小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

バイクシューズ

2015-06-20 17:34:40 | Weblog
内地での僕の趣味の一つ、トライアスロンのレースやトレーニングで愛用していたシディのバイクシューズ。こちらに来てからも、解れ掛けたベルクロのベルトを補修したりしてだましだまし使っていたのだが、ヒールのプラスティック部分が割れてしまい流石に使用は不可能状態。購入以来おそらく15年以上は経過しているし、まあよく頑張ってくれた、ご苦労様でした。

バイクシューズが無いと恋人ヴォーグとのデートもままならず、早速ネットの通販で新しいシューズを購入した。

一番ポピュラーなシマノのシューズにしたのだが、最近はサイズが細かく設定されており、おまけに同じサイズに幅広使用まで用意されていてビックリ。熟考の末25.8の幅広使用を選択した。

そして完全0FFの本日、父島は天気は良いのだが、南西の風がやや強く海もやや時化気味。サップもできなくは無いがベストコンディションとは言いがたく、新品のシューズも購入したし久々にヴォーグとのデートを選択。

いつものように夜明け道路を時計回りに周り、小港、農業センター、新浄水場、湾岸通りから最後はウェザーステーションの激坂を上るコース。

新しいシューズのサイズはピッタリ、相変わらず途中何箇所かある激坂では顎が上がったが、何とか上り切ることができた。

そして大汗を心地よく乾かしてくれる南西の風に吹かれながら、ウェザーでi-podしながらのんびり。久しぶりのウェザーを満喫。


途中小港園地での一枚




ニューバイクシューズ






ウェザーからの眺め










硫黄島2015

2015-06-17 17:15:43 | Weblog
先週の土曜夜9時父島出港、火曜日早朝6時父島帰港の日程で今年も硫黄島へ行って来た。

硫黄島の水不足で上陸できず洋上墓参になった時を除き、僕にとっておそらく8回目の硫黄島と言う事になる。

我々荷役作業員の仕事は、沖止めしたオガマルから上陸する人や荷物の通船と、そのためのボートのオガマルへの積み下ろしがメイン。仕事の空き時間は、基本的にフリー。

初めの頃はとにかく上陸、島内を案内してもらった。そしてある程度島の様子が分かってからは、自転車で島中を走り、その次は徒歩とジョギングで島を制覇。今から思えば若かったな、なんて思ってしまう。

今回は通船のお手伝いで、硫黄島の玄関口‘釜岩’には上がったが、初めて本当の意味での上陸はしなかった。

硫黄島に関しては色々なご意見があると思うし、僕なりの考えもあるが、ナイーブな問題だし公の場でのコメントは差し控えることにする。

ただ今回の硫黄島、僕が経験した中では一二を争うほどのグッドコンディション。凪の海にほぼ快晴の二日間、状況によっては本当に冷や汗物の通船の時もあった事を考えると、素晴らしい硫黄島墓参だった。

そしてこの硫黄島墓参、常々、冗談半分本気半分で「もう一生オガマルには乗らないかも=内地へは行かない」と言っている僕にとっては、唯一父島を離れて寝泊りする機会。妻にとっても、僕のためにめんどくさい晩飯の用意をしなくてすむし、一人暮らしを楽しめる数少ない機会。

そんな訳で、我が家にとっては結構意味深い三日間なんだよネ。


今年の写真は、上陸しなかったのでオガマルからの数枚。





















夏ですか?

2015-06-04 05:39:02 | Weblog
先月台風の接近があった小笠原、その後沖縄地方の入梅と時を合わせるように、どんよりとした曇り空、時折の雨、やや強めに吹き続ける南風、僕の大嫌いな雨期に突入。

島の草木、小中学校グランドの芝、そして大事な飲料水etc・・・島の生き物には必要な恵みの雨と分かってはいるのだが、それでもやはりこの時期が僕は大の苦手だ。

先週末も山はすっぽりと雲に覆われ時折の雨、そしてものすごい湿度。

晴耕雨読と言うけれど、僕の辞書に雨の日の読書は無い。仕方なく?悪天候にもめげず、久しぶりに夜明け道路をゆっくりジョグ、そして決してサップ日和とはいえないウネリと風の中、二見湾内を意地のパドリング。

傍から見れば「あほ!」だろうけど、家の中でごろごろしているよりはずっとましだ。

そんな小笠原の雨期も、九州や西日本の入梅とともにどうやら終わりを告げそうである。今週の月曜から強い日差しが戻り、この先の週間予報でもお日様マークがずらりと並んでいる。

いよいよ僕の大好きな季節の到来。

と、大喜びしたい所なのだが、夜明け道路のジョグと意地のパドリングがたたったのか、腰痛発生、歳ですネ。

夏と言えば、愛犬キラリは大の苦手。これからしばらく彼女にとっては辛いお散歩。


写真は、桟橋で爪を切ってもらうキラリ。








そしてこちらはこの時期に綺麗な花を咲かせる鳳凰木。








娘が島で仕事をしていた頃、勤務先の目の前に有り、落ちた花の掃除が仕事始めと言っていたのが懐かしい。