小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

恐るべし女子ホッケー

2010-02-27 16:24:08 | Weblog
全世界の注目を集めた?女子フィギュアスケートはキムヨナ選手の圧勝で終わった。史上まれに見るハイレベルの戦いと言う事だったが、正直な所キムヨナ選手が飛びぬけて強かった、と言う印象だ。

前回のブログでも書いたが、彼女の精神力の強さには脱帽。最高の舞台で、自分の力を100%、あるいは時としてそれ以上発揮できてこそプロ(彼女はプロじゃないか?)そういった意味で彼女はプロ中のプロだ。

真央ちゃんには、残念ながらミスがあった。ただ率直な所、仮にノーミスだったとしてもキムヨナには勝てなかったのではと、僕は思う。勿論フィギュアスケート度素人の僕、あくまで、僕の感覚としてだ。それぐらい現時点では二人の間に差があったと思う。

インタビューで涙を流していた真央ちゃんだが、世界で2位だよ、誇りに思って欲しい。そして二人ともまだ若い、お互いよきライバルとして、これからも切磋琢磨しより上のレベルを目指して欲しい。

それにしても、マスコミの報道は異常すぎない?他にもオリンピック現在進行形で色んな競技やってるんだから、いい加減目を覚ましてくれよ!

そんな中昨夜、やっと見ましたアイスホッケー。ネットのTV番組情報(ここには新聞が無いので、TV番組はネットで調べている)何処を見ても女子フィギア、いい加減ウンザリしていたのだが、BS1でアイスホッケーの文字を発見。7時頃からチャンネルを合わせ待っていると、ノルディックの後にやっとオンエアー。所がなんと女子アイスホッケーの決勝、カナダvsアメリカ。

「なんだよ、待ちに待って女子ホッケーかよ」と一人TVに悪態をつきながら、ここまで待ったんだからとその試合を見てビックリ。知らないで見ていたら、女子の試合とは分からなかったかも。それくらいスピード、技術、パワー、戦術、闘志、男子のそれに全く引けをとらない、ハイレベルなホッケー、そして試合内容も決勝に相応しい素晴らしい物だった。

結果はカナダが2-0のスコアーで、世界選手権で2連敗中のアメリカを破りオリンピック3連覇を決めた。恥ずかしながら女子ホッケーを見たのは昨夜が初めて。前々回のオリンピックからやっていたことすら知らなかった。恐るべし女子アイスホッケーのレベルだ。そしてカナダのあの英雄グレツキーが一喜一憂している姿が印象的だった。

NHKさんに注文、出来る事なら途中ノーカットでゲーム全部をオンエアーして欲しい。男子の決勝では是非お願いします。

さて本日、小学校の用務の仕事2時間出勤した後、妻とハートロックまでいつものお散歩。風が強くいつもの赤土の上ではのんびり出来なかったが、暑い一日で、大汗をかいた。妻は「足の具合が悪い!」とぼやいているが・・・・

写真は、いつもと違う雰囲気のハートロック。

サボり癖

2010-02-25 06:24:08 | Weblog
このところ前浜スイムは、ずっと御無沙汰。昨日は久し振りに小笠原の太陽が元気な一日だったのだが、時折吹く北東の風が冷たく、迷いに迷った挙句スイムは取りやめ。

前浜のお気に入りの場所だった、波打ち際のウッドデッキが全部取り払われ、コンクリートがむき出しになってしまった為、場所を変えゲゲゲハウス横の芝生の上でランチ&シエスタ。軟らかい芝生から伝わる心地よい温もりに、シエスタどころか思わず爆睡してしまった。

そして仕事を終え帰宅後、昨日は水曜日、アランの英会話教室の日。しかしシャワーの後、妻の用意する夕餉の支度の匂いとBEERの誘惑に抗し切れず、こちらもキャンセル。すっかりサボり癖がついてしまった。

アラン、ゴメン!I am just a lazy old man.

所でバンクーバーオリンピックも佳境。明日の真央ちゃんの演技に注目と言った所だネ。それにしても、キムヨナ選手の精神力の強さには感心。結果はどうなるか分からないが、凄いアスリートだ。

ここでもサボり癖と言う訳ではないのだが、以前はオリンピックと言えば睡眠時間もいとわずテレビに釘付け状態の僕だったが、今回はそれ程でもない。歳のせいにはしたくないが、加齢と共にだんだんとそうなってしまうのかな?サボり癖同様、こんな事ではいけませんネ、反省反省。

そんな今回のオリンピック、チョッピリ気になったのがあのコクボ君。僕はどちらかと言うと肯定派。たまたまスノボーハーフパイプの予選を生中継で見る機会があったのだが、彼の2度の演技を見て‘やるじゃん’と言う印象。決勝の結果を期待していたのだが、残念だった。

せめて表彰台、そしてその後のマスコミの報道、逆に彼のマスコミに対する対応を楽しみにしていたのだが。いずれにしてもこのタイプの選手は結果が全て。有無を言わせぬ結果で雑音をねじ伏せるしかない。まだ若いし、密かに次回を期待している。

余談だが、競技後彼のお母さんの短いインタビューがオンエアーされていたが、とても好印象。高ぶるでもなく、淡々と、しかし必要十分な内容で、息子を信じている、みたいなコメント。必要以上に騒ぐ周りとは好対照で、爽やかだった。

もう一つ今回のオリンピック中継に注文。僕の一番好きなアイスホッケーのゲーム、少しはオンエアーしてくれ。

写真は昨日爆睡してしまった、ゲゲゲ横の芝生。



だん吉もムロも行っちやった

2010-02-21 16:21:13 | Weblog
昨日の土曜日、妻は月に2回土曜日に行っている、個人宅のお掃除のバイトへ。最近妻はこのお掃除のある土曜日が結構お気に入りのようだ。午前中はそのお掃除、そして帰宅、ゆっくりランチと美味しいコーヒー、そして坂本竜馬の再放送を見ながらのんびりとした午後を過ごす。

年中動き詰めの妻にとって、月に2回、きっとぽっかり空いたエアーポケットのような午後の半日なのだろう。大好きな読書も進む事だろうし、彼女にとっては体を休める本当に貴重な時間でもあると思う。

いくら元気とは言え妻も僕もアラカン世代、時には思い切って休む勇気も必要だ。

そんな訳で昨日一日お休みだった僕は、お決まりの青灯での釣りへ。前回久し振りに大漁と言える釣果だったのだが、信頼できる情報筋?によると、その翌日からサッパリになってしまったらしい。しかし相手は回遊魚、いつ回ってくるか分からないし、釣りに出かける前は、きっと今日は回ってくるに違いない、そんな希望的観測一杯で出かけるものである。

勿論昨日の僕も気合十分、いつものように前日から餌のコマセ2ブロック購入、8時前には希望に胸膨らませて第一投。しかし、残念ながら噂通り浮はピクリとも動かない。午前中はシマムロ1本上がっただけ。オマケにありがたくないウスバハギがウロウロしているようで、コマセを入れる網の袋をかじられ穴だらけ。持っていた袋3枚ともやられてしまい、最後はその3枚を重ねて使う苦肉の策。

それでも何とかムロ2本やっとゲット。所謂逸れムロと皆がよく言う奴だが、何とかボウズは免れた。

一時期南風が吹き暖かかった父島だが、昨日はお日様も雲隠れ、冷たい北風が吹く寒い一日だった。釣りの方もそのお天気同様お寒い結果に。

どうやらダン吉君と共にやってきたムロ、そのダン吉君と一緒に湾の外へ出て行ってしまったようだ。

自然が相手の釣り、毎回毎回思うように釣れないのは当たり前。何度も言っているが、勿論釣れるに越した事はないが、僕は釣り糸をたれ、何時沈むか分からない海面の浮に集中しているのがとても好きだ。あまり沈まないと集中を欠くことは間々あるけどネ。まあ、とりあえず性懲りも無く、次回も今日は釣れると期待一杯で又釣り糸を垂れている事だろう。

さて、今日は出港日で荷役の仕事。そして今週の土曜日は、例のインフルエンザによる休校の穴埋めで小学校は半日授業、翌日曜日は又オガマルの出港日。と言う事は、次の僕の休みはいったい何時になるのだろう。釣りもしばらくはお預けだ。

写真は、今日のブログとは全く関係ないのだが、以前ハートロックで撮った野山羊。この山羊達、ハートロックの主といった風情で、慌てて逃げる様子も無く、悠然と我々を見下ろしていた。

妻と思わず「カッコイイ!」

大盛況

2010-02-18 06:25:01 | Weblog
今朝一番のニュースでは、今現在内地は雪との事。これから御出勤の皆さん、寒さと雪対策万全の備えで、気を付けてお出かけ下さい。

所で、番組の取材で小笠原を訪れていたダン吉君御一行、月曜日のオガマルで無事?内地へと旅立って行った。

出港日当日、12時半頃入港のハハマルで前日から取材に行っていた母島から父島へ帰り、その足で2時出港のオガマルに乗船と言うハードスケジュール。我々荷役作業員も、ハハマルから下りたダン吉君のオガマルへの積み込みなど、いつもと勝手が違い、ややペースが乱れた物の、時間的には十分余裕を持って作業終了。桟橋に集まった多くの島民の方々と一緒に御一行を見送った。

アウトリガーカヌーのツアーをやっている荷役仲間の一人が、今回取材を受けたらしい。その彼の話では、ダン吉君の運転手御二人、来る時のオガマルからかなり船酔いが酷かったらしく、海上での取材中もやや顔が青白かったとの事。しかし流石はプロ、彼曰く「カメラが回ると、シャキッとするんですよ」

聞くところによると、このオガマル竹芝入港が1時間半ほど遅れたらしい。外海は3~4メートルの波高と言う予報もあったが、結構揺れたのかも。ダン吉君の運転手御二人、青白い顔で竹芝に下りたのかな?折から内地は真冬の寒さ、体調を崩さぬよう御留意下さい。因みに父島、ここ数日は半袖の暖かさ。いずれにしても、遠路はるばるご苦労様でした。今回の取材の模様は、3週連続で放映されるとの事、楽しみにしています。

話はコロッと変って先週の日曜日。中学校の某先生のお母さんが父島観光に来ており、その先生からの依頼で、御一緒にハートロックを御案内と言う約束をしていた。我家はいつものように徒歩で自宅を出発、約束の時間9時、北袋沢の登り口を目指す。そしてこの日ハートロックツアーにご参加の皆さんは、な・なんと総勢14名!中学校の先生方、その御家族、お知り合い、そして妻の友人etc、我家のハートロックお散歩ツアーもダン吉君御一行に負けす劣らずの大盛況。

妻を先頭に僕が殿を勤め、ハートロック目指して出発。流石に当日は、いつものようにわき目も振らずノンストップと言う訳ではなく、途中休憩を挟みながら山歩きを楽しんだ。心配された雨にも降られず、暑くも無く寒くも無く、山歩きには丁度良いお日和。ハートロックではホエールウォッチング、辺りの散策、そしてランチetc2時間ほど思い思いののんびりタイム。帰りは例のガジュマルワンダーランド?で童心に帰り、大はしゃぎ。ターザンごっこでお尻を強か打った方もいらっしゃったようだが、その後お変わりありませんか?

写真は、ガジュマルの森でハイポーズ!

写っている皆さんに、ブログ掲載のお断りしてないけど、これくらい遠ければOKでしょ。

ムロそして‘だん吉’もやってきた

2010-02-15 06:00:09 | Weblog
先週木曜日、建国記念の日の休日、妻は仲のよい友人二人と‘お散歩&ランチ&お喋り’へお出かけ。僕はブログ投稿の後、青灯での釣りへ。

天気予報では、南よりの風がそこそこ吹きそうで、久し振りにウインドとも考えたのだが、朝の様子では風はイマイチ、それなら矢張り釣りでしょう。8時前青灯に到着すると、釣り場の知り合い‘トコさん’が毎日のお勤め?海のチェック中。

「おはよう!ここ2日ほどムロ釣れてるぞ。今日も良いんじゃない」

そんなトコさんの嬉しい情報に、一気にテンションが上がり、急いで餌の購入へチャリをとばし、気合を入れてコマセ、2ブロックを購入。餌が融けるのももどかしく、急いで仕掛けをセット、期待を込めて第一投。

そしてこの日、本当にお久し振り、ムロガ釣れました。合計16本、このところ全くと言っていいほど釣果が上がっていなかっただけに、それを思えば大漁と言えるだろう。休日、そしてそよそよと南風の吹く絶好の釣り日和に、青灯は竿を出す釣人が5人ほど並び、ギャラリーも加わって大賑わい。

早速夕食時、妻も「ムロ、美味い!」と一言。

さて、その翌日金曜日はオガマルの入港日。この時期にしては珍しく400名オーバーの乗船客と共に、そのオガマル、定刻30分遅れの12時、二見港に入港。そしてこの日の桟橋はいつに無く大賑わい。

あのソーラーカー‘だん吉君’がやってくるという情報を入手した島の人々がお出迎え。

勿論我々荷役作業員が、だん吉君や取材用の車両を下ろす訳で、当日の打ち合わせは何時にも増して綿密に。荷役作業中も撮影があるとの事や、だん吉君初め撮影班関係の車両優先での荷役作業等、諸注意や細かな確認を済ませ荷役作業へ。

オガマル着岸後、全てのお客さんの下船が終了した後、大歓声と拍手に迎えられリーダーと山口君がにこやかにタラップを降りてきた(勿論僕は荷役作業中、必死にコンテナの上り下りの最中で彼らをじっくり見る事は出来無かったが)。

その後荷役作業の様子をバックに、リーダーや山口君が、あのいつもの青いツナギを上半身降ろし白いTシャツ姿で撮影が行われ、その場面がオンエアーされれば、もしかしたら1秒くらいは我々も写っているかもね。

天気予報では余り芳しくなかった小笠原のお天気も、予報が良いほうにはずれ、入港日以来まずまずの空模様。撮影も順調に進んだのでは。

そして、今日は早くもオガマルの出港日、これから荷役作業だ。だん吉君ちゃんと載せて上げないとネ。

写真は、木曜日のお散歩会、妻が撮った桜と美女二人。