小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

トレーラーハウス

2006-06-29 19:52:16 | Weblog
昨日はブログ投稿サボってしまい失礼。

実は7月から仕事の決まった小笠原小学校で午後から用務の仕事の引継ぎ、そのまま歓送迎会、大好きな生BEERを頂きいい気分で帰宅、ブログはお休みさせていただきました。

今朝も二日酔いではないのだが、なーんとなく頭が重い状態でボランティアへ、ところが何とこんな日に限って海からの天然浜パトロール。気合を入れ直し本日も凪のコバルトブルーの海へ。

以前陸路から行った初寝浦、北初寝浦、初めてとなる無人島の東島、前回行った兄島のビーチ、昼食を挟んで丸一日ギラギラの太陽に熱く焼けた砂と格闘したが、やはり今年はアオウミガメの産卵は少ないようで卵の発見数は昨年に比べるとかなり減っている。それでも小笠原の素晴らしい海での業務は気持ちがよく、頭の重さはどこかへ吹き飛んでいた。

ところで本日の写真、そうトレーラーハウスだね、欧米系の住民が結構多いせいもあるのかここ小笠原ではよく見かける。我々も1月に来島した折、荷物の配達が翌日という事で、アパートの大家さんがツーリスト向けの宿として使っているトレーラーハウスに急きょ1泊させていただき大助かりだったのだが、その中の素晴らしさにビックリ。大型冷蔵庫にオーブンレンジ、リビングから寝室、豪華な2LDKのマンションである。

写真のトレーラーハウスは海洋センターの男性ボランティア部屋。現在の住民はカンちゃんにシンちゃん、外見はカッコイイのだが中ははたして豪華マンションの一室??? 想像にお任せします。


レイ

2006-06-27 19:53:40 | Weblog
関東地方は梅雨の晴れ間が2,3日続きそうだね、最高気温も小笠原とそんなに変らなくなってきてる。

小笠原の日差しは確かにメチャクチャ強いんだけど真夏は小笠原の方が内地より過ごしやすいんじゃないかって思う。木陰はホント気持ち良いし、暑さも人工的な暑さではなく、自然の暑さなんだ。
そしてあのむちゃくちゃクーラーの効いた電車やオフィスも無く体も温度差にビックリする事もない。

一応備え付けてあったクーラーもたぶん我家では使う機会無さそうである。妻も僕も元々クーラー嫌いで内地にいた時から一夏に片手でお釣が来るくらいしかクーラーは使用してなかったんだから当たり前か。

燦々と降り注ぐ日差しの中、海洋センターのボランティアへ。

今日は17歳のメスのアオウミガメ、ソノコを隣の水槽へ移す事になり男性軍は水槽の中へ、そこでボラのシンちゃんがカメって本当に乗れるのかなとソノコにまたがったんだけど、これが乗れちゃうんだね。勿論ほんの数秒間だったけどソノコ、シンちゃんを背中に乗せて水槽の中をゆっくり泳いでいた。それを見ていたカンちゃん僕もと浦島太郎気分である。若いって良いね、二人は19と24だ。
100キロは優に超すソノコも無事隣の水槽へ、思ったよりもスムーズだった。

さて昨日は醜い?写真で失礼したのでお口直しに綺麗なレイの写真を。
昨日はオガマルの出航日、お見送りに普通はハイビスカスの花をプレゼント、もらった人は湾内でその花を海に投げる、その花が岸に流れ着けば再び小笠原に帰ってこれるという言い伝えがある。
ここ海洋センターでは毎回手作りのレイをプレゼント、しかも材料は全てセンター内で調達した物である。

写真は手作りのレイと茶目っ気たっぷり、製作者の1人ボラのノリ。


鶏小屋完成

2006-06-26 20:02:00 | Weblog
本日も当然の如く小笠原は真夏の太陽、気持ちよく一週間の始まりである。

今日はオガマルの出航日、海洋センターは出航前の午前中の時間を使っての来館者が結構ある、今日は特に亀に興味をお持ちの女性3人がタイマイ(甲羅がベッコウの材料になる)の磨きを手伝ってくれて大助かり。

そして午後は例の鶏小屋の最終仕上げ、僕がOFFだった土日他の男性人もOFFの人がいたりしてまだ未完成状態、今日は残っていた屋根の部分を木の枝を使って組み上げ見事?完成。旧鶏小屋に比べ5割り増しの広さ、水はけも格段に良いはず、出入り口も使いやすくなり、造った我々4人にとっては満足度120%の出来栄え。そして特筆すべきは、廃材等を利用し材料費ゼロと言う事、後は放し飼い状態の数羽の捕獲である、これが結構大変そうなんだけど、また明日のお楽しみ。

ところで最近のコメントにこの場を借りてご挨拶。

Hamichanいつもコメント有難うございます、「てくてく歩き、伊豆七島小笠原」懐かしい本です。昨年10月末小笠原旅行を決めた時、小笠原関係の本を探しに本屋へ行ったのですが、時期的な事もあったのでしょう、はっきり言って小笠原に関する本はこの本しかありませんでした。この本1冊を頼りに来島した頃を懐かしく想いだしました。あの頃から今の生活はとても想像出来ませんが、元気にこうしてブログを投稿出来ているのは、きっといい選択だったという事でしょう。

一杯の036さん、耳は相変わらず抜けが悪くせいぜい7~8メートルといった所かな、鼓膜も年を取って益々抜けが悪いようです。今年の夏は御宿ですか、懐かしいですね、御宿の海と空気を存分に楽しんでください。それから、クマザサハナムロは沖縄でグルクンと呼ばれている魚だと思います。

で、本日の写真は完成した鶏小屋の前で記念撮影、肝心の小屋は全然写ってないうえに、裸で失礼!
左からボラのカンちゃん、シンちゃん、スタッフのアブさん、そして僕。

真夏コペペ

2006-06-25 17:35:50 | Weblog
本日はお久し振りにコペペ海岸へ自転車で、妻のイエローのアルプスも久々の登場だ。

妻はデイバックにお弁当と飲み物他、僕はダイビングバックに2人分の3点セット、ウエット、焼酎のペットボトルに4リトルの水(シャワー代わりに使う)、結構な重量で扇浦先の上りはかなり応える、コペペに付く頃には2人とも大汗に荒い息である。

コペペは予想通り鏡のようなベタ凪、ジロウくんがカヤックツアー出廷準備中
「久し振りだねー」
と声を掛けられる、コペペにお弁当持って来るのはいつ以来かな、来島当初はホントよく来てたんだけどね、ウインドやりだしたせいかな。

その後エイチャン達も大勢のお客を連れてやってきた、今日はカヤック5艇での出艇、頑張ってるな。

我々も久し振りのコペペの海へ、水温もかなり上がっており透明度もまあまあ、魚も結構いて一時期のコペペに比べるとかなり上向き、クマザサハナムロの群れがとても綺麗だった。

その後コペペは大賑わい、勤務先の同僚が家族連れで集まりBBQ、カヤックを持った家族連れが3組ほど子供を乗せてカヤック遊び、観光の人も大勢シュノーケリング、こんなに人口密度の高いコペペは初めてだ。たまたま午前中のOFFを利用して水泳特訓に来た海洋センターのボラ、ノリとマコが車の多さにビックリしていた。

小笠原も真夏モード突入と言った所かな、小港海岸には夏の時期だけ売店がオープンするらしいし、夏休みに入るとコペペの人口密度もこんなものではないのかも。

夏至をちょっと過ぎたばかり、流石に日差しはものすごくいつもは好んで日向にいる僕も今日は木陰に避難した。

写真は今日のコペペ、内地の感覚だとガラ空きのビーチだけど、写真に撮るとこんな風にしか撮れないんだ、ビーチ全体には沢山人がいるんだけどネ。

風の吹かない小笠原

2006-06-24 17:38:05 | Weblog
本日は土曜日、妻も僕もお待ちかねの休日である。最近は我家の定番メニューになりつつある夜明け道路1週のジョグへ。今日は雲に日差しを遮られる事もなく、おまけに風も無い、オジン、オバンにはなかなか辛いランとなる。

出だしの登り途中でゲンチャリのヤマちゃんに声を掛けられる。
「おはよう、どこまで行くの」
「おはようございまーす、1周でーす」
「頑張るねー、それじゃ」
彼には来島当時証明写真等で色々お世話になったのだが、前回の失業保険認定日にバッタリ合ってビックリ、仕事辞めたそうだ。今では失業保険受給仲間、いつか彼の船で大物釣りに連れて行ってくれることになっていて、楽しみだ。

その後もヤグッチャンのご主人他何人かの顔見知りの人と挨拶を交わしながら何とか無事完走。イヤー今日はホンマニ暑かったです、でも小笠原の本当の暑さはこれからなのかも、まあ無理せず頑張りまーす。

さてジョグの後は前浜でランチ、これもほぼ恒例になりつつあるね、そして風があればウインドと思ったのだが、ここ2週間ほど全然風が吹いていないのです、海はベタ凪でマリンレジャーにはバッチリなんだけどウインドは風がないと話しにならない、明日も風はどうやら期待できそうにもなく、しばらくウインドはお預けとなりそう。こればかりは自然が相手、どうしようもない、吹くまでまとう何とやら!

ウインドは諦め、前浜でシュノーケリング、防波堤先の水深10メートル位の所でハタタテダイの群れに遭遇、かなりの数で真っ青な海の色に映えてとても綺麗だった。その後エイ2匹が砂の上を悠然と飛行中、こちらは又違った魅力である。

風が無くても小笠原の海は十分すぎるほど楽しませてくれる、贅沢言っちゃいけないネ。

写真は快晴無風ベタ凪の今日の前浜。