小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

青灯でムロ釣り

2020-01-26 05:43:56 | Weblog
オガマルドック中で静かな父島、先週後半からお天気も安定、風も弱く日差しもたっぷりで「暑いね~!」と言う挨拶がそこここで聞かれ今日この頃。

完全OFFだった昨日の土曜日、本当に久しぶりに青灯でのムロ釣りに挑戦。

相変わらずお休みの日は釣り糸を垂れているのだが、このところずーっと桟橋での餌釣り、最後に青灯で釣りをしたのがいつだったか思い出せないくらいだ。

昨日の青灯、快晴無風の好天に恵まれ、時間の経過とともに顔見知りの釣り人や家族連れ等々で賑わった。本当に穏やかな日和で日が高くなるにつれ暑いくらい、中には上半身裸で釣りを楽しむ若者もちらほら。

しかし釣果のほうはサッパリ、コマセ2ブロック、お昼休みをはさみ早朝から午後2時過ぎまで頑張ったが、クーラーボックスへはムロ2本が入っただけ。かろうじて完封負けは免れた、と言った所。

好天に恵まれ気持ちの良い一日だったが、もう少し釣れてくれればな・・・・

夜は釣り場のお友達三人で新年会。僕の一つ年下、もう一人は二つ先輩、まあこの年になると同い年も一緒。僕はこの島に来てから釣りを始めたのだが、お二人は内地にいたころから経験豊富な釣りに関しては大先輩、釣り談議に花が咲いたのだが

「年々釣れなくなるね」

困ったものである。


昨日早朝の青灯周辺














こちらは小学校校長室前のヒマワリ、この時期に、流石小笠原





最後の静寂?

2020-01-20 05:52:36 | Weblog
一昨日の土曜日二見湾を出港して行ったオガマル、この便は所謂ドック便。例年だいたいこの時期に、年に一度の定期点検のためドック入りする。

14年前妻と二人この島へ移住してきたのがこのドック便だった。ドックなどと言う事は全く知らず、次の船までずいぶん間が空くからこの船にしようか、そんなイージーなノリで決めたのだが、知らぬが仏と言うやつだった。

それからの島暮らし、民間のアパート二軒の生活を経て今の都住に入居でき、島暮らしもやっと板についてきたように思う。勿論僕は全くタッチしていないのだが、このドック期間中も妻がいろいろ工夫して食材をストックしているようで、それほど不自由なく生活できている。

そしてこのドック期間中、今回は2月8日の土曜日まで約二十日間になるのだが、この間貨物船の共勝丸が郵便物や宅急便等々は運んでくれるのだが、人の出入りは全くなくなる訳で、島はとても静かになる。

島暮らしを続けていくうちに、このドック中の静かな父島が僕のお気に入りになった。

しかし、この静寂もどうやら今回がラスト。来年からはオガマルのドック期間中代船が用意され、島と竹芝の間を運航するらしい。

今回も島の観光業関係の人々を中心にこのドック便で内地へ向かった人が多くいたが、来年からは島の生態系も変わっていくかもしれない。

所で今回のドック便、発達した低気圧の影響で久し振りに大時化の中での出港、二見湾の湾口ですでに大揺れ状態、竹芝入港は約3時間遅れだったようで、乗船の皆さんお疲れ様でした。


ドック便出港





















夜釣り

2020-01-13 05:33:30 | Weblog
小学校の用務の仕事を終えた後、4時半前後に我が家を出発、約一時間半ほどのウォーキングが日課となっている。日の長い時期は夜明け道路を東平まで往復しているのだが、日没の早いこの時期はウェザーステーションまで往復している。夜明け道路は街路灯が無く日没後は真っ暗、その点ウェザーまでの上り下りは真っ暗だが、その登り口までは街路灯があり安心して歩ける。

それでも登り口から先はライトが必要で、ヘッドライトを購入した。ビックリしたのは最近のヘッドライト充電がUSBになっていてとても簡単、以前のものは電池交換が結構煩わしかったものだ。

で、そのウォーキングの途中オガマル桟橋を通るのだが、帰りの桟橋、夜釣りの人で賑わっている。そんな様子を見ていて僕も久しぶりに夜釣りがしたくなった。そして正月休み意を決してトライしたのだが、このブログでもちょっぴり振れたが、あいにくの雷に途中断念。オガマル出港日だった一昨日土曜の夜再チャレンジ。

3時オガマル出港の後一旦帰宅、準備をして桟橋へ。この時期の夜釣りメインターゲットはメアジ、その切り身を餌にしたカマスと言うのが一般的。この日は満月の大潮、月が出ていると極端に喰いが落ちるメアジ、そんな訳で釣り人は少ない。

僕の狙いは勿論夜シマ、メアジに邪魔されない満月の大潮をわざわざ狙ったわけだ。

明るいうちに準備し、釣行開始、暗くなり浮が観ずらくなるといよいよケミホタル(緑に光る使い捨ての発光体)を浮に装着、久しぶりの夜釣り開始。

必死に緑に光る浮を凝視するが、浮は全く反応しない。自分の中で7時までと決めていた釣行、その間浮が沈んだのはたったの一回、手ごてはそこそこありひょっとすると、と期待したが上がって来たのは小ぶりのハマフエフキ。

久し振りの夜釣りは不発に終わったが、ケミホタルを凝視する夜釣りもなかなか、たまには挑戦しようと思う。


西日を浴びる、ゆり丸。





日没前の桟橋





昨日散歩の途中




始業式

2020-01-08 05:43:25 | Weblog
僕が用務員として勤務している小笠原小学校は、今日が始業式。先月の26日から約二週間の冬休みが終わり三学期の始まりである。

たまたま本日がオガマルの入港日にあたり、僕は荷役のお仕事で小学校は始業式の日からお休み。しかし6日の月曜日から小学校には勤務しており、この二日間で新学期を迎える準備はバッチリ・・・かな?

生徒さんの中にはご家庭のご都合等々で今日のオガマルで帰島と言う児童も何人かいるのかもしれないが、始業式一日お休みすれば内地での滞在が五日間伸ばせるわけで、そこはオガマルしかアクセスの無い島事情と言う事も有る。

いずれにしても楽しかった冬休みは終わり、気持ちを切り替えて本業頑張らないとね。

さて僕の冬休みは以前このブログでも触れたがオガマルの荷役作業、そしてスポットで声のかかったハハマル清掃も有り、冬休みを満喫と言う訳には行かなかったが、それでも釣りのできる日は桟橋での釣行、年末年始で合計六日。

残念ながらクーラーボックスに入ったのは、クロヒラアジとアオチビキの二匹だけ。かなりお寒い釣果だが、天候にもまずまず恵まれお休みの日はすべて釣りを楽しめたことに感謝、そしてシマアジを夢見て趣味の釣行はまだまだ続く。

所で僕の冬休み最終日となった5日の日曜、ハハマルがいつもの位置から前方へ移動、その後すぐ「ゆり丸」が入港。ハハマルはその後ドックで内地へ向け出港、しばらくの間ゆり丸がハハマルの代替え船として父島、母島間を行き来する。

ハハマルのドック入り例年よりちょっぴり早い気もするが・・・

この後18日父島を出港するオガマルがドック入り、島は一年で一番静かな所謂「ドック中」を迎える。


東の山並みから上がった朝日を受けながらやって来た「ゆり丸」








ゆり丸の入港に備え移動したハハマル、引継ぎを終え内地へ向け出港して行った。



謹賀新年

2020-01-03 05:39:10 | Weblog
ちょと遅くなりましたが、新年明けましてオメデトウございます。

2020年が幕を開け三日目になりますが、皆様どのような新年をお迎えですか。

このブログを覗きに来ていただいている皆様お一人お一人にとって、素敵な一年となりますように。

さて僕の新年幕開けは早速仕事始め。11時入港、そして3時半出港のオガマルの荷役作業で2020年をスタート。おまけに夕方6時、母島から帰って来たハハマルの清掃作業のオプション付き。このハハマル清掃、時々人が足りない時にピンチヒッターで手伝っているのだが、お正月くらいご家庭の主婦を休ませてあげようと言う事で、お声がかかった。

そんな訳でほぼ一日お仕事の元旦。まあこの年になって仕事でお声がかかると言う事はある意味幸せな事で、元気で働ける間は頑張っていこうと思っている。

そして完全OFFだった昨日は、勿論岸壁での新年初釣り。

途中から息子夫婦も参加し、新年のあいさつを交わしながら楽しい釣行。

浮の沈みはもう一つ、たまに反応があってもいつものオジサン、ブダイ、アカヒメジetc・・・

そんな中かろうじて一尾だけ、小ぶりなコケブリ(アオチビキ)が上がり何とか初獲物がクーラーボックスへ。今年もシマアジゲットは苦労しそうな予感である。

夜は息子夫婦を招き新年の宴。妻の手料理に舌鼓を打った。


昨日の岸壁





初釣果、コケブリ