小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

3年

2008-10-30 07:08:50 | Weblog
一昨日ブログ投稿の後、空模様は思わしくなく、洲崎は諦め漁協のカッパ持参で青灯での釣りへ。時には薄日も射す時間帯もあったが概ね曇り。長い時間ではないが雨も有り、漁協のカッパも大活躍。

釣果の方は相変わらずで、シマムロは上がるのだが本命のムロは1本!だけ。たまたま北大所有の調査実習船が入港しており、青灯に釣りに来ていた乗組員達が、シマムロ喜んでもらってくれたので助かった。

昨日は、一昨日のお天気が嘘のような晴天の一日。僕のOFFと一日ずれてくれればと悔やんだが、自然が相手、しょうがないネ。洲崎での釣りは、又の機会のお楽しみ。

昼休みは当然の如く前浜スイム&ランチ。‘たびんちゅ’のヨッシーがウクレレ片手に気持ち良さそうに日差しを楽しんでいる。浜辺では、オガ高の体育の授業ウインドサーフィンが終わった所でお片づけ中。そろそろこの授業も終わる頃、もしかしたら昨日が最終日かも。

前浜の海は最高に近い透明度「今日は綺麗だよ」僕の声に「飯食って午後は潜ろう、又!」とヨッシーはウクレレかついでチャリで帰っていった。

さてオガマル入港日の本日、今日は小学校の用務の仕事はOFFの為、妻との早朝ジョグを終えこうしてパソコンに向かっている。

3年前の10月25日で仕事を辞め、ふと思い立って小笠原旅行を決め、慌ただしく一人オガマルに飛び乗った(ちょっと大袈裟かな)のが、今日入港の船だった。そして入港翌日の朝、宿に有ったガイドブックを見てtel予約し、参加したのがヨッシーの素潜りツアー。

妻も急遽次のオガマルで来島、僕は2航海、妻は1航海父島を楽しみ、滞在中にこの島で暮らそうと二人で決めていた。そして翌年1月、始めて父島の地を踏んでから2ヵ月後、我々は父島の住民となった。新居瀬掘アパートの駐車場に、見慣れた‘たびんちゅ’の宇宙船が有ったのにはびっくり。

8部屋あるこのアパートの住人の中で、一番の古株がヨッシー、ミナちゃん夫婦、次が我々になってしまった。初来島以来3年の月日を何となく実感。こうしてブログを投稿できているという事に、まずは感謝!

写真は昨日前浜にて、ウクレレ片手にヨッシー。

ドキュメンタリー映画上映会

2008-10-28 07:25:39 | Weblog
今月最後の平日OFFの朝、休日恒例、妻との早朝ジョグを終えパソコンに向かっている。数日前から、この休日は大潮だし、久し振りに洲崎で磯釣りと楽しみにしていたのだが、昨日の予報は雨。前日から餌を購入、朝一で洲崎ともくろんでいたが、とりあえず様子見。現在はドンヨリとした曇り空、ネットの3時間毎の予報ではお昼までは50㌫、微妙な所だ。

所で先週土曜日、ブログ投稿の後、お祭り広場で行われた、ドキュメンタリー映画上映会に行ってきた。島の青年達?(中にはオジサンもいたか)によるアウトリガーカヌーでの父島~母島往復を中心に、小笠原のカヌーの歴史、カヌーの製作etcをまとめた「心も丸木舟に」と言う物。

正直な所それほど期待していた訳ではなかったのだが、上映が始まった途端、その世界に引き込まれていった。ファーストシーン、水中からのカヌーやパドルの映像と音&BGM、周りから「オ~!」と言う歓声が上がったが、僕も思わず「スゲーじゃん」と隣にいたイチ君(彼は7人のクルーの一人)と思わずビックリ。

この作品の監督ナス君(島の手造り豆腐屋さん)の説明では、映画全体の98㌫は島人の手造りとのこと。改めて島の人達の秘められたポテンシャルにビックリするやら感心するやら。

約50分の上映時間は、残念な事に、アッと言う間に過ぎてしまったのだが、上映の途中、父島を出発したカヌーが母島に到着したシーンでは何処からともなく拍手が起こった。そして上映終了とともにまさにスタンディングオベーション。あちこちから賞賛の声と拍手が沸き起こっていた。僕も勿論大満足、ナス君、貴方はスゴ~い!

蛇足ながら、映画のラスト、南洋踊りの歌(ウラメ、と言う歌なのだろうか、正式な名前分かりません、失礼)のギターソロをBGMに映画は終わるのだが、このギターソロ、映画ウッドストックでのジミヘンの「星条旗よ永遠なれ」と被って、僕にとってはとても懐かしかった。そう感じたのは僕だけかな?

さて外は先ほどより暗くなってしまって、どうも状況はもう一つ。今日は洲崎は諦め、様子を見て青灯かな。

写真は、数日前の早朝ジョグ後の一枚、夜明け前にお月様。残念ながら今日は真暗だった。

我家の休日も秋バージョン

2008-10-25 17:30:07 | Weblog
昨日の昼休みも前浜スイム&ランチ。前浜の透明度は久し振りに抜群、海も凪いでおり絶好のスイム日和。顔見知りの前浜スイムフリークの面々も異口同音に「今日は綺麗だネ!」

さて本日、OFFの土曜日、いつものように妻と扇浦までの早朝ジョグへ。昨日の予報通り満天の星空、最高の休日になりそうである。我家に帰りつく頃やっと東の空が明るくなり、そして下弦の月がとても綺麗だ。週明けは新月の大潮、夜の青灯はメアジ釣りで賑わいそうだ(メアジは闇夜が良く釣れる)

僕はどうも夜釣りは苦手、飲んでる方が良い。今日は釣りは置いといて、ジョグの後は天気もいいので、いつものようにお気に入りの境浦でマッタリかなと思っていたのだが、「今日はハートロックでしょ」と妻。すっかり秋めいてきたここ数日の父島、我が家の休日もいよいよ秋バージョン突入?

9時前に我家を出発、相変わらずの妻のペースに引っ張られ、お気に入りのハートロックの岩の上には計ったように2時間で到着。このところの好天で足場もよく今日はとても歩き易かった。

所でこの島に来た当初、山歩きは愛用のトレッキングシューズだったのだが、いつの間にかランニングシューズになり、そして最近は小笠原のスタンダード‘ギョサン’になってしまった。藪漕ぎならまだしも、行き慣れたハートロックへの道ならギョサンで充分。本当に万能の履物ギョサン、小笠原での生活はこれ一つあればOK。因み愛用の僕のギョサンは3代目、ブルーの奴だ。

さて今日のハートロック、お天気良すぎてはっきり言って暑かった(贅沢言っちゃいけないネ)が、お気に入りの岩の上で強い日差しの下、絶景を満喫しながらのランチ、そしてスイーツに缶コーヒーのおまけまで付いて満足度100㌫。最高の休日になった。

帰り道、境浦ファミリーの愛犬、白ラブのバロンとも久し振りに御対面。気持ち良さそうにお昼寝中のバロンを起こして、親交を深めてきた。バロンもきっと暇だったのだろう、のっそりやって来て、ちゃんと我々のお相手をしてくれた。

これから我家の山歩きが増えると同時に、バロンとの一時も楽しみである。バロン宜しくネ。

写真は今日のハートロックで。

前浜にも秋の気配

2008-10-23 10:01:27 | Weblog
知らないうちに出来て、あっと言う間に無くなってしまった台風だったが、その影響は小笠原にも少なからずあるようだ。ここ数日小笠原近海は波の高い状態が続いており、そして北東の風が連日吹き抜けている。

昨日の昼休みは久し振りに前浜スイム。特に忙しかった訳ではないのだが、1週間ぶりくらいになるだろうか。昨日の前浜も北東の風が吹いてたが、左からのサイド、防波堤の陰になるため、いつものスイムコースはそれ程風の影響はない。それでもアウトのオレンジブイ付近は左からの風波があり、平水面での楽ちんスイムと言う訳には行かない。

透明度は80㌫、水温もやや下がったようでサーフパンツ1枚でそこそこ頑張って泳ぐには丁度良い温度だ。昨日はカンカン照りだったから良かったが、あの風でお日様が出てなかったら、泳ぎ終わってからは肌寒かったかもしれない。

スイム後ランチしていたら、顔見知りの山ツアーのガイドさんがコーラ片手にやって来て「前浜もやっと日向ぼっこが気持ちいい季節になったネ!」と日光浴。ゲゲゲハウスでは島の若者がBBQ、北東の風に乗ってあの独特の匂いが流れてきて、スイム後の食欲は増すばかり。母島の仕事から帰って来たバリトンも久々にやって来て、中年ランチコンビ復活。

そしてこの島一のウインドサーファー‘ルパン’は、手早くセッティングを完了、6.1㎡のお馴染みのニールのセイルで、沖のブローを捕まえ気持ち良さそうにカットンでいた。

真夏の前浜とは違い、何となく秋の気配である。僕的には何時までも真夏の前浜でいいんだけど、残念ながらそう言う訳にも行かないネ。前浜スイム何時まで出来るか(ウェット着て泳げばフルシーズンOKなんだけど、そこまではね~)、考えてみればもうすぐ11月、泳げるうちにせっせと頑張ります。

さてオガマル入港日の本日、先ほどの防災小笠原の島内放送では、1時間遅れの12時30分、299名の乗船客とともに入港予定との事。台風の影響、微妙にまだ残っているようだ。

写真は昨日の前浜。カンカン照りなのに矢張り海の青さが真夏とは違う。

相変わらずの釣果

2008-10-21 16:35:06 | Weblog
週末の日曜日ブログ投稿の後、我家の早い夕食まで少々の時間があったため、ウェザーまで上ってみた。前回入港日の夕方とは違い、オガマル出港後と言う事もありラシュは無かったが、それでも数人の島の人達が静かな夕暮れ時のウェザーを楽しんでいた。

アパートの隣人‘たびんちゅ’のヨッシー、ミナちゃんもやってきてしばし談笑。彼らにとってもこの時間帯のウエザーはお気に入りの場所で、時々夕日の中での夕食も楽しんでいるらしい。入港中は混雑で忙しないと思うが、出港中のウェザーでのディナーは確かに気持ち良さそう。我家も寒くならないうちに是非一度トライしたい。

さて本日は完全offの火曜日。まず朝一番は妻との扇浦までの早朝ジョグ。夜中に一雨あったのだろう、路面の所々が濡れている。我家を出た時には星空も見えていたのだが、ジョグの途中には一雨も。昨日は晴れの予報だったが、どうなのだろう、相変わらず信用できない小笠原地方の天気予報だ。

帰宅後ネットの予報を確認すると、曇り時々雨。その予報通り7時過ぎには大粒の雨が降り出す始末。せっかくの平日の休みなのに出鼻をくじかれた感じだったが、相変わらず懲りもせず漁協のカッパ持参で青灯でのムロ釣りへ。平日と言う事もあり、青灯で釣り糸をたれている人は一人もいない。ゆっくり用意をし、餌のコマセが解けるのを待って第一投。何度釣りをしても、この瞬間は何となく胸の高ぶりを覚える、お気に入りの瞬間だ。

心配していた空模様は、曇る事はあったが概ね晴れの一日。今日は嬉しい方に天気予報が外れてくれたようだが、北東の風が思いのほか強く、残念ながら釣りにとってベストコンディションと言うわけには行かなかった。

青灯には相変わらず何人かの釣り好きが入れ替わりでやって来る。そんな中、今日はトチさんがほぼ一日僕の釣りに付き合ってくれ、世間話をしながら一日ノンビリ。話に夢中になり「あれ、浮き見える」なんて事も何度か。

そして今日の釣果は、狙いのムロガ2本。その他はツバメ魚の子供、シマムロ、オジサン、ハギ、ヨツバリ、オヤビッチャと外道のオンパレード。相変わらず本命は寂しい結果だったが、浮きはそこそこ沈み青灯での釣りをそれなりに楽しむ事が出来た。

写真は日曜日のウェザー、入港日と違い静かな夕焼け。