小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

キャリア ハイ!

2014-10-28 05:17:22 | Weblog
先週の土曜日、入港したオガマルの荷役終了後、青灯へ。完全OFFの日曜日の釣に備え、市場調査だ。

釣仲間二人が竿を出していたが、活気が無い。お昼頃、シマムロ(グルクン)の泳がせ釣で5キロ近いカンパチは上がったらしいのだが、肝心のムロはさっぱりのようだ。

サビキ釣のYさん「浮きは一回沈んだだけ、それもシマムロ」

この時点でムロは諦め、日曜日は桟橋でシマアジ狙いの餌釣に決定。オキアミ1ブロックを購入して帰宅。

そして翌日、早朝5時半に桟橋へ。

土曜日入港したオガマルとの接続で、ハハマルはお昼過ぎに母島へ向け出港、翌日曜日の2時に父島へ戻ってくる。桟橋で釣ができるのは、ハハマルが戻ってくる2時までが勝負だ。

そんな訳で早朝出勤。無人の桟橋で準備をしていると、お知り合いのNちゃんが早朝ウォーキング。

「早いね!」僕の一言に「橋本さん、人のこと言えない!」とNちゃん、確かに!

浮がやっと見える状況の中、期待をこめて第一投。風が無くべた凪の湾内、絶好の釣日和。そして三投目、浮きがストンと沈んだが、上がってきたのはオジサン。

それから浮は面白いように入るのだが、オジサン、ヒメジ、ブダイといつもの面々。それでも顔を出したお日様の日差しの中、それぞれの魚の引きを楽しみながら、今度こそと浮を眺める。最高の一時だ。

浮の沈みも一段落、休憩タイムかな?と思った矢先、浮が勢い良く入り明らかに違う手応え。ジーっと音を立ててドラグが出る。そして獲物は左に走る、その動きに合わせ僕も左に、そんなやり取りをしていると「大物ですか?」後ろから息子の冷やかす声。

そんな息子も、僕のやり取りを見てこれはマジとタモを片手に待ち構える。

左右に走る獲物を何とか手繰り寄せ、やっとその姿が見えた。グッドサイズのカイワリ、息子がタモに入れてくれて、ゲット。

いいタイミングで息子が現れて助かった。一人だったらばらしていたかも。

その後息子はサビキ釣、僕は餌釣を楽しんだが、釣果はこのカイワリ一枚。でも十分、桟橋で上げたカイワリでは、間違いなく僕のキャリア ハイのグッドサイズだ。


日曜日の桟橋にて








キャリア ハイ!助けてくれた息子に、半身はプレゼント




おまけ






秋の気配

2014-10-25 08:05:45 | Weblog
内地はずいぶん秋めいて来た様だが、ここ父島もすっかり秋の気配。

日が昇る前の自転車通勤、半袖Tシャツではちょっぴり肌寒い今日この頃。それでもお日様が顔を出せば、まだまだ強い日差しで、前浜スイムもサーフパンツ一枚で十分OK。

そんな中季節の移ろいを感じるのは、日の出日の入りの時間の確実な変化。週2回がレギュラーとなったキラリとのお散歩、のんびり歩いていると帰宅は6時を回る。街路灯の届かないところでは、懐中電灯のお世話になっている。

そしてキラリの散歩の無い日のウォーキング、長崎展望台までの上りの途中でお日様は三日月山に沈んでしまう。すっかり日の落ちてしまった帰りの下りは、風が有ったりすると肌寒いほどである。


写真は昨日、上りの途中で撮ったもの






そのうちウォーキングでも懐中電灯携帯になりそうだ。


秋の訪れ、楽しみもある。「秋祭りの前後から、シマアジが釣れ出す。」父島の釣好きの間の言い伝え?

そろそろシマアジの季節である。先週の日曜日、サビキでムロを狙う釣り人の多い青灯で一人シマアジ狙いの餌釣。しかし残念ながら釣果はブダイ、オジサン、ウスバハギといつものやつで、クーラーボックスは空のまま。ちょっぴりフライング?いやいや、めげずに狙いますよ、シマアジ。


写真はお知り合いが釣り上げた、ホワイトチップ(ネムリブカ)、青灯は一瞬大騒ぎ、そして「な~んだ、サメか。」






そして台風シーズンの到来と共に、その風と大きなウネリで飛ばされたり流されないように養生したため、しばらくご無沙汰していたサップ。

今朝、久しぶりにパドルして来ました早朝サップ。

残念ながらお日様は雲に遮られ、日の出を楽しむことはできなかったが、風も無くまあまあのコンディション。約一時間のんびり湾内をパドリング。真夏のころは早朝でも結構賑わっていた扇浦だが、今朝は僕一人。ここもすっかり秋の気配である。

北風の多くなるこれから、サップも修行の季節になるになるのだろうか。サップを始めて迎える初の冬、頑張って海に出ないとネ!ドライスーツで真冬の琵琶湖でウインドやってた頃を思えば、楽勝、かな・・・・


今朝の扇浦にて













台風&運動会

2014-10-07 05:28:35 | Weblog
しばらく投稿をサボっているうちに、気が付けば10月も早や一週間が過ぎてしまった。

10月といえば台風シーズン。去年の今頃は息子夫婦がハワイで挙式の予定があり、台風情報とオガマルの運行スケジュールをにらみ一喜一憂していた。自然が相手、刻々と変わる台風の状況を早くから心配してもどうしようもないのだが、オガマルでしか内地へ行く手段の無いここ小笠原では、どうしても気になってしまう。

さて、今年は夏の間は全くと言って良いほど台風の影響が無かった小笠原だが、秋の訪れと共に台風の季節もやってきたようだ。台風養生をしたのが一回、これはかなり島に近かったが、島の東側を通過したため、思ったほどの影響は無かった。しかしオガマルの運行に影響が出て、父島着発のスケジュール変更となってしまった。

そして昨日、日本列島に大きな被害が出た強い台風18号、当初は5日、日曜日に予定されていた島の大きなイヴェントの一つ、連合運動会の開催が心配されていたのだが、幸いにもほとんどその影響は無く、運動会は無事に終了。一応主催者サイドの一員としては、やれやれと言った所である。

しかし、ホッとしたのも束の間、南の海上には早くも台風19号。現在の予報では、かなり発達して18号と一週間遅れで同じようなコースをたどりそうだが、はたしてどうなることやら。

信頼できる情報筋?によれば、今シーズンは亀の産卵が少なく、去年の三分の一ほどとの事。島には、亀の産卵が少ない年は大型の台風がやって来ると言う言い伝えが有るとか無いとか?はたしてどうなることやら、台風シーズン真っ只中の今日この頃である。


写真は、日曜日の連合運動会の様子。最近は個人情報云々、ややこしい事が多いので、当たり障りの無い所で。