小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ヴォーグとデート

2013-04-22 08:08:11 | Weblog
昨日の日曜日、僕の住んでいる奥村都住では、朝7時から住民による草刈。毎月一応第3日曜と言う事になっているようだが、雑草の伸び具合で中止になる月も有る。

昨朝は7時前にあいにくの雨模様だったが、カランカランと言う鐘の音を合図に予定通り行われた。僕は用務の仕事でも大好きなブッシュクリーナーでの草刈を担当。あのエンジン音と微妙な振動が何故かとてもお気に入りだ。

草刈の後は、我家に現在有る3台の自転車(収納スペースが無く、妻のランドナーとロードは娘の所へおきっぱ)のお掃除。我家の唯一の交通手段として日々大活躍のチャリ、せめて月に一度はお手入れしてやらないとネ。

そして、チャリメンテの後大いに迷った。この日は自転車掃除の後、久し振りにヴォーグでいつものコースをバイクライドと決めていたのだが、前日桟橋でのあのオオカミ事件。

自転車は止めて、釣・・・・・

しかし、あんな大物そう頻繁には出ないだろし、第一あのKパンのやり取りを見ていて、仮に僕の竿に来たとしても、僕の技術じゃまず取り込めないだろう。そしてなんだか不思議なのだが、あの大物を目の当たりにして逆に「今日はお休み、止めとこ」みたいな気持ちにも。

そんな訳で昨日は初志貫徹?久し振りにヴォーグといつもの夜明道路、小港、最後はウェザーのコースでおデート。金曜日から3日連続の早朝ジョグの疲れもあり、最後のウェザーの激坂は青息吐息、やっとの思いで無事上りきった。

雲の多い一日だったが、時折お日様も姿を見せ、i-Podしながらしばしノンビリ。流石にこの時期ザトウの姿も減ったようで、ブローを2度ほど確認。僕にとっては今年度のザトウ見納めかな。


写真は昨日のウェザーにて








丁度入港してきた貨物船共勝丸




こちらは全く関係ないのだが、一週間ほど前、日本国総理大臣が搭乗されていたと思われる飛行艇(一応敬意を表して?)






そして土曜日、息子、彼女、娘と我家でディナー。この日は珍しく和食。






オオカミ

2013-04-21 06:17:57 | Weblog
昨日の休日、いつもの様に桟橋での釣。先週Jムスがサビキでシマアジ2枚をゲット、まだシマアジはいると言う事で、飽きもせず気合の餌釣り。

午前中は全く反応が無く、午後となりで竿を出していた桟橋での顔見知りKパンが1キロ弱のシマをゲット、俄然やる気が出たのだが、結局餌がなくなるまで上がったのはデカムロ一匹、坊主よりはましだが最近シマとはどうも縁が無い。

道具を片付け始めた時、Kパンの竿が大きく撓った。ドラグが出てかなりの大物のようだ。僕は片付けの手を休め「タモですか?」Kパンに近づき様子を伺う。

ちょっとしたやり取りの後、急にラインが緩む「アレ、抜けた?」慌ててリールを巻くKパン、すると又竿が撓りラインが出始める。獲物がこっちに向かっていたのだ。「でかいササヨか?」(ササヨは良く岸に走ってきて、気を抜くと桟橋の下に潜られ仕掛けごとパーにしてしまう)しかし、それにしては強烈な引きだ。やがて横に走り出し、Kパンはそれに合わせ桟橋を右に左に、そんなやり取りが15分ほどあっただろうか。

やっと赤い浮が見え始めた。「橋本さん、魚の姿だけでも確認してよ!」「OK」固唾を飲んで見守る中ゆっくりとその姿が見え始めた。

「デカッ!白いぞ!」「エッ、シマアジ?」

ビックリするほど大きく綺麗な魚体が姿を現した。

「シマだ、橋本さん頼むよ!」とKパン。

タモを握り締めた僕は「OK」と答えた物の、緊張が走る。そして「慌てるな!」と自問自答。慌てず頭から一発で取り込まねばと気合を入れる。

Kパンがたくみに頭をこちらに向ける、今だ、その瞬間を逃すまいとすかさずタモを入れる。大きな頭がやっとの事で網の中へ、ギリギリのサイズだ。そして岸に引き上げるのがその重さで又一苦労。

尻尾がタモの外にはみ出た立派なシマが岸壁に上がった。

後で聞いたら、90センチ、6.8キロとの事。どれくらいの大きさのシマアジをオオカミと呼ぶのか知らないが、僕にとっては初めて見るサイズのシマ、これはオオカミでしょ。

Kパン、お見事、そしてオメデトウございます。

それにしても緊張したな・・・・

こんなビックチャンスにカメラが無く、写真は無し。

新年度

2013-04-10 06:19:15 | Weblog
しばらくブログ投稿オサボリしているうちに、新年度がスタートして早くも十日が過ぎようとしている。

異例のオガマル着発十連荘、怒涛の3月を何とかクリアー。好天には恵まれた3月だったが、雨が全くと言っていいほど降らず、渇水心配の話題もチラホラ。所が3月の末辺りから父島は山々にガスがかかり、まるで梅雨のようなハッキリしないお天気の連続。

そして我家にとって久し振りに完全OFFの先週の日曜日、内地も大荒れのお天気だったようだが、父島も大嵐。強風に雨、山々の木々や、グランドの芝には恵みのお湿りだったと思うのだが、楽しみにしていた釣りも出来ず、せっかくの休日が台無し。

前日から入港していた観光船パシフィックヴィーナスも、大荒れの天気に結局お客さんを下ろす事ができず、予定を早めて二見湾を出港して行った。

そんな日曜日だったが、夜は久し振りに娘に息子とその彼女が我家へ、楽しい夕食、そしてお喋りに花が咲いた。








一夜明け月曜日、小学校は始業式。そして昨日は小中高の入学式。小中は共有の体育館が会場。小学校が9時半開式、終了後慌しく会場を整理、再準備を済ませて中学の入学式が11時開始。ほとんど同じ顔ぶれのご来賓は、準備の間小学校図書室で待機と言う、毎年恒例の慌しい小中の入学式である。

そして、この後御来賓の方々は、午後からの高校の入学式が待ち構えている。ほとんどの方が入学式3連荘、お疲れ様でした。



小学校入学式の前日準備、そして当日の様子



毎年恒例、新一年生の似顔絵、今年は29名(左下は、担任の先生の似顔絵)ここ父島は少子化とは無縁?











二見港には好天の為一日遅れで入港してきたニッポンマル




昨日は好天に恵まれ入学式無事終了。新入生を迎え、小学校もいよいよ新年度本格スタート。用務のオジサンも頑張らないとネ!