小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

傘山

2006-07-31 20:01:08 | Weblog
今日は7月31日、僕の誕生日の1ヶ月前、小学校の仕事が半日だった事もあり、今年で切れる運転免許の更新に行って来た。

免許の更新は警察でやってくれる、犯罪がほとんど無いと言われる父島にも勿論警察はあり、パトカーや白バイ(たぶん1台だけ)だって島内を走っている。

担当の御巡りさんは、早朝ジョグでよく挨拶していた人、先日の遠泳大会でも伴泳を共にした人だった、お互い「ヤー」と言う感じで手続きは視力検査と写真撮影くらい5分程で終わってしまった。後は9月7日の講習を受け免許証が届くのを待つだけである、小笠原は簡単で良いネ!

午後は、妻は昨日の疲れもあり今日はお休み、と言うので以前から一度行ってみたいと思っていた傘山へ登ってきた。

愛車アルプスで夜明け道路をひたすら上る、夜明け山を過ぎ一旦下った後の上りの右カーブ頂上付近カーブミラーの下にアルプスを止める、ここが登り口だ。全く何の案内も無いのでちょっと分かりづらいが、登り口さえ見つかれば後は獣道を一本道、10分もかからづ頂上である。

傘山のファンは結構多い、海洋センターボランティアの間でも人気があったし、ヨッシーもたまに登ると言っていた。父島のガイドブックにも道は出てないし、島民の案内がないと観光の人にはちょっと無理、車かゲンチャリがあれば簡単に来れて景色は最高、そんな所が人気の秘密か!

今日も頂上は僕1人、ノンビリ360度のパノラマと心地よい風を楽しんだ。今度は4日にやって来る息子を交え家族でランチだ!

写真は頂上から島の東側の風景。東側は道も整備されている所が少なく切り立ったがけが多くて行きづらい所が多い、マイナーなイメージ。たまにはそんな写真もね、中央チョト霞んでいるのは東島。


ケータ初上陸

2006-07-30 20:01:27 | Weblog
関東地方もやっと梅雨が明けたようだね、平年より10日遅れとの事、これから存分に真夏の太陽を楽しんでください。

小笠原は今日もかんかん照り、そんな中ケータ島リーンのボランティアへ参加してきた。

ケータ列島は父島の北に位置し、オガマルの航海では朝食を終えデッキでノンビリしていると左手に色々な形の島が見えてくる、この島々が視界に入ってくると父島まであと一歩だ。

今日は6時50分漁協に集合、2隻の漁船に分乗してケータ島まで片道約3時間半の航海である。観光船やダイビングツアー、釣り舟等を利用するとケータ列島のツアーもあるようだが、ケータ島に上陸となるとなかなかチャンスは無い。

快晴、無風、ベタ凪と絶好のコンディションに恵まれ航海は順調そのもの、予定通り10時半過ぎにはケータ島に到着。日陰の全く無いビーチ、暑く焼けた砂に歩くのもままならぬ状況の中1時間半ほどの作業、見違えるようにビーチはクリーンになり作業は無事終了。出発まで1時間弱の自由時間、暑く焼けた体を素潜りで冷やし、その後はお待ち兼ねのランチと慌ただしかったが、初のケータ島を充分楽しんだ。

今回も申し込み等々お世話になったヤグッチャンのトウタン、ホントにに有難うございました、又機会が有ったらよろしく御願いします。

往復7時間の航海、第七潮丸の舳先に座りズート海を眺めていた、そしてビーチでの作業と自由時間、9時間半あまり炎天下にいたおかげで、妻も僕も益々真っ黒、しかし今日の船頭さんの黒さは半端じゃなかった、本物の漁師さん、その黒さも筋金入りだ。

写真はケータ島のビーチで、トウタンに撮ってもらった物、どうです、ビーチ綺麗でしょ!

境浦

2006-07-29 20:42:32 | Weblog
本日は土曜日、朝一妻とコペペまでのジョグへ。

扇浦では、ヨッシーが休憩所で今日はウクレレのレッスン、彼は素潜りの他、スターウォチング、ウクレレのツアーもやっている、才能がある人は羨ましい。
ビーチにはプーランビレッジのイチ君のカヤックが、そして何と有に1メートルは超えようかと言うサワラを持ち上げている。
「ルアーに掛かったんだ、ラッキー!」
朝から皆頑張るね!
我々はマイペースでいつものコースをノンビリと今日も無事完走。

午後は久々に境浦でシュノーケリングという事になり、今日は徒歩で出発。湾岸通りから境浦へ降りる坂は激坂で、ダイビングバックに満載の荷物で帰りの上りを考えると今日は自転車はパス。

歩き出してすぐ、内地に帰っていた以前の妻の職場の同僚、エミカちゃんがゲンチャリでわざわざユーターンしてご挨拶に、先日のオガマルで又戻ってきたらしい。
お互いオニュウのFOMAでアドレスの交換、僕にはさっぱり分かりませーん。

久々の境浦は絶好のコンディション、今まで何度かこの浜で潜ったが、コンディションはいつももう一つだった。今日は百点、ベタ凪で透明度も抜群、元々あまり魚はいないところなのだが、境浦のと言うか、小笠原の観光名所の一つ沈船(濱江丸といい、戦時中米軍の魚雷攻撃で沈没、台風等で流され現在の位置にある)の先にはロクセンスズメダイ、クマザサハナムロなどが群れていて、水中で見る沈潜とのコントラストがとても綺麗だった。

浜には木製の休憩所があり日陰に座って、心地よい爽やかな風と妻はi-pod、僕はCDウォークマン(差がつくなー)でシュノーケリングの後の一時をノンビリ過ごした。

写真は湾岸通りから撮った本日の境浦、中央に沈船の一部が見える。

今日はコペペ

2006-07-28 19:44:46 | Weblog
小学校の仕事は午前半日、相変わらずウインドが走るような風は無く、今日はコペペで素潜り。

ところで風は全く無風という事ではなく、そよそよと気持ちの良い風は結構吹いている。特に昨日辺りから北よりの風になり、日陰は爽やかだし、朝方は涼しく感じるほど。ただし日差しは半端じゃないヨ。

コペペは島民の家族連れや観光の人達で賑わっていた。昨日宮之浜にいたツーリストと思われる家族連れもいる、きっと海がすきなんだネ。駐車場にはエイチャン、ルパン(彼の本職はシーカヤックツアー)、ヨッシー(素潜りツアー)の車が止まっている、いよいよ観光ツアーも夏本番突入か。

昨日の宮之浜同様コペペも透明度はもう一つ、岸の近くはかなり濁っている、いつかヨッシーが言っていたが、この海岸はとてもデリケートだそうだ。

今日は思い切って沖に出て見る事にした。ベタ凪だし、風も弱い、このコンディションならまず大丈夫だろう、昨日宮之浜沖でいいサイズのアカバに出会ったしネ。

今まで行った事のないコペペの沖で素潜り、水深は15~20メートルといったところか、流石にこの辺りまで来ると透明度は格段に良くなる、そしてちょっと潜っただけで透明度はさらにアップ。

魚も岸近くの熱帯魚系が少なくなり名前は良くわからないが所謂‘魚’って奴が群れている。昨日コミネ師匠から頂いたメジナ(鯛に似た食感で大変美味でした)と思われる奴(自信がない)も結構いる。カマスは単独でこちらを伺っている、ぎょろっとした目で睨まれるとやや不気味だ。

水温も上がり寒さを感じることも無く1時間半たっぷり泳ぎ回った。海の透明度もこのまま凪が続けば徐々に良くなってくるだろう。8月4日入港のオガマルで息子の風太が来島予定、最高の小笠原の海を見せてやりたいものだ。

妻は「風太に美味しいものを食べさせてやりたいと、今から気合充分」
我家のエンゲル係数は一気に上昇しそうである。

写真は帰りの途中で撮ったもの。中央が要岩、右が烏帽子岩、逆光の海もたまにはいいネ。

宮之浜素潜り

2006-07-27 17:44:43 | Weblog
今日は小学校の仕事OFF、相変わらず風は吹きそうも無く、久し振りに宮之浜で素潜りと決め、手弁当、シャワー代わりに焼酎4リットルペットボトルの水を持ち愛車アルプスで診療所横の激坂を上る。我家から宮之浜は結構近いのだがこの坂が難所だ。

今日の宮之浜は賑やかだ、地元の家族連れ、観光の方々それぞれ思い思いに凪の宮之浜を楽しんでいる。素潜り道の師匠も定位置でヨーガが終わった所のようだ。
「コンニチハ、海どうですかね?」
「うーんだいぶ落ち着いてくれたけど、もう一歩かな」
宮之浜の主の一言。

早速海に入るが、やはり岸の近くは濁っている、沖に出て潜ればかなりの透明度なのだが、水面近くはやや濁り気味、それでも充分魚は見える。今日は特にブダイの種類が多くかなりサイズもデカイ、色も鮮やかだしおまけにに動きも超スロー、目の保養には充分である。

手弁当のランチそしてシエスタの後今度は少し沖に出てみた、透明度もかなり良くそしてかなりのサイズのアカバを発見。以前素潜り道のコミネ師匠に頂いたほどではないが、素潜りで見たサイズでは最大だ、次回は久々に泳ぎ釣り挑戦せねば。

午後もたっぷり1時間半ほど楽しんで浜に上がると、コミネ師匠がアウトリガーカヤックに乗って帰ってきた、知り合いの人に乗せて貰い船でしかいけないポイントに遠征していたようである。

「今日は初めてメジナが獲れたよ、人の話では美味いらしいけど、良かったら少しどう?」
勿論お断りする理由は何も無い、3枚におろしたばかりのメジナをありがたく頂く。コミネ師匠いつも有難うございます。

今夜はメジナの刺身だ、はたしてその味は、楽しみだ。

写真は今日の宮之浜。