小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

今日から着発運航

2016-07-21 05:29:11 | Weblog
昨日7月20日、小学校では終業式が行われ、無事平成28年度の一学期を終えた。今日から8月一杯長い夏休みが始まる。

そして夏のオガマル着発運航も、本日から始まる。

この7月新造船となったオガマル、その足が速くなり、東京~父島間の所要時間が25時間半から24時間と、1時間半短縮された。その結果父島入港時間は11時半から11時、そして出港時間は午後2時から3時半へと変更になった。

着発運航も同様に11時入港、その日の午後3時半の出港となる。入港と同時に荷卸しを始め終了後積荷、着発運航は我々荷役作業員にとって目の回るような忙しさ、時間との戦いである。

そういう意味では、新ダイヤとなり入港から出港までの時間が2時間半から4時間半に延長されたのは朗報と言える。

そんな着発運航が今日から8月終わりまで、週2便のスケジュールで続く。父島の夏いよいよ本番突入。

父島の夏と言えば今週月曜海の日、夏の到来を告げる一大イベントとなった、扇浦でのアウトリガーレースが行われた。

このところずーっと雨がなかった父島、この日に限って曇り空から時折の降雨「暑くなくていいや」という声も聞かれたが、個人的にはやはりギラギラの太陽と青い海がこのレースにはピッタリという気がするのだが・・・

僕は今年も小学校の先生方とチームを組み、男女混合の部で参加。ちなみに小学校からは混合の部で3チームがエントリー、年々盛んになるこの大会を象徴しているようだ。

今回もステーアー(舵取り役)で参加した僕、舵を取ってブイを回るのは今回で4回目だったが、一度として満足にブイを回ったことがない。今回も理想とは程遠いコース取りになったしまった。ステアーは向いてないのかも。

アウトリガーレースのほかに、要岩を時計回りに一周してくるオープンレースも行われている。スイム、カヤック、パドル、サップetc人力なら何でもOKというレース。僕は今年初めてサップで参戦、頑張ってパドルしたのだが、中学生の子に負けて残念ながらサップ部門の2位。

若い人にはやっぱり敵いません、お年寄りはケガしない程度で楽しみなさいと言う事かな。


今年の開会式他










父島の夏と言えば、もう一つ、先週土曜日桟橋で久しぶりの釣行、新ムロ19匹をゲット。釣りのほうも夏本番かな。

ミニドック?

2016-07-03 06:22:17 | Weblog
オガマル入港日の朝、キーボードを前に久しぶりのブログ投稿。

そう、今日は新オガマルの営業運航初入港の記念すべき入港日。今まで11時30分だった入港時間が30分早まり11時となる。東京、父島間、旧オガマルの所要時間25時間半が新オガマルでは24時間に短縮されたためだろう。ちなみに父島出港時間も午後2時から3時半へと変更になる。

個人的には様々な思惑はあるが、荷役作業員はその時間に合わせるしかない、お仕事ですから。

さて入港日恒例、8時ころ防災小笠原のオガマル入港予定時間の村内放送が楽しみだ。

所で新オガマル、今日が正式営業運航だがすでに父島へ二度やって来ている。一度目が試験運行で6月21日に入港、22日に出港。そして二度目が6月26日に入港、27日に出港。このときは業界関係者等のご招待客を乗せ、積荷も少々。荷役作業もほんのさわり程度だが経験させて頂いた。そして27日の日は船内見学会も行われた。

その新オガマルの出港から今日まで約一週間、所謂島で言う所の「出航中」状態。通常の運行状態ではこの出港中は二日か三日。例年1月にある約2週間のオガマルのドック中以外はまず無い。

おかげさまでこの一週間島はとても静か、言ってみればミニドック状態。

そして、高気圧が島の上にデンと居座る事が多く安定した晴天が続き、青い空に青い海に凪、そして強い日差し。僕にとって父島の一番素敵な季節が続いている。

この間、小中学校の遠泳大会はここ数年でベストコンディションの下無事終了。そして7月の島の恒例行事に成長したアウトリガーレースの練習会も始まった。

今日のオガマルは700人近い乗船客とのこと、ミニドック明け?いよいよ父島の夏本番がやってくる。


新オガマルの試験航海、父島初入港。





垂直に切り立った、まるで砕氷船のような新オガマルの特徴的な船首。




先週の前浜。最高の状態が続き、前浜スイムは自衛隊までの往復に距離を延長、約20分。