釣収め

今年もあっという間に一年が過ぎ、気が付けば大晦日。

とは言っても、今日はオガマル着発運行の日、と言うことで妻も僕もメデタク？お仕事。そんな訳でのんびり大晦日と言う雰囲気でもない。

そもそも観光で成り立っているこの島の生活、年末年始は稼ぎ時、観光業に携わる島人は猫の手も借りたいほどの忙しさで、正月気分どころではないだろう。

そんな年の瀬、昨日僕は完全OFFの一日。

休日と言えばまずは釣。もう一ヶ月も前になるだろうか、今シーズンの初シマゲット以来、休みと言えば桟橋でシマアジ狙いの餌釣り。しかし釣れるのはブダイばかり。12月に入ってからの釣行は、むなしくクーラーボックスの氷を海に捨てて後片付けの連続。例年桟橋でシマアジの釣果が期待される時期なのに、今年はさっぱり。もう一つの釣のメッカ青灯では、ムロ爆釣のいニュースも届いていたのだが・・・

混雑している青灯を避け、のんびり釣行のできる桟橋でのシマアジ釣に固執していた。

しかし、流石に今年の釣収めとなる昨日は、釣果を求めて青灯でムロ狙いのサビキ釣に方針変更。軟弱！

ここ数日午前中はダメ、釣れるのは昼過ぎと言う情報もあり、のんびり出かけたのだが、青灯は先客でいっぱい。やっと端っこに何とかスペースを見つけ久しぶりに青灯でのサビキ釣。

ところが、最近釣運から見放されている僕が竿を出したせいか、昨日の青灯は食いが悪いのかそれとも群れがやって来なかったのか、非常に渋い状態。なんだか他の釣り人に悪い事してしまったかな、なんて自責の念も。

まあそれでも昼過ぎポツリポツリと浮は沈み、なんとかムロ8本をゲット。大漁には程遠いが、久しぶりにクーラーボックスにお魚が。今年の釣収め、何とか坊主は免れた。

イヤー、それにしても青灯はに賑やかでした。


そんな昨日の青灯周辺。














PS　　皆さん、素敵な新年をお迎えください！

ゆっくりゆっくり

今年の年末、最初の着発運行となったオガマルは、一昨日の28日、定刻より20分早い11時10分、700名を超える乗船客と共に無事二見港桟橋へ着岸。

海況も良かったのだろうが、着発運行と言うことで飛ばしに飛ばして来たのだろう。我々荷役作業員にとって、入港後積荷を降ろし、そして父島から内地への荷物を積む作業はまさに時間との戦い、定刻より早い入港は大歓迎だ。船内清掃作業の人たちも、きっと同じ思いだろう。ちなみに妻は船内清掃の仕事もしている。

20分早い入港もあり、荷役作業そしておそらく船内清掃のほうも余裕を持って作業終了、定刻2時、オガマルは無事東京へ向け出港していった。

そしてこのオガマルで息子夫婦は無事島へ帰島、僕とキラリのしばしの同居生活も終わり、お互い慣れ親しんだ島の生活に戻ることができた。

キラリ、お互いにお疲れ様でした。

日常生活といえば、最近趣味のランニングをまた再開。春先の膝の故障、だいぶ回復したかなと思った矢先、右足くるぶしの打撲、なかなか走り出すことができなかったのだが、このままではイカン！と言うことで、本当にゆっくりゆっくり、歩くよりはちょっぴり速いかな、と言うスピードでランニングを楽しんでいる。

膝をやった後は、もう走るのは無理かも？なんて弱気になった事もあったが、また走れる事の喜びを実感している。

そして昨日は、久しぶりに恋人ヴォーグで島一週のサイクリング。びっくりしたのは最後のウェザーへの上り。きつい上りの中でも、かなりの難所の所が工事で片側通行。たまたま信号が青だったから良かったが、あの坂の途中で信号待ちになったら、おそらく走り出せない。チャリでのウェザーは、工事が終わるまでしばしお休みしたほうがよさそうだ。

ジョグにサイクリング、調子に乗ってやりすぎは禁物。故障明け、再開できた喜びから、ついついスピードを上げたり距離を伸ばしたくなってしまうのだが、今まで何度それで失敗したことか。

あせらず、まずはゆっくりゆっくり。人生もね！


写真は昨日のウェザー、恋人ヴォーグ。タイヤを黄色に新調して初乗り。

メリー クリスマス

皆様、素敵なクリスマス　イヴを過ごされましたか。










写真は、我が家のささやかなクリスマスらしい飾りつけ。

内地にいた頃は、ベランダや樹木を電飾できれいに飾ったりしていたのだが・・・・もちろん妻の趣味で。

そして親しい友人などを招き、ささやかだがホームパーティーを楽しんでいたものだ。

父島に移り住んでからは、諸般の事情？もあり、内地でのような大掛かりな飾り付けからは遠のくようになってしまった。そしてクリスマスだからと言って、特にパーティーと言うことも無くなった。

ところが今年のクリスマスは、僕にとってちょっぴり特別なクリスマス。

実は、息子夫婦が内地に旅行中で、28日に島へ帰ってくるのだが、留守中愛犬キラリのお世話は僕のお仕事。

学校の仕事が終わると帰宅、荷物を置いて息子宅へ。そしてキラリのお散歩＆大切な排便。6時頃散歩を終え、ゲージの中で餌をあげて我が家へ帰宅、シャワーに夕食と大事なBEER等々。ほろ酔い気分で息子宅へ戻り、ゲージからキラリを開放、お相手をしながらいつの間にか就寝。

朝は、キラリの鼻息を目元で感じ、あまり無視していると怒り出すので適当なところで起床、しばしお相手をして時間をつぶし、ゲージに入れてキラリの朝ご飯。

ここでキラリにお別れを告げ、自宅に戻って僕の朝食＆お昼のお弁当の作製。そして、出勤。こんな日々がかれこれ二週間近く続いている。島でのんびり暮らしている僕にとっては、超忙しい日々で、ブログの投稿もずいぶんご無沙汰してしまった（いつもの事かな？）

そんな訳で今年は、愛犬キラリと素敵なイヴを過ごすことができた。

キラリに感謝感謝、だが、息子夫婦、28日に無事島へ帰ってきてくれよ、頼むぞ！

初シマ ゲット

11月ラストの昨日は、完全OFFの日曜日。毎朝チェックしているネットの天気予報や波チェック、風も弱く天気も上々、当然湾内はベタ凪が予想され、この時期には数少ないサップ日和、久しぶりにサップも良いかなと心は揺れたのだが・・・・

いやいや、ここ数日まだ数は少ないのだが、桟橋でのシマアジ釣果情報もあり、僕にとっては今シーズン初シマを目指して、桟橋での餌釣。

このところ父島の釣のメッカ青灯は、釣果も上がっていることもあり釣り人に大人気、特に日曜日は、朝早くから竿を出す人が多く大混雑。のんびり釣りを楽しみたい僕は、桟橋での釣行が多い。

この日は顔見知りの釣士達も青灯の混雑を避け、桟橋での釣行。久しぶりに桟橋も釣士で賑わった。

朝8時前から餌の無くなる3時過ぎまで、頑張って竿を振り続け、その間浮が沈んだのはたったの3回！2回はブダイ、しかし午後2時頃、上から押さえつけられるようにゆっくり沈んだ浮き、あの独特の沈み方、そしてその後の確かな手応え。

本命！

慎重にリールを巻き、最後にグーッと深く潜る獲物を引き上げてくると、キラリと光る魚体、シマアジ！

所謂桟橋で上がるレギュラーと言われるサイズ、できればもう一回り大きめならな・・・・

いやいやそれは贅沢、今シーズン初シマゲット、素直に喜びたい。