小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

船遊び

2007-09-30 19:22:13 | Weblog
日曜日の朝、まずは妻と扇浦まで早朝ジョグ。今日も海は凪、我家を出たころはもう一つと思われたお天気も、ジョグを終えるころには日の出と共に明るさを増し、まずまずの空模様。

その後、僕は日曜日お決まりの早朝フリスビーへ。奥村グランドにチャリで向かう途中、後ろから来た軽トラに声をかけられる。矢口家のトウタンだ「コウさん、今日船で沖に出るけど、一緒にどう?」勿論断る理由は何も無く、二つ返事でOK。

その様子を聞いていたユウヤは「クソー、沖か、いいな、何で俺今日も仕事なの!」。そんなユウヤは、フリスビーの試合で勝利し、雄たけびを上げて仕事へと向かって行った。

僕の方は朝からジョグにフリスビーと早くも二汗?9時半にトウタンの船を置いてあるトビウオ桟橋集合まで、船遊びの用意。

今日は、矢口家御長女のエコちゃんは友達と遊ぶ約束優先との事で、矢口家トウタン、カータン、次女のイータンと我々夫婦総勢5人での船遊び。二見港を出てまずはイルカを求めて南下。ところが南島に近づくあたりから、ウネリが大きくなり北へ進路変更。その途端、カツオドリが水面に群れているのを発見。トウタンも初めて見る光景らしい。我々がゆっくり近づくと、やがて一斉に水面を飛び立ち、我々の上を何回か旋回して飛び去っていった。

残念ながら今日はイルカとの遭遇は無かったが、滝之浦でのムロ釣り、瓢箪島でのランチに泳ぎ釣り、弟島での大物狙い(これは残念ながら釣果無し)etc、夕方まで船遊びを楽しんだ。

ムロにアカバと大漁とは言えなかったが、釣果もまずまず。滝之浦で僕の竿に強烈な当りがあり、巻き切れないほどの手ごたえ、これをバラしてしまったのは残念だったが、大物は次回の楽しみにとっておくとしよう。

矢口家の皆さん、今日は本当にサンキューでした。又宜しくお願いします。次はエコちゃんも遊んでネ!

写真は、カータン、イータン、そして妻。

静かな週末

2007-09-29 17:43:41 | Weblog
昨日はオガマルの入港日。海はビックリするくらいのベタ凪、それでもオガマルは定刻20分送れ11時50分、三百数十名の乗船客を乗せ入港予定との事。学校の用務の仕事を10時で終え自宅へ帰ってみると、案の定留守電が入っていた。11時集合で昼休み無しの通し荷役、OK僕的には通しの方がありがたい。

乗船客は少なかったが、積み荷の量はいつもの標準、変わったところでは、組み立てられたプレハブが1棟、家を丸ごと下ろすのは初めてだった。オガマルもいろんな物を運んでくる。荷役の作業は3時前に終了、お疲れ様でした。

さてお休みの本日、ますは扇浦までジョグ。海は相変わらず鏡のようなベタ凪。今日は風も弱く、絶好のカヤックデイ。朝食後、土曜日恒例の入念なお掃除の後は、カヤック遊び。

今日は、海洋センターからまずオガマルの横を通って、前浜を目指した。途中以前荷役の仕事で一緒だったタケちゃんが、自慢の船でツアー中。枝珊瑚の上に船を止めシュノーケリング、「今日は休み~?」と船上から声をかけてくれた、僕のスキンヘッドにサングラスは遠くからでも目立つようで、良いのか悪いのか、まっ、良しとしとこう。

前浜で一休みした後は、二見港の出口を目指す、今日は海が良いのでちょっと遠出、あわよくば外海へとも思ったが、「オジサン、オバサンが無理して、人様に迷惑掛けてもネ」と妻と意見が合い、二見港の一番外にある三角の赤ブイを回って、野羊山(やぎゅうざん)下のビーチへ上陸。

その後はお決まりの境浦でのんびり。ランチの後はシュノーケリングでも遠出。海に向かって右手の岩場の先の方まで足を延ばす。通称シロボシと言われているあたりだと思うのだが、魚影の多さにビックリ。特に久し振りにお目にかかったウメイロモドキの群れは本当に綺麗だった。こんな時に限ってカメラ持ってないんだよネ!

それにしても、今日の湾内は本当に静か。入港中にもかかわらずカヤックツアーの姿は全く見られず、境浦で海を楽しむ人も島民の人だけ、観光の人の姿は全く見られなかった。

写真は静かな今日の境浦。

ウェザーwithオガ君

2007-09-27 19:14:50 | Weblog
毎朝チェックするネットの天気予報、父島は晴れ時々曇り、洗濯物は3時間程度で良く乾く、波1,5メートル、申し分のない予報だ。

さて本日も小学校の用務の仕事、この予報を見て迷いが二つ。洗濯物を外に出していくか、昼休み前浜で泳ぐかどうか、世の中平和だネ!内地の皆さんスイマセン。

我家の窓越しに見える空は、微妙な雲行き、洗濯物はカーテンレールへ、そして昼休みは久し振りにウェザーへ行ってみようと決めて出勤。天気予報今日は珍しく?(失礼)ほぼ当り。正確には晴れ時々曇りと言うよりは、曇り時々晴れと言ったお天気、とりあえず雨粒は落ちてきませんでした。

昼休みは予定通りウェザーステーションへ。途中オガツアーのオガ君がゲンチャリで追い越していった。こちらは久々のウェザーの上り、しかも丁度最後の難関、アクセルを開くだけで簡単に登っていくゲンチャリが羨ましく、嫉ましくも思えた。

汗だくでウェザーへ着くと、オガ君が「橋本さんでしたか?」にこっと笑って挨拶してくれた。分かっているくせに、このへんがオガ君の粋な所だ。その後、家族連れがランチでやってくるまで、オガ君と四方山話。

雲の占める割合が5割位の空模様だったが、海はベタ凪。母島もくっきり見えて、久々のウェザーは満足度100%。

「こんな海だったら、クジラのブロー、誰も見逃さないよネ~」僕の言葉に

「いつもこんな海で、一年中クジラいてくれるといいんですけど」とオガ君。彼はツアーガイドだからね。

写真はマッ平らな海をバックに、オガツアーのオガ君(何度も紹介したと思うのですが、彼の本名は小笠原なのです)

海が平行になるように意識して撮ったつもりなんだけど、なぜか右下がり。水平線が微妙に円いせいかな?


マイカー?

2007-09-26 19:12:13 | Weblog
「最近天気パッとしないね~」この所の小笠原の挨拶の定番になっている。

昨日もお昼前から真暗になり大粒の雨。ランチは本当に珍しく小学校でいただく。正確に記憶しているわけではないが、おそらく雨の為、学校内でのランチと言うのは、2、3回しかなかったと思う。その雨も程なく上がり、こんな事ならちょっと待てばよかったと後悔。

昨夜は中秋の名月との事だったが、父島でお月様が見れたのかどうか、早い夕食を済ませた後、我家でゴロゴロ、いけませんネ~。そんな時‘ピンポーン’こんな時間(と言うほど遅い時間ではないのだが)に誰だろう?と妻と顔を見合す。

我家の上の方が、「もう食事お済ですか、イシガキダイです」と綺麗にお皿に盛られた薄造りを持参してくれた。

「夕食は済んだんですけど、いただきま~す」正直にかつありがたくいただいた。僕は早晩酌の肴に数切れ。素潜りではいやと言うほどお目にかかっているのだが、食べるのは実は初めて。歯ごたえが有り、甘味が有って大変美味。お二階さんに感謝感謝だ。

さて、今日も小笠原の天気はハッキリしない。黒い雲が夜明け山のほうからやってきてポツリポツリ、しかし幸い今日は昨日のような激しい雨とはならす、前浜でランチ。時折雲間からお日様が顔を出すと、汗がどっと噴出してくるのだが、その陽射しも長くは続かない。太平洋高気圧もどこかへ行っちゃたみたいだし、しばらくこんな天気が続くのだろうか。

来週の土曜日は島を挙げての連合運動会、スカッとした青空を是非お願いしたいものである。

そんな運動会に備え、僕は昨日も今日もほとんど一日中グランドの芝刈り。写真は今や僕のマイカーになってしまった、お気に入りの芝刈り機。スピードは出ないがフォーストローク、単気筒のエンジンは良く粘る。

夏も終わり?

2007-09-24 17:16:31 | Weblog
昨日はブログ投稿の後、妻と一日カヤック遊び。二見湾に漕ぎ出すと、観光船が湾内にどんどん集まってきて、乗船客が次々と海に入りシュノーケリング。イルカの群れが湾内に入って来ていた様だ。

我々も近づいてみようかとも思ったが、時折襲ってくる強いブローの風波が有り、いくら湾内とは言え遠出は禁物と自重した。イルカを追いかける観光船を横目に、先日も上陸した通称トーチカビーチへ。カヤックツアーでやってきたエイチャンたちと合流、エイチャンがビーチの名前を教えてくれた。ビーチのすぐ後ろに、トーチカの跡が有る為、そう呼ばれているらしい。

トーチカビーチの後は、お決まりの境浦まで直行、これが向い風で思いのほか漕ぎでがあり、妻と2人で「腹へったー」と境浦到着後はすぐにランチ。その後はシュノーケリングに昼寝etc、連休中日をゆっくり過ごした。

さて本日、妻との早朝ランの後は、お別れフリスビーへ。海洋センターのスタッフが又1名、今日出航のオガマルで内地に帰る事になっており、急遽開催となった。世の中上手くできている物で、今日は新人さんが3名フリスビーに初参加。いまや自他共に認める部長のジュンちゃんが連れてきてくれた。彼女の人柄だネ、ジュンちゃん無くしてフリスビー部は有り得ないと言ったところだ。

新人さん3名を含め11名が集まり楽しくゲーム。こちらはジョギングの後でややヘバリ気味、走るのは若い連中に任せ、おじさんはのんびりゲームを楽しんだ。最後は、今日の主役ツチヤ君へ、一言添えてフリスビーを皆でパス。

その後、僕はオガマルの荷役の仕事。今月2度有った3連休も今日でお終い。小笠原の観光シーズンも一段落と言う事になるのだろうか。そんなオガマルの出航を悲しむかのように、出航15分くらい前から大粒の雨。幸い2時の出航の時には雨も上がり、多くの見送り船に送られてオガマルは竹芝へと向かって行った。

タラップの横で、手を振り、別れを惜しむ海洋センターのスタッフ達と一緒に、僕もヘルメットを回して、ツチヤ君を見送った。

雨上がりの風が、何となく物悲しく、肌寒さを感じるのは気のせいかな。

写真は、昨日の力強い?妻のパドリング。