謙遜なものだから、
     わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。』
        マタイによる福音書 11章29節  アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、弟子たちがイエスのところに来て、
    
  「いったいだれが、天の国でいちばん偉いのでしょうか」
                   と言った。

     そこで、イエスは一人の子供を呼び寄せ、
    
     
      彼らの中に立たせて、言われた。

       「はっきり言っておく。
    心を入れ替えて子供のようにならなければ、
      決して天の国に入ることはできない。

    自分を低くして、この子供のようになる人が、
        天の国でいちばん偉いのだ。

  わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、
        わたしを受け入れるのである。

  これらの小さな者を一人でも軽んじないように気をつけなさい。
  言っておくが、
  彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである。

         あなたがたはどう思うか。
   ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、
  九十九匹を山に残しておいて、迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。

      はっきり言っておくが、
      もし、それを見つけたら、迷わずにいた九十九匹より、
         その一匹のことを喜ぶだろう。
                        

     そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、
       あなたがたの天の父の御心ではない。」』
       マタイによる福音書 18章1-5&10-14節

   
           今日のイエス様は、
   『小さな子供のように、軽蔑される者をも受け入れる人が一番偉い人である。』
            と、弟子たちに話されました。


         天の御父・神様は、
         小さな者の一人でも滅びることがないように、
           一人でも失われないように、
         望まれています。気を配ってくださるのです。


         イエス様も、
         ご自分の100匹の羊の中の、たった一匹でも、
         その一匹が迷い出たとすれば、
         迷わずにいる九十九匹を山に残しておいて、
         迷い出た一匹を、どこまでも、捜しに行かれるお方です。
         そして、
         一匹を見つけたときは、『宴会』まで開いて、
         喜び祝ってくださるお方なのです。
      

   私たち、
   全人類の人たちは、全員が、『迷い出た一匹の羊』なのです。
   愛が足りない。行き届かない。何よりも神への信頼が足らないのです。
   神の元に帰るには、『改心』が必要な者なのです。
   それでも、
   神様は、ありのままの私たちを受け入れ、愛して、
      神の国へ連れ戻してくださるのです。
          祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
早く猛暑もコロナも落ち着いて、友人と対面で、思いっきりおしゃべりがしたいですね。
『一人の小さな努力』が、大きな『その日』を招きます。頑張りましょう。 お元気で!

77回目広島『原爆の日』・・・『平和宣言』・・・『他人の幸福の中にこそ自分の幸福もある。』・・・『核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、力を尽くすことを誓います。 』

2022-08-06 08:15:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月6日。土曜日。曇り。

         今日は『77回目広島・原爆の日』

 午前8時。

         『令和4年 広島平和記念式典』
  

       原爆投下から77年を迎えた広島
    8月6日。今日の広島は曇り。気温27度。湿度83%。


       昭和20年8月6日。
    人類史上初めて市民の頭上に原子爆弾が投下されました。
   その年だけで、およそ14万人が亡くなったと言われています。


       人々の営みを、
       無差別に、一瞬にして、破壊し尽つ核兵器。


     これまで広島の市民が訴えてきたのは何だったのか?
      怒りと落胆の中で、今年の式典を迎えています。


       これまでお名前が収められた人は

 
      
             33万3907人となりました。


   『ノーモア―ヒロシマ  ノーモア―ナガサキ  ノーモア―ヒバクシャ』


     叫び続けた坪井氏の『言葉』を無駄にしないために・・・


          原爆で犠牲になった人を慰霊するために
         集まった人 およそ 3200人が参列しています。

 
  
     世界から98か国の大使らが出席し、


         国連グテーレス事務総長も初めて出席しました。

 8時15分。

   原爆投下の時間に合わせて・・・  『一分間の黙とう』

  

      鐘の音に合わせて・・・

  

    若い夫婦も、
    私も起立して、
            一分間の黙祷です。

  

    参列者全員で・・・

  
  
    原爆で犠牲になった人々のために祈ります。


  続けて・・・  
               『平和宣言』
  
           
   広島市長 松井一実氏の『平和宣言』 です。 

     『母は私の憧れで、優しく大切に育ててくれました。
        そう語る、当時、16歳の女性は、
      母の心尽くしのお弁当を持って家を出たあの日の朝が、
       最後の別れになるとは、思いもしませんでした。

  

     77年前の夏、何の前触れもなく、
     人類に向けて初めての核兵器が投下され、
     炸裂したのがあの日の朝です。

     広島駅付近にいた女性は、
     凄まじい光と共にドーンという爆風に背中から吹き飛ばされ
     意識を失いました。

     意識が戻り、
     まだ火がくすぶる市内を母を捜してさまよい歩く中で目にしたのは、
     真っ黒に焦げたおびただしい数の遺体。
     その中には、立ったままで牛の首にしがみついて黒焦げになった遺体や、
     潮の満ち引きでぷかぷか移動しながら浮いている遺体もあり、
  
     あの日の朝に日常が一変した光景を地獄絵図だったと振り返ります。 


     ロシアによるウクライナ侵攻では、
     国民の生命と財産を守る為政者が国民を戦争の道具として使い、
     他国の罪のない市民の命や日常を奪っています。
     そして、
     世界中で、核兵器による抑止力なくして平和は維持できないという
     考えが勢いを増しています。
     これらは、
     これまでの戦争体験から、
     核兵器のない平和な世界の実現を目指すこととした人類の決意に
     背くことではないでしょうか。


     武力によらずに平和を維持する理想を追求することを放棄し、
       現状やむなしとすることは、
      人類の存続を危うくすることにほかなりません。

  
     
      過ちをこれ以上繰り返してはなりません。

    とりわけ、為政者に核のボタンを預けるということは、
    1945年8月6日の地獄絵図の再現を許すことであり、
      人類を核の脅威にさらし続けるものです。

    一刻も早く全ての核のボタンを無用のものにしなくてはなりません。

     また、
     他者を威嚇し、その存在をも否定するという行動をしてまで

  
 
      自分中心の考えを貫くことが許されてよいのでしょうか。

      私たちは、今改めて、
      「戦争と平和」で知られるロシアの文豪トルストイが残した
       『他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。
        他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ』
            という言葉をかみ締めるべきです。 
 
      今年初めに、
      核兵器保有5カ国は
      「核戦争に勝者はなく、決して戦ってはならない」
      「NPT(核兵器不拡散条約)の義務を果たしていく」
             という声明を発表しました。
  

 
       それにもかかわらず、
       それを着実に履行しようとしないばかりか、
       核兵器を使う可能性を示唆した国があります。
       なぜなのでしょうか。

  

       今、核保有国がとるべき行動は、
       核兵器のない世界を夢物語にすることなく、
       その実現に向け、
       国家間に信頼の橋を架け、
       一歩を踏み出すことであるはずです。

  

       核保有国の為政者は、
       こうした行動を決意するためにも、
       是非とも被爆地を訪れ、
       核兵器を使用した際の結末を直視すべきです。
       そして、
       国民の生命と財産を守るためには、
       核兵器を無くすこと以外に根本的な解決策は見いだせない
       ことを確信していただきたい。

  

     とりわけ、
     来年、ここ広島で開催されるG7サミットに出席する為政者には、
     このことを強く期待します。  

     広島は、被爆者の平和への願いを原点に、
     また、核兵器廃絶に生涯を捧げられた
         坪井直氏の

  
 
 

      「ネバーギブアップ」の精神を受け継ぎ、
  
      核兵器廃絶の道のりがどんなに険しいとしても、
      その実現を目指し続けます。  

      世界で8200の平和都市のネットワークへと発展した
         平和首長会議は、
       今年、第10回総会を広島で開催します。



    総会では、
    市民一人一人が
    「幸せに暮らすためには、戦争や武力紛争がなく、

  

     また、生命を危険にさらす社会的な差別がないことが大切である」

  

        という思いを共有する市民社会の実現を目指します。

        その上で、平和を願う加盟都市との連携を強化し、
        あらゆる暴力を否定する「平和文化」を振興します。
        平和首長会議は、
        為政者が核抑止力に依存することなく、
        対話を通じた外交政策を目指す
                    ことを後押しします。  
  
  

       今年6月に開催された核兵器禁止条約の第1回締約国会議では、
       ロシアの侵攻がある中、
       核兵器の脅威を断固として拒否する宣言が行われました。

  
  
      また、核兵器に依存している国がオブザーバー参加する中で、

  
  
          核兵器禁止条約がNPTに貢献し、
        補完するものであることも強調されました。

  

        日本政府には、こうしたことを踏まえ、
        まずはNPT再検討会議での橋渡し役を果たすとともに、
        次回の締約国会議に是非とも参加し、
        一刻も早く締約国となり、
        核兵器廃絶に向けた動きを後押しすることを強く求めます。 

        また、平均年齢が84歳を超え、
        心身に悪影響を及ぼす放射線により、
        生活面で様々な苦しみを抱える多くの被爆者の苦悩に寄り添い、
        被爆者支援策を充実することを強く求めます。 

        本日、被爆77周年の平和記念式典に当たり、
      原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、
      核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、
      被爆地長崎、そして思いを同じくする世界の人々と共に
           力を尽くすことを誓います。  

       令和4年(2022年)8月6日  広島市長 松井一実


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
NHKで放映された『令和4年 広島平和記念式典』。
ご一緒していただき、ありがとうございました。感謝申し上げます。
夏の暑い8月6日に、地上温度が数千度になった広島の地で、
沢山の方が真っ黒に焼け焦げた状態でお亡くなりになった
『広島原爆の日』を思い出し、
原爆で犠牲になった人々のために祈ります。
そして『まことの平和』を、
永遠の課題としてではなく、身近な課題として、考えてまいりましょう。 お元気で!

コロナ禍や猛暑の日々の友・・・『おしゃべり』 そして 『婦人よ、あなたの信仰は立派だ。』

2022-08-03 12:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月3日。水曜日。快晴。

コロナ禍、猛暑日、
外出自粛の毎日。
そんな日々の元気の素は、
おしゃべりです。


   暑さに強い・・・  『日日草』
  
   
        『日日草』の花言葉は、『楽しい思い出』

         外出がままならない日々・・・
         共通の思い出を持つお友達と電話して、
          『楽しい思い出』を語るのです。


     つらい日々には、
     仕事仲間ではなく、同士でもなく、単なる知り合いとも違って、
        もちろん利害関係のある間柄でもなく、
        共通の『楽しい思い出』を語り合う友。

     互いを認め合って、
       「それはつらかったね」と、何でも話し合える友。


         そんな友でいたいものです。
         そんな友に感謝する今日です。
             感謝!感謝!



そして。

今日は8月3日。年間第十八水曜日。

『今日の入祭唱』

      『主の聖なる人々よ、主を畏れ敬え。
      主を畏れる人には何も欠けることがない。
    主に求める人には良いものに欠けることがない。』
           詩編 34章10-11節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『大預言者が我々の間に現れた。神はその民を心にかけてくださった。』
        ルカによる福音書 7章16節   アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

    『そのとき、イエスはティルスとシドンの地方に行かれた。
      すると、
      この地に生まれたカナンの女が出て来て、
  
    「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。
       娘が悪霊にひどく苦しめられています」 と叫んだ。

      しかし、イエスは何もお答えにならなかった。
      そこで、弟子たちが近寄って来て願った。
  
       
       「この女を追い払ってください。
        叫びながらついて来ますので。」

    イエスは、
    「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか
            遣わされていない」 とお答えになった。
    しかし、
    女は来て、イエスの前にひれ伏し、
       「主よ、どうかお助けください」 と言った。

    イエスが、
     「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」
                    とお答えになると、
  
   『イエスとカナンの女』       ピーテル・ラストマン作   

    女は言った。
         「主よ、ごもっともです。
    しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」

       そこで、イエスはお答えになった。
       「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。
       あなたの願いどおりになるように。」

       そのとき、娘の病気はいやされた。』
        マタイによる福音書 15章21-28節


    今日のイエス様は、
    信仰深い異邦人・カナンの女に、
    子供たち・ユダヤ人に与える『子供のパン』:『神の恵み』を与えます。


    イエスの時代。
    ユダヤ人は『選ばれた民』として、『神の恵み』を受ける資格があると考えられていました。
    一方、
    ユダヤ人以外の異邦人は、『神の恵み』を受ける資格はないと考えられていました。


    異邦人のカナンの女性は、
    イエスを『主!』と呼ぶ深い信仰の持ち主でした。
    『自分の娘が悪霊に苦しめられているのを解放してやってください』
            と、主・イエスに頼み出ます。

    その時の、
    弟子たちの反応は、
    カナンの女の叫びが邪魔になるので、
        女を追っ払ってください、とイエス様に願いました。
    一方、
    イエス様の反応は、
    女性の『言葉』を聞いて、深い信仰があるのを認めました。
    そこで、『神の恵みを子犬には与えられない』とおっしゃって、
              女性の信仰を試されたのでしょうか?
    女性は、主よ、ごもっともです。
    しかし、小犬(異邦人)も主人(神)の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。』
                         と答えました。

    この時・・・

    イエス様は、信仰があれば、
    『神の恵み』は、ユダヤ人だけでなく、異邦人・すべての人に及ぶと、
       女性・異邦人の願いを聞き入れ、女性の娘を癒し、
       『神の恵み』は、
       ユダヤ人だけでなく、すべての人に及ぶと
          お示しになったのです。


       信仰は、どこの国の人にもできるのです。
    すべての国の人々は、信仰によって、『神の民』となるのです。


   私たちキリスト者も、
   『イエスの御言葉』を聞いて、信仰ができたのです。
   異邦人の信仰の強さを人々に示すことが出来るといいですね。
            祈りましょう。
   

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
ウイズコロナ&ウイズ猛暑日の日々。嘆いていてももったいない。
そんな日々でも、小さなことでも、何か楽しいことを見つけて、穏やかな日々でありますように。 お元気で!

若返り法・・・写真整理 そして 『主よ、わたしに命令して、 水の上を歩いてそちらに行かせてください。』

2022-08-02 12:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月2日。火曜日。快晴。

今日も、
暑い暑い一日です。
朝のウォーキングで、一日の外出は終わりです。
家の中で、家中の床磨きで家中ピカピカ、一日の仕事は終わりです。


 スマホにGoogleから
 Googleフォトが送られてきました。

         『2020年の今日の写真』
  

       Googleの『倉庫』に保管されている私の写真。
           保管されているだけでなく、
         毎日、数年前までの『今日』の写真が、
          自動的に、何枚か送られてきます。

        花の写真、家族との写真、旅行先の写真、等々。
         『その時』が懐かしくよみがえります。

亡き母が、
高齢になった時、
ニコニコしながら、
とても良い顔をして、
昔の写真を懐かしく見ていたのを
思い出します。


       昔の写真を見ることは、
       脳の様々な部位をダイナミックに動かすため、
       脳の健康や高齢者の認知機能の維持に役立つといわれますよね♡♡
       好きな写真を見ることでアルファー波が出てリラックス効果があり、
       写真鑑賞後も、若返りホルモンの分泌が持続するそうです♡♡



           私は、今日は、
          Googleから送られてきた写真をヒントに、
          その時期の懐かしいアルバムを開いてみることにしましょう。
          楽しいうえに、若返りに役立つなら一石二鳥です♡♡
                  感謝!感謝!


そして。

今日は8月2日。年間第十八火曜日。

『今日の入祭唱』

   『あなたの御言葉は、
  わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。』
       詩編 119章105節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
  『師よ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。』
       ヨハネによる福音書 1章49節  アレルヤ、アレルヤ。



『今日の福音 イエスの御言葉』

   『人々がパンを食べて満腹した後、
    イエスは
    弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、
    その間に群衆を解散させられた。

    群衆を解散させてから、
    祈るためにひとり山にお登りになった。
     
     夕方になっても、
     ただひとりそこにおられた。

  ところが、舟は既に陸から何スタディオンか離れており、
      逆風のために波に悩まされていた。

  夜が明けるころ、
    イエスは湖の上を歩いて   
   
   弟子たちのところに行かれた。 
   弟子たちは、
   イエスが湖上を歩いておられるのを見て、
    「幽霊だ」と言っておびえ、
    恐怖のあまり叫び声をあげた。

  イエスはすぐ彼らに話しかけられた。
    「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」
  すると、
  ペトロが答えた。
    「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、
     水の上を歩いてそちらに行かせてください。」
  イエスが 
              「来なさい」 と言われたので、
   
   ペトロは舟から降りて水の上を歩き、
       イエスの方へ進んだ。
   しかし、
   強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、
      「主よ、助けてください」と叫んだ。

    イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、
   
   「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」
               と言われた。

     そして、二人が舟に乗り込むと、
   
      風は静まった。

     舟の中にいた人たちは、
   「本当に、あなたは神の子です」
        と言ってイエスを拝んだ。』
         マタイによる福音書 14章22-33節


   今日のイエス様は、
   ご自身も湖の上を歩き、ペトロを『歩きなさい』と湖の上を歩かせ、
      イエスを『神の子』として信頼する『信仰』を、
         弟子たちに教育なさいました。


         今日のペトロは、『イエスの言葉』を信じて、湖の上を歩きます。
    今日の弟子たちは、『イエスの行い』を見て、
              『神の子』と言って主・イエスを拝みます。


    『船』は、イエスの弟子たち・キリスト者の集まる、『教会』です。
       『嵐』は、予想もしなかった、『苦難』です。

           ※宣教に出かける弟子たちは、
          嵐・反対されることも多々あるでしょう。
           ※信仰生活に励む信者さんたちも、
        嵐・生活苦や怪我や病などで、苦しむことがあるでしょう。
     
       『船』は、時々嵐に出会い、沈みそうになります。

         教会も、信仰者も、自分の信仰の弱さを感じ、
            嵐が怖くなるのです。


   そんな私たちの日々、
   『主・イエスキリスト』:『救い主』は、『インマヌエル』です。イザヤ7-14&マタイ1‐23、
        『いつも我らと共にいてくださる』お方です。
        ペトロ同様に「主よ、助けてください」と叫ぶとき、
       必ず手を差し伸べて、私たちを助けてくださるお方です。


    私たちも、
    どんな嵐の時にも、揺るぎのない『信仰』で対応したいものです。
              祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
熱中症予防やコロナ感染予防のために、そして何より若返りのためにも、
この夏休みには、自宅で、たまった写真の整理もいいかもしれませんね。 お元気で!    

Stay home・・・内省の時。 そして 『聖アルフォンソ司教教会博士 記念日』・・・『イエスは天を仰いで賛美の祈りを唱え、パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。弟子たちはそのパンを群衆に与えた。』

2022-08-01 05:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
8月1日。月曜日。晴れ。

今朝、
朝5時、
すでに28度。
猛暑日の始まりです。

 我が家の夏花・・・
          『サルスベリ』
 

   連日の猛暑のせいなのか、
   今年の『百日紅』は、花数が少なく、夏花らしい勢いがない。
      花は寂しげ。私も寂しいです。


   すべての花々が決まった時期にちゃんと成長し、芽を吹き、花を咲かせる、
      なんと当たり前のように起こることかと、
       毎年感嘆していたのに・・・。

   人間の『傲慢』は、花の美しさまで奪うことになるのでしょうか?

     ”猛暑でも頑張ってね!” と、たっぷりの水をまいて、
        サルスベリにエールを送った私です。


日中は・・・
36度以上になるそうです。

 クーラーのきいた部屋にこもって
  映画鑑賞。

          『混声の森』
    
    昨日鑑賞。  NHK.松本清張氏の傑作ヒューマンサスペンス
 
      『傲慢の塊』と化した強欲な人たち。

  人間の『傲慢』は、人間の優しさまで奪うことになるのでしょうか?

    松本清張の世界に、”現実はさもありなんなのか?!” と、
    見ている間中、
    人間の怖さと怖さを見ながら起こる私自身の気分の悪さ、を味わいました。


今日は8月1日。
8月の中でも最も暑い時期に向かって・・・


    コロナ感染者爆発的増大に、歯止めがきかないようです。
    医療従事者の方々の感染者数も多くなっているようです。
    皆のちょっとした犠牲で感染に歯止めをきかせましょう。
         ひたすらお祈り申し上げます。

   『新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り』

    『いつくしみ深い神よ、
     新型コロナウイルスの感染拡大によって、
     今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

     病に苦しむ人に必要な医療が施され、
     感染の終息に向けて取り組むすべての人、
     医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

     希望の源である神よ、
     わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
     世界のすべての人と助け合って、
     この危機を乗り越えることができるようお導きください。』
          日本カトリック司教協議会認可
      

        私は、今日一日、
        感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、
          一日中Stay homeで過ごしましょう。
        花からも映画からも学ぶ『人間の傲慢と強欲』を考えて、
          内省の時間を持つことにいたしましょう。
                感謝!感謝!
   

そして。

今日は8月1日。年間第十八月曜日。

    『聖アルフォンソ(リゴリ)司教教会博士 記念日』
    

   1696年。イタリアのナポリの貴族の家にまれる。
        幼いころから母親に信仰深く育てられた。
        小学生のころから、語学力に優れた彼は、ラテン語、ギリシャ語を学んだ。
 1713年。17歳。法律の勉強をして、法学博士の学位を取得。
        弁護士となって多くの人びとを助けた。
        後に、法廷から退き、社会的地位を捨て、聖職者になる決心をした。

 1726 年。30歳。 司祭に叙階。
 1732年。36歳。 数名の同志とともに男子レデンプトール会創立に着手。
 1749年。53歳。 教皇から正式にレデンプトール会発足を認可された。

      創立から42年間にわたり、総長として会の指導に献身した。
      その後13年間は、教区の司教として務めた。
      その間、民衆のキリスト強的生活を育てるために説教に力を注ぎ、
        多くの書物を執筆した。
      特に倫理進学についての書作は優れており、
        倫理神学の大家とされている。

 1762年。66歳。 サンタアガタ=デ=ゴッティの司教に叙任される。
         ジャンセニスムとの論争の傍ら道徳神学に大きな足跡を残した。
 1787年。91歳。 中部イタリアのカンパニャ地方パガーニにあるレデンプトール修道院で死去。
             『毎日の読書』より
 
『今日の入祭唱』

   『主に従う人は、口に知恵の言葉があり、その舌は正義を語る。
     神の教えを心に抱き、よろめくことなく歩む。』
          詩編 37章30-31節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
    『人はパンだけで生きるものではない。
   神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。』
       マタイによる福音書 4章4節  アレルヤ、アレルヤ。



『今日の福音 イエスの御言葉』

   『イエスは洗礼者ヨハネが死んだことを聞くと、
      舟に乗ってそこを去り、
    ひとり人里離れた所に退かれた。

    しかし、群衆はそのことを聞き、
    方々の町から歩いて後を追った。
    イエスは舟から上がり、
      大勢の群衆を見て深く憐れみ、
      その中の病人をいやされた

  夕暮れになったので、
  弟子たちがイエスのそばに来て言った。
   「ここは人里離れた所で、もう時間もたちました。
      群衆を解散させてください。
   そうすれば、自分で村へ食べ物を買いに行くでしょう。」

  イエスは言われた。
     「行かせることはない。
      あなたがたが彼らに食べる物を与えなさい。」

  弟子たちは言った。
      「ここにはパン五つと魚二匹しかありません。」
  イエスは、
      「それをここに持って来なさい」と言い、
      群衆には草の上に座るようにお命じになった。

      そして、五つのパンと二匹の魚を取り、
        天を仰いで賛美の祈りを唱え、
     
      パンを裂いて弟子たちにお渡しになった。

       弟子たちはそのパンを群衆に与えた。
     
       すべての人が食べて満腹した。
   そして、
      残ったパンの屑を集めると、
      十二の籠いっぱいになった。

  食べた人は、女と子供を別にして、男が五千人ほどであった。』
        マタイによる福音書 14章13-21節


  今日のイエス様は、
  差し出された『5つのパン』を裂いて、五千人以上の人にパンを与えました。


  イエス様は、
  五千人の男とそれから女と子供たち、合計七千人はいたでしょうか?
  その多くの人たちの空腹を思って、憐れに思い、
  一人の少年が差し出した『五つのパン』を取って、神に祈りを捧げました。
  まずは、神様に賛美を捧げ、
  次に、神様に『我らの日用の糧をお与えください』と祈ったことでしょう。
     男子だけでも五千人以上の人を満腹させました。


      『五千人以上を満腹させたパン』 
     イエス様が余るほどに増やしたパンは、
    『最後の晩餐』で弟子たちに『わたしの体である』と与えたパンと同じ、
       『救い・主の時代』の到来の『しるし』です。
    
    イエスの弟子たちが、『パン』を七千人に配るように言われて以来、
    今に至るまで、司祭たちが『御聖体』において与え続けてくださる
          『イエスの御体』なのです。


   私たちキリスト者も、
   困った人を助け、パンであるイエス様をお伝えする使命を受けています。
   心の中に『愛』をいっぱい増やして、その愛で皆様を満腹にさせたいですね。
              祈りましょう。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
暑さを招く地球温暖化、終わりの見えない世界中の争い、
それでもあきらめずに、できることから一歩歩みだしたいですね。 お元気で!     

25日の猛暑日・・・『かき氷の日』 そして 『聖ヤコブ使徒 祝日』・・・『あなたがたはわたしの杯を飲むことになる。』

2022-07-25 20:46:36 | 日々のこと。 世界のこと。
7月25日。月曜日。快晴。

今日は、
日差しが強くなり、
名古屋など50地点近くで猛暑日を観測。
明日は西日本で厳しい暑さになるそうです。


   今日は・・・    『かき氷の日』
  

      1933年(昭和8年)のこの日・7月25日に、山形市で、
      当時の日本最高気温40.8度を初めて記録したことにちなんで、
      日本かき氷協会が、『かき氷の日』を設定しました。


   見渡せば・・・
   最近の日本や世界の最近も、記録すべき※『日々』※が続いています。
    
   ※多くの国で高温による山火事や死者の原因になる地球温暖化
   ※ようやく収まるかと思っていた矢先の新型コロナウイルスの爆発的拡大。
   ※お先の見えないウクライナとロシアの戦争。
   ※櫻島爆発的噴火 警戒最高の『5』に。
   ※日本国内での、まさか日本ではと思っていた、銃撃殺害事件


     今年の雨季は、終わったようで終わらない日々です。
     同様に、
     心の梅雨も、終わるようで終わらないまま始まった夏休みです。


         今日は、『かき氷』を食べて、
    心身に『うるおい』をもたらし、心身を休めましょう。心の梅雨を癒しましょう。
                     感謝!感謝!


そして。

今日は7月25日。年間第十七月曜日。

    『聖ヤコブ使徒 祝日』
  
  ベトサイダに生まれたヤコブは、
  ゼベダイの子で使徒ヨハネの兄弟である。
  彼はキリストが大切な奇跡を行う場に居合わせた。
  42年頃。ヘロデ王によって殺害された。殉教。

  スペインコンポステラには
  聖ヤコブにささげられた立派な大聖堂あり、
    
   『サンティアゴ・デ・コンポステーラ』

    聖ヤコブの遺骸が祀られている。
     ローマやエルサレムと共に
   『3大巡礼地』の一つに数えられています。
      『毎日の読書』より

『今日の入祭唱』

   『イエスはガリラヤ湖のほとりを歩いておられた時、
  ゼベダイの子ヤコブとヨハネが父親と一緒に網を繕っているのをご覧になり、
        二人をお呼びになった。』
        マタイによる福音書 4章18&21節
 
『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
      『わたしがあなたがたを選んだのは、
    あなたがたが行って実を結び、その実が残るためである。』
         ヨハネによる福音書 15章16節参照    アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、
  ゼベダイの息子たちの母が、
  その二人の息子と一緒にイエスのところに来て、ひれ伏し、
     
         何かを願おうとした。

  イエスが、
        「何が望みか」と言われると、
  彼女は言った。
         「王座にお着きになるとき、
       この二人の息子が、一人はあなたの右に、
     もう一人は左に座れるとおっしゃってください。」

  イエスはお答えになった。
    「あなたがたは、自分が何を願っているか、分かっていない。
     このわたしが飲もうとしている杯を飲むことができるか。」
  二人が、
        「できます」と言うと、
  イエスは言われた。
    「確かに、あなたがたはわたしの杯を飲むことになる。
     しかし、
     わたしの右と左にだれが座るかは、
             わたしの決めることではない。
    それは、わたしの父によって定められた人々に許されるのだ。」

  ほかの十人の者はこれを聞いて、
        この二人の兄弟のことで腹を立てた。
  そこで、
  イエスは一同を呼び寄せて言われた。
     「あなたがたも知っているように、
    異邦人の間では支配者たちが民を支配し、
     偉い人たちが権力を振るっている。
    しかし、
   あなたがたの間では、そうであってはならない。

     あなたがたの中で偉くなりたい者は、
       皆に仕える者になり、
     いちばん上になりたい者は、
       皆の僕になりなさい。

   人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、
     また、多くの人の身代金として
   自分の命を献げるために来たのと同じように。」』
      マタイによる福音書 20章20-28節

    
   今日のイエス様は、弟子たちに、
   『上に立つ者は、皆の僕にならなければならない。』
               と教えます。


   イエス様は、
   神の子でありながら・・・
   『人類の僕』になるために、この世においでになったのです。
   人類の罪の償いのために、皆の身代金として、御自分の命を捧げるのです。
   それから栄光にお入りになるのです。
   
   同様に、
 
   弟子たちも、
   人の僕となり多くの苦しみを受け、その後に、栄光に入るのです。
   イエスが御父・神に従順であったように、
   弟子たちも、イエスの従順に倣わなければならないのです。


        『栄光』に入ることは、
       神が与えてくださる『恵み』です。
        イエスの右と左に誰が座るかは、
       神・御父によって定められるのです。 


   私たちも、
   この世において、どんなときにも『隣人愛』を実行して、
   神に迎えられて『神の国』にまいりましょう。
         祈りましょう。

 
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
7月も1週間足らずで終わります。すぐに真夏の8月です。
7月中に一度は『かき氷』を食べて、心の体も満たされて、8月に向かいたいですね。 お元気で!

主日のウォーキング&聖体奉仕 そして 『祈るときには、「主の祈り」を祈りなさい。』

2022-07-24 05:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
7月24日。日曜日。快晴。

今日は、
日曜日。

朝5時過ぎ。
        『早朝ウォーキング』
 

  公園の大きな、まっすぐな木を『模範』にして・・・

       大きな木が、まっすぐな『幹』によって枝を支えているように、
       私も、まっすぐな『体幹』によって四肢を支えるために、
       『体幹』:胴体部分の胸、背中、腰回り、腹筋、お尻、
        を鍛えます。さわやかな空気の中で筋トレです。


そして。

今日は主日です。

午前9時半。
教会でミサでした。

    私は・・・     『聖体奉仕』
   
 
  コロナ感染拡大のためか、ミサ参列者が減って・・・

       『御聖体』を拝領するために参列の皆様のためにも、
       『御聖体』を拝領できない在宅の信者様のためにも、
        私は、大きなまっすぐの公園の大木を真似て、
          まっすぐな姿勢を意識して、
         聖体奉仕を務めさしていただきました。
          お一人お一人の『主の平安』を
          お祈りさせていただきました。

     
      今週も、教会のミサから新しい週の始まりです。
        司祭様と信者の皆様と共に祈って、
       御聖体から流れる『恩恵』を喜びました。
                感謝!感謝!



そして。

今日は7月24日。年間第十七主日。

『今日の入祭唱』

      『主は恵み深く憐れみに富み、
    契約をとこしえに御心に留めてくださる。』
          詩編 111章4-5節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
    『わたしたちを神の子とする霊によって、
       わたしたちは「アッバ、父よ」と呼ぶのです。』
         ローマの信徒への手紙 8章15節    アレルヤ、アレルヤ。



『今日の福音 イエスの御言葉』

   『イエスはある所で祈っておられた。
  
  祈りが終わると、
  弟子の一人がイエスに、
  「主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、
   わたしたちにも祈りを教えてください」 と言った。

  そこで、イエスは言われた。
    「祈るときには、こう言いなさい。

    『父よ、
     御名が崇められますように。
     御国が来ますように。
     わたしたちに必要な糧を毎日与えてください。
     わたしたちの罪を赦してください、
     わたしたちも自分に負い目のある人を皆赦しますから。
     わたしたちを誘惑に遭わせないでください。』」
          ルカによる福音書 11章1-4節


    今日のイエス様は、
    弟子たちにどう祈ればよいかを教えます。


    イエス様は、祈るとき、
    神を、『父よ』と呼んで、呼びかけられます。
    私たちも、祈るときには、
    わたしたちを神の子とする霊によって、
    神はすべてのものの源と知って、神に信頼を表して、
    イエス様と心を合わせて、イエス様に倣って、
    神を『父よ』と呼んで、呼びかけるのです。


      『主の祈り』の中には、
       私たちのすべての願い、心配、希望が含まれています。
      『主の祈り』は
       すべての祈りの『模範』となります。
      『主の祈り』をゆっくり唱える時、
       イエス様が一緒に祈っていてくださること、
       又、イエス様が神様に一緒に願ってくださることを、
          信じることが出来るのです。


    私たちも、
    毎日『主の祈り』を唱えながら、
    神様と一緒に生活を送ることができるといいですね。
          祈りましょう。

      
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ感染者が増え続けています。コロナ禍での夏休みも三回目です。
長いコロナ禍で身に着けた『感染予防対策』をしっかり守って、
ご自愛の日々をお送りください。 お元気で!       

Stay home・・・土用餅と読書 そして 『イエスは弟子たちの方を指して言われた。 「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。」』

2022-07-19 09:12:07 | 日々のこと。 世界のこと。
7月19日。火曜日。雨。

今日は、
昨日からの大雨と真夏日、
更には、新型コロナウイルス感染症対策で、
今まで以上のStay home です。

 暑さ対策で・・・

           『土用餅』
  
 
     
      「土用」の期間に食べるあんころ餅を『土用餅』といいます。

           おもちは力をつける「力餅」として、
        小豆は「魔除け」や「厄除け」になるとされてきました。
         自家製のこしあんで、モチモチのお餅を包んだ
             『土用餅』を食べて、
             暑い夏を乗り切ろう!
                       フランスパンを買いに行った石窯パン工房
                                に並んでいたお餅と説明書です。


『土用』とは、
立春、立夏、立秋、立冬前の18日間を指す雑節。
中国伝来の陰陽五行説からきており、
万物の根源とされる「木火土金水」を、
春=木、夏=火、秋=金、冬=水、と当てはめ、
あまった「土」を季節の変わり目に割り当て、「土用」と呼びました。

土用は年に4回あるわけですが、
『夏の土用』は梅雨明けや大暑に重なり体調を崩しやすいため、
最も重要視されるようになったのです。

今年の『土用の丑の日』は
7月23日(土)と8月4日(木)。
ウナギや梅干しなど「う」のつくものを食べて夏バテ予防をし、
桃の葉などを入れた丑湯(うしゆ)に浸かって夏の疲れを癒やす。  
                のだそうです。


        Stay home、引きこもり、準備で・・・
        昨日のうちに図書館で、
        本や雑誌を8冊借りてきました。
        日曜日の新聞記事の『新刊書案内』の本は、
        すでに9人待ち(驚きです)、予約のみしました。


        当分の間、
        『夏バテ予防食』を食べながら、
         読書三昧の毎日で、
         土用の暑さを乗り切りましょう!
             感謝!感謝!


そして。

今日は7月19日。年間第十六火曜日。

『今日の入祭唱』

 『主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え、主の戒めは清らかで、目に光を与える。
  主への畏れは清く、いつまでも続き、主の裁きはまことで、ことごとく正しい。』
         詩編 19章9-10節

『今日のアレルヤ唱』

 アレルヤ、アレルヤ。
      『わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。
  わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行く。』
       ヨハネによる福音書 14章23節     アレルヤ、アレルヤ。


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『イエスがなお群衆に話しておられるとき、

   その母と兄弟たちが話したいことがあって外に立っていた。
  
   そこで、ある人がイエスに、
   「御覧なさい。
    母上と御兄弟たちが、お話ししたいと外に立っておられます」
                         と言った。

   しかし、イエスはその人にお答えになった。
    「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。」

   そして、弟子たちの方を指して言われた。
    「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。
      だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、
       わたしの兄弟、姉妹、また母である。」』
          マタイによる福音書 12章46-50節
 

    今日のイエス様は、
    弟子たちに向かって、言われました。
    『イエスの本当の家族とは、あなたたちです。
     神を御父とあがめる弟子たちの共同体である。』と。


       イエスの言葉を聞いて、それを守る人は、
       イエスの兄弟、姉妹、また母なのです。
        信仰のつながりによる家族です。


   イエスの母マリア様は、
   ※神からの『受胎告知』を聞いたとき・・・
    
     『受胎告知』 レオナルドダヴィンチ作品

    『私は主のはしためです。お言葉通り、この身に成りますように』ルカ1-38
       と、天使ガブリエルに言い、
      神の独り子・イエス・キリストの母になりました。
    又、
   ※イエスが始めての奇跡をおこなうとき・・・
    『この人が何か言いつけたなら、その通りにしてください』ヨハネ2-5
       と、召使たちに言い、
     イエスは最初の『しるし』を行い、栄光を現わされました。


     マリア様こそ、神の言葉を聞いて、守る人、そして伝える人、
       イエスの兄弟姉妹の『模範者』です。
     マリア様とイエス様は、
     肉体のつながりにおいても、霊的つながりにおいても、
       お二人は『まことの母子』です。

   
  私たちキリスト者も、
  イエス様の『言葉』を心に刻んで、それに従って生活をして、    
  また、『御言葉』をお人に伝えていきましょう。
  そして、まことの『イエスの兄弟姉妹』になりましょう。
          祈りましょう。 
 
            

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。  
皆様の在所では大雨の御様子はいかがですか? 
暑さもコロナ感染増大も重なり、心からのお見舞いを申し上げます。 お元気で!