小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

台風14号チャバ & REE

2010-10-30 06:50:36 | Weblog
一昨日の昼休み、いつものように前浜でランチ。北緯20度付近に差し掛かった台風14号チャバのかすかな影響か、前浜にも僅かなウネリが入っており、波打ち際は味噌汁状態。そんな訳でスイムは諦めランチの後はのんびりシエスタ。所が突然、翌日のオガマル出港時間の変更を告げる島内放送。

台風14号の影響により、29日14時の出港予定が4時間早まり、10時の出港に変更との事。それに伴い、ハハマルの運行時間の変更、郵便物宅急便等の受付時間の変更等々、それまで平穏だった父島は俄かに大忙しの様相に。

僕も急遽午後1時半からオガマルの荷役と言うことになり、小学校の仕事は午前中で切り上げ準備をして港へ。前日に船の前の方の積み込みと、漁協からの魚の運搬を済ませ、出港当日船の後ろの積み込みをして、午前10時に出港と言う段取り。

オガマルの運行にほぼ100%支えられていると言っても過言ではない父島の生活、突然の運行時間の変更で、島全体の空気がガラッと変わってしまった。

所で、このオガマルで父島に短期のアルバイトに来ていた高校時代の同期の末っ子REEがバイトを終了、内地へ。

「あの子は鉄砲玉だから」と同期の母が言っていたが、どうやら台風の様な勢いで父島での生活を満喫したようである。彼女には失礼だが、そんなREEにはピッタリの今便のオガマルだったかもしれない。

順調に航海していればの話だが、今頃は大時化の太平洋を東京湾目指してもう少しと言う所を力強く走っていることだろう。

頑張れオガマル!頑張れREE!

そして次便のオガマル、31日10時東京出港予定が、14時に変更との事。順調に航海できても父島入港は1日の15時半。当然遅れも予想され、当日の荷役がどうなるのか、またまた悩みのタネだが、まあなるようにしかならないし、世の中何とかなってしまう物だ。

余談だが、この便には修学旅行に行っていたオガ高の生徒諸君が乗船予定。北海道で雪に降られ、東京でチャバの影響で恐らく豪雨に見舞われ、揺られて帰った父島は真夏の陽気。それもまた良い思い出になるかも。



出港日の昨日、東の空は綺麗な朝焼け。オガマルにとっては嵐の前の静けさ?








妻の話では、鉄砲玉のREEらしく出港間際に現れ、慌しく乗船して行ったようだ。

僕は船の綱外しのため会えなかったけど「REE、手紙とプレゼントサンキュー!君のおかげで、懐かしいMARIにも会えたし、来年も待ってるよ!」


PS U & MARI 最後までREEちゃんらしい?オガマルの慌しい予定変更だったネ。今頃本人は大変だと思うけど、最強の貨客船オガマルは大丈夫。

MARI 来年の同期会の世話役、頑張って。僕も卒業30周年の同期会のお手伝いをさせてもらって、とても楽しかった思い出があります。皆に会ったり、温泉の魅力も捨てがたいけど、参加はチョッと無理かな。皆さんにヨロシク!

ウェザーでランチ

2010-10-26 15:57:33 | Weblog
台風14号(チャバ)の動きがチョッピリ気になるところだが、とりあえずオガマルは定刻10分遅れの11時40分、300名弱の乗船客と共に無事入港。嬉しい事に積荷も少なく2時半には荷役終了。

その後、この時とばかりに診療所でインフルエンザの予防接種を済ませ、パソコンに向かっている。一応小学校と言う公共の場で仕事をしている以上、少なくともインフルエンザの感染源にならぬよう最低限の事はしておかねばと、毎年予防接種は受けている。結構良いお値段でバカにならないが、まあしかたないネ。

相変わらず真夏のような暑さの続く小笠原だが、昨日の昼休みは久し振りにウェザーでランチ。実は天気予報があまり芳しくなく泳ぐ用意をして行かなかったのだが、昼休み時はピーカンの晴天。泳げない海でランチするのも癪に障ると言う事で、あえてウェザーの激坂を選んだ。



学校から宮之浜方面に向かって坂(とにかく坂が多い)を上ると、四差路に道路標示。ここからウェザーまで1950メートル。




途中こんな眺めも、小中学校のグランド。少しは上った感じ。




そしていよいよウェザーへの登り口。ここから1100メートルは激坂?の連続。




こんな標識も。10%の1が消えちゃってる。この標識の手前が、僕的には一番キツイ所。ここを過ぎれば頂上まで残り三分の一。余談ですが父島の上りの道路標示、どこへ行っても10%。そうでない所は僕の知る限り2箇所で因みに12%。はっきり言ってあまり当てにならない。








そして無事?目指すウェザーに到着。誰もいないと予想してたのだが、島のヤンママがお子さん連れで6組、ランチ&お喋り中。楽しそうな会話と元気な子供達の声を何となく聞きながらランチ&シエスタ。時折吹く風は心地よいのだが、日向にいるとその日差しは強烈で、はっきり言って暑い!




楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、戻った小学校の校庭からウェザー方面。真ん中の山の裏側がウェザー、こうして見ると結構高い所だ。




そして仕事を終え帰宅時、ザーッとスコール、綺麗な虹が掛かった。素敵な一日が無事終了。


ハートロック with REE

2010-10-20 07:43:37 | Weblog
オガマル入港日の朝、やっと足の調子も何とか回復、最近復活した妻との早朝ジョグ、そして早朝フリスビーを終え、パソコンに向かっている。既に二汗?掻き、小笠原の太陽も輝きだし非常に気持ちの良い朝だ。

記録的な酷暑も過ぎ、内地はすっかり秋模様のようだが、小笠原はまだまだ暑い。昨日の昼休みも前浜スイム。水温もサーフパンツ一枚で丁度良いし、海もスコーンと抜け最高のスイムコンディションと言いたい所だが、残念ながら時折チクチクと刺す微生物が発生しておりチョッピリ気になった。

所で先週の日曜日、我家は久し振りに山歩き、たぶん6月以来となるのでは。勿論最近このブログの主役となりつつある、何でもやりたがり屋のREEちゃんも御一緒だ。我々はいつものように我家から歩き、REEちゃんとは登り口近くの橋の所で待ち合わせ。

それでは日曜日の山歩き、島のツアーガイド、オガツアーさんのブログ風に写真と共に御紹介。(オガ君、スイマセン)



まずは我家を出発して直ぐ、湾岸通り屏風谷からの眺め。写真中央、点在する筏の様なヤツは漁協の生簀。




同じく湾岸通りニギョウチ付近、夕日のベストポイントからの二見港。中央が要岩、右奥がウェルカムロック(烏帽子岩)湾内はベタ凪、まるで湖のようだ。

REEちゃんとは10時の待ち合わせ。我家から徒歩で約1時間、余裕を持ってチョッと早めに出発した為9時40分位に到着したのだが、REEちゃんも直ぐやって来た、感心感心。

それではハートロックツアー出発。



写真は登り口近くにある、オガマルの荷役仲間がオープンしたロッジ風のお宿。最後に見た6月頃はやっと基礎が出来上がり、上物に取り掛かり始めた頃だったが、立派に完成、この夏から営業していたようだ。




目的地別の筒、勿論我々はハートロック(千尋岩)方面の筒に、REEちゃんも一応島民と言う事で白い石を3個入れて、いよいよ山歩き。夏の間に伸びた草が細い山道を覆い隠し歩き辛い。




途中にはこんな1本橋も。以前はロープが無く、チョッピリ怖い思いをした人もあったと思うが、ロープ1本で精神的には全然違う。




ここもロープが張られ下り易くなった、ハートロック近くの最後の難所?




歩き出して約1時間、いつものペースでハートロック赤土の上。REEちゃん、一応ハートのつもり。

ここで1時間ほど、ランチ、お昼寝、散策etc






絶壁の上から。良い子の皆さん、真似してはいけません!


そして、帰りはガジュマルワンダーランドで童心に。







我家のハートロックツアー如何でした、満足してもらえたかな?REEちゃん。


夕方からお仕事のREEちゃんとは、朝の待ち合わせ場所でお別れ。REEちゃんは島の定番‘原チャリ’でバイバイ!

「まだ時間もあるし、ヤッパリ夜明道路よね」と言う事で、我々は久し振りの夜明道路歩きを楽しんだ。



中央山付近、長々と延びた‘アカガシラカラスバト’を外敵から守る為の防御ネット。ご意見は色々有ると思うが、公の場でのコメントは差し控えておきます。




笠山登り口手前のタマナの木。「ずいぶん延びたネ!」と言う事でパチリ。一夏過ぎると、木々もずいぶん成長している。




日もだいぶ西に傾き、二見港や町の見えるポイントから逆光の一枚。ここから我家までは20分弱と言った所。久し振りの山歩きももう一息、体はかなり悲鳴を上げていた。



さて、本日はこれからオガマルの荷役だが、このブログ投稿中の防災小笠原の島内放送では、定刻1時間半遅れの午後1時、295名の乗船客と共に入港予定との事。この便大島寄港便、そして前線を越えてくる事もありやや海況も悪かったのだろうか、最近では珍しい大幅な遅れだ。積荷が少ないと言いのだが・・・・

ウインド&船釣

2010-10-13 07:39:33 | Weblog
高校の同期MARIが出港した翌日は、体育の日の休日で僕も妻もOFF。何でもトライしてみたい積極派のMARIの末っ子REEちゃんが、ウインドやりたいと言う事で、体育の日らしく僕はウインドの俄か教師。

小学校の社長所有のウインドの入門艇、サーファー艇をお借りし、前浜でウインドスクール。それは良いのだが、実は僕サーファー艇のセッティングをしたことが無く、しかも社長のサーファー艇は、今時こんなウインドあるの?と言うくらいの骨董品(社長、失礼)少々悩みながら、何とかセッティング終了。

しかし、この日の生徒さんはウインドのセンス抜群、しかも負けず嫌いで、根性もある。ウインドはほとんど初体験と言う事だったが、微風とは言え前浜の水面を結構沖まで繰り出し、しかも方向転換して戻ってくる。冬はスキー場でバイトしながらボードを楽しんでいるらしいが、素晴らしいバランス感覚をお持ちのようだ。



ウインドを楽しむREEちゃん、ホント、様に成ってる。

そしてお昼は妻がお弁当を持って来てくれて、3人で前浜ランチ。所が、丁度次女のイヨちゃんと遊びに来ていたトウタンと、とんとん拍子に話がまとまり、翌日(昨日)は久し振りにトウタンの船で沖遊び。

僕と妻は運動会の振り替え休日、休みが不定期な息子もたまたまOFF。そしてREEちゃんもバイト先が定休日、何でもトライしたい積極派の彼女「ハイ、行きます!」と言う事でトウタン、イータン、トウタンの友人トムさん、REEちゃん、息子に妻、そして僕の総勢7名。8時半トビウオ桟橋集合で、沖へ繰り出した。











釣にスノーケリング、お昼は妻の用意した素麺に舌鼓。



本日のNO1釣果。息子が一応狙って上げたボウタ(ウメイロ)見た目は良くないが、白身で大変美味。



その他クーラーボックスの中は、ムロ60本、ショナクチ5本、アカバ1本と十分な釣果。イータンも頑張ってムロ数本一人で上げた。

面白かったのはREEちゃん。ムロ釣が初めての彼女、強引に上げすぎてバラしてばっかり。根っからの負けず嫌いが首をもたげだし、まじモード。目が攣り上がり出したのだが、そのうちコツを掴み、終わってみれば10本以上は釣ったのでは。

帰りはムロを土産に「有難うございま~す。楽しかったで~す」

メデタシ、メデタシ。

トウタン、いつもいつも楽しい時間を有難うございます。又ヨロシク~!

運動会&REE&MARI

2010-10-10 15:57:42 | Weblog








一週間前の土曜日悪天候の為順延されていた連合運動会、昨日運動会日和の好天の下、無事終了。用務員と言う立場の妻と僕、正直ヤレヤレと言う所だ。

写真は小中高の生徒さんや、島の人々の来場を待つグランドの様子。

所で、この運動会の二日前の木曜日、前回のブログでも触れた高校時代の同期MARIが無事来島。恐らく15年ぶり位の再会、そして妻とも旧知の仲と言う事で、連夜昔話に花が咲いた。

昨日は運動会を一緒に観戦。娘さんのREEちゃんは、職場対抗リレーに参加。運動会で走る娘に声を嗄らして応援なんて、きっと10年くらいタイムスリップしたんじゃないかな。そんな楽しみ方も出来る所が、この連合運動会の素敵な一面でもある。



職場対抗リレーで力走?するREEちゃん。勿論前を走ってる方ダヨ。



お知り合いのテントの下にお邪魔、ランチを楽しむMARIと妻。


そして今日はもうオガマルの出港日。妻も僕も運動会開催などもあり、日中MARIやREEちゃんと遊べなかったのは残念だったが、MARIの滞在中本当にお天気に恵まれ、短かった娘さんとの父島の生活だが、十分楽しめてもらえたのではと思う。

体験ダイビングに、運動会、そして製氷海岸のスノーケリング、半日の観光船ツアー、一航海での父島旅行としては、かなり盛り沢山だったと思う。疲れが出ないかチョッピリ心配だが、帰りのオガマルでゆっくり休んでください。



オガマルの前で、記念撮影。





MARI元気で、御家族の皆さんに宜しく、そして又何時か会いたいネ。